【直木賞候補作決定】住田祐『白鷺立つ』が第174回直木賞にノミネート!
株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区 社長:飯窪成幸)から2025年9月10日に刊行された、住田祐(すみだ・さち)さんの『白鷺立つ』が、第174回直木三十五賞にノミネートされました。
比叡山の〈千日回峰行〉に挑む2人の仏僧を描いた衝撃作『白鷺立つ』は、第32回松本清張賞受賞作にして、住田さんのデビュー作。松本清張賞受賞作がいきなり直木賞候補となるのは、2004年の『火天の城』(山本兼一さん)以来、21年ぶりです。また、デビュー作でのノミネートは逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』以来です。
第174回直木賞の選考会は2026年1月14日(木)に都内で行われます。


◼︎ 直木賞ノミネートにあたって、住田祐さんからのことば
「まさか直木賞の候補作に選ばれるとは、思ってもいませんでした。あまり期待はせず、これからも〝行不退〟の一念で書いていこうと思います。」
◼︎『白鷺立つ』内容紹介
玉照院の師弟は〝やんごとなき秘密〟を抱えていた。
天明飢饉の傷痕いまだ癒えぬ比叡山延暦寺に、行不退——失敗すれば死といわれる〈千日回峰行〉を成し遂げようとする二人の仏僧がいた。
歴史に名を残すための闘いは、やがて業火となり叡山を飲み込んでいく。
◼︎著者インタビュー紹介
▼「本の話」ポッドキャスト
【著者が語る】松本清張賞受賞作『白鷺立つ』の読みどころを作者・住田祐さんが解説!
【著者が語る】直木賞作家・安部龍太郎×松本清張賞作家・住田祐「歴史小説に挑む」
▼「文藝春秋PLUS」対談
【+BOOK TALK】小川哲×住田祐「歴史の“空白”から生まれる小説」
◼︎「こんなにスリリングで面白いとは!」——書店員さんからの声
ひたすらに修行に勤しむ僧たちのお話が、こんなにスリリングで面白いとは!......住田祐さん『白鷺立つ』に驚愕した書店員さんの声をご紹介!

◼︎著者プロフィール
住田 祐(すみだ・さち)
1983年、兵庫県生まれ。会社員。
2025年、本作『白鷺立つ』で第32回松本清張賞を受賞しデビュー。
◼︎ 書誌情報
書 名:『白鷺立つ』
著 者:住田祐
定 価:1760円(税込)
出版社:株式会社文藝春秋
判 型:四六判 上製カバー装 304ページ
発売日:2025年9月10日
ISBN:978-4-16-392014-6
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