エンタメ読書界、期待の新鋭――新馬場新(しんばんば・あらた)氏の意欲的書下し長篇『歌はそこに遺された』が、徳間書店より発売!
2025年5月30日(金)、全国の書店・ネット書店で発売!
株式会社徳間書店 (本社:東京都品川区上⼤崎 代表取締役社⻑:⼩宮英⾏)は、新馬場新氏の最新長篇『歌はそこに遺された』(https://www.tokuma.jp/book/b663126.html)を5月30日(金)に発売いたします。

『答えのない時代に、創る意味を問う。その覚悟に心から敬意を』
――池澤春菜(声優・作家)
『ネットとAIで「本物」と「正しさ」を見失った世界を撃ち抜く1冊!』
――宇田川拓也(ときわ書房本店)
彼女は死後、
世界一の歌姫になった。
今世紀最もエモい、
近未来法廷ミステリーの誕生!
■本書のあらすじ
「私と一緒に、ストーリーを作ろう。君が歌うからこそ意味がある理由を作ろう」
新進女性シンガー、荒井海鈴(あらいまりん)が殺された。彼女の遺作『人魚』は、死をきっかけに大ヒットする。生成AIの楽曲が隆盛の時代に、生身の人間の作った曲がここまでバズるのは異例だった。「あれを作ったのは、AI」と嘯く、海鈴殺害の容疑者・備藤龍彦(びとうたつひこ)の言動に違和感を覚えた東京地検公判検事の堂崎千也(どうざきせんや)は、独自調査の一環で、彼女が所属していた事務所を訪ねる。社長の椎名栄弥(しいなえいや)は、一般的な芸能事務所の顔とは別に、レッスン提供を主体とした怪しげなビジネスに手を染めているようだった……。
『沈没船で眠りたい』で読書界を唸らせた気鋭が贈る、今世紀最もエモーショナルな近未来法廷ミステリー!
■本書序章より抜粋

■著者コメント
変化し続ける社会の中で、人は何を遺すことができるのか。
正義の形が揺らぎ、かつてSFとして描かれていた恐怖が現実となりつつある今、私たちはどう生きるべきなのか。
そうした問いを見つめながら、遺された一曲の歌を通じて、人間の心に潜む痛みと、時代に抗う人たちの姿を描きました。
この物語が、変わりゆく時代における「遺す」という行為の意味を、読者の皆様とともに考えるきっかけとなれば幸いです。
――新馬場新
■著者プロフィール
新馬場新(しんばんば・あらた)
1993年神奈川県生まれ。明治大学法学部卒業。2020年『月曜日が、死んだ。』で第3回文芸社文庫NEO小説大賞を受賞しデビュー。22年『サマータイム・アイスバーグ』で第16回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞。その他の著書に『沈没船で眠りたい』(双葉社)、『十五光年より遠くない』(ガガガ文庫)などがある。一般小説、ライトノベルのみならず、ゲームのシナリオライターとしても活動中。日本SF作家クラブ会員。
■書誌情報

タイトル:歌はそこに遺された
著者:新馬場新(しんばんば・あらた)
定価:2,310円(税込)
判型:四六判並製
ページ数:368ページ
発売:2025年5月30日(金)
ISBN:978-4-19-865998-1
【徳間書店】
https://www.tokuma.jp/book/b663126.html
【Amazon】
https://www.amazon.co.jp/dp/4198659982
●初出
本作品は書下しです。
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