「日本企業の労働力クライシスを救う。」ビースタイルグループ、社会変革本部を設立し中小企業の人的資本経営を推進
生活背景と働き方のダイバーシティを実現し、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)を重視した人的資本経営強化を推進
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、日本の生産年齢人口は、2040年までに約1,300万人減少するとされています。すでに採用活動に苦戦している企業も多いなか、このまま放置してしまうと、比較的採用に苦戦しにくい大手企業よりも日本の99.7%を占める中小企業にとって、事業継続自体が難しくなるという深刻な問題となりかねません。
他方で、上場企業を中心とした大企業では、人的資本経営においてダイバーシティ&インクルージョン(D&I)が重要視され、情報開示の動きが進んでいます。しかし、中小企業では人的資本経営を推進する手前の「人材の採用」に課題があるケースも多く、当社では中小企業こそ性別、年齢、国籍だけではなく、より「広義のD&I」を取り入れていく必要があると考えています。
当社の考える「広義のD&I」とは、人それぞれの背景や働き方という軸であり、働きたくても制約があって働けない人や、もっと働きたいのに慣習や社会的ルールの制限によって働けない人等の、潜在労働力の活用を意味しています。
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一般的なD&I | 性別(LGBTQ) 年齢(定年) 国籍 障がい |
ビースタイルの考える 「広義のD&I」 | 年齢(50歳以上) 就業場所(テレワーク) 生活背景(家事/育児/介護/病気治療との両立) 働き方(時短/副業、業務委託) |
ビースタイルグループはこれまで、潜在労働力と捉えられていた主婦層の就労支援と採用促進を、20年にわたって行なってまいりました。この潜在労働力の発掘・活用のノウハウを応用して「広義のD&I」を実現することで、主に日本の中小企業における採用難を打開すると共に働き手にとっても働き方の選択肢が広がり理想的な働き方が実現しやすくなると考えています。
この「広義のD&I」の社会への実装・日本の中小企業における人的資本経営の推進を目的として、この度「社会変革本部」を設立し、以下のような活動を行なってまいります。
「広義のD&I」の社会的実装のため、多様なリソースをどこから調達し、どんなポジションに置くことで日本の中小企業の永続的採用と事業継続を実現するかを手引きするポートフォリオの開発
「広義のD&I」を推進するにあたって必要となる社会的なルール変更を見据えた、国への提言やロビー活動
「広義のD&I」をどれだけ社会に広められたか(年齢や生活背景等の制約があっても労働力としてどれだけ支援できたか)を測るモニタリング。「b-style Happiness Production/ビースタイルしあわせ生産量」として定期的に公開
■社会変革本部のVISIONと方針
■事業を通じたBHP(b-style Happiness Production/ビースタイルしあわせ生産量)
※2023年4月~6月のデータを記載
※*は、アンケートの回答を元にした推定値。信頼度95%・標本誤差±1%~30.7%。
いつまでも、自分の求めるままに
年齢
50歳以上就業支援数:1,040名
就業場所
リモート勤務での就業支援数:373名*
生活背景
家事/育児と仕事の両立就業支援数:1,940名*
介護と仕事の両立就業支援数:161名*
病気治療と仕事の両立就業支援数:87名*
働き方
パート/時短就業支援数:2,248名*
業務委託:133名*
副業/ダブルワーク:710名*
価値ある働き方を
給与上昇回答数:934名*
DX推進数:25件
■ビースタイルグループ内のBHP (b-style Happiness Production/ビースタイルしあわせ生産量)
※2023年8月時点
※()内は、従業員に占める比率
※*は、アンケートの回答を元にした推定値。信頼度95%・標本誤差±2.4%~4.5%。
年齢
50歳以上:53名(13.2%)
就業場所
在宅・リモートで働ける(一部在宅も含む):329名(81.7%)*
生活背景
家事/育児と仕事を両立:180名(44.7%)*
介護と仕事を両立:31名(7.8%)*
病気治療と仕事を両立:36名(9.1%)*
働き方
時短/パートの働き方を実現:119名(29.5%)
業務委託:112名
副業/ダブルワーク:11名(2.7%)
■代表コメント
株式会社ビースタイル ホールディングス 代表取締役社長 三原邦彦
ビースタイルは創業当初から、「時代に合わせた価値を、創造する。」を経営理念に掲げてきました。社会変革本部を立ち上げ、これからの取り組みを検討する中で、改めてビースタイルの事業拡大と”社会変革力”とも言える社会への働きかけは切っても切り離せないものと感じています。
当社が創業以来取り組んできたのは「しゅふの雇用創出」という領域でしたが、ご紹介するしゅふの方がどんなに優秀でも、受け入れる企業側に、短時間で働きたい、子どもが体調を崩したらお迎えに行かなければならない、という事情をご説明し、ご理解いただく必要がありました。交渉を続けた結果、そういった事情を受け入れることが、優秀な人材の採用につながったという声を、多くのお客様からいただいてきました。社会変革力をもって、1人、1社と少しずつ理解を得てこられたのだと感じています。
コロナ禍を経てより急速に柔軟な働き方への対応が迫られる今、しゅふだけでなく、多様な背景を持つ方々が働き手として企業に関わっていく時代になっています。働き手にとっての課題と、企業にとっての課題、その両方を解消し、労働人口減少という社会問題をも解決出来たらこんなに素晴らしいことはありません。今回立ち上げた社会変革本部の活動を通して、国や社会への働きかけも行い、社会変革を推進してまいります。
■<ビースタイルグループについて> https://www.bstylegroup.co.jp/
『時代に合わせた価値を、創造する。』という存在意義 -PURPOSE- のもと、その時代の社会問題や人々の不便を革新的な事業によって解決しようと取り組んでいます。創業以来、しゅふの雇用をのべ17万人以上創出してきた「しゅふJOB」や多様な働き方×ハイキャリアを実現する「スマートキャリア」、すきま時間で働く「ご近所ワーク」など人材サービス事業を主軸に、業務自動化支援にも取り組み、使命 -MISSION- 『「はたらく」をもっと、しあわせに。』を、人と仕事の適材適所によって実現してまいります。
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