J.フロント リテイリングが、事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブ「RE100(Renewable Energy 100%)」に加盟
大丸松坂屋百貨店を子会社に持つJ.フロントリテイリング株式会社は、このたび、事業活動で使用する電力を 100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブ「RE100(Renewable Energy 100%)」に加盟しました。
「RE100」は、国際環境 NPO である「The Climate Group※1」が、「CDP※2」とのパートナーシップ
の下に運営する国際的イニシアチブで、事業活動で使用する電力を 100%再生可能エネルギーで調達する
ことを目標とする企業で構成されています。2020 年9月8日現在、全世界で 254 社、そのうち日本国内
では 38 社が加盟しています。
※1 ロンドン・ニューデリー・ニューヨークに拠点を有する国際 NPO。地球温暖化を 2°C未満にするための気候変動対策を推進することをミッションに掲げている。グローバル市場や政策を牽引する企業や行政機関との強固なネットワークを通じて、気候変動対策の推進を更に加速させている。
※2 温室効果ガスの排出量削減や水資源と森林の保護のために企業や行政機関を先導する国際 NPO。世界の機関投資家の支援を受けながら、数多くの企業や都市で使用されている環境情報開示システムを運用し、データ分析と専門家の知見をグローバルに提供している。
当社グループの目標
当社グループは、優先して取り組むべき5つのマテリアリティの一つである「低炭素社会への貢献」を最重要課題と位置づけており、全社一丸で戦略的に取り組みを進めています。
当社グループは、2019 年5月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の最終報告書(TCFD提言※1)に賛同しました。また、同年 10 月には、2030 年を見据えた中長期温室効果ガス削減目標が、「SBT イニシアチブ※2」に認定され、SBT により認定された目標達成に向けて、TCFD 提言を当社の気候変動対応の適切さを検証するガイドラインとして活用しています。
当社グループは、温室効果ガス排出量の約 80%が店舗からの電力使用である現状を踏まえ、温室効果ガス排出量削減への取り組みは、電力の使用に重点を置くことが重要であると考えています。そのため、「RE100」への加盟により、事業活動で使用する電力の再生可能エネルギーへの切り替えを強化・推進していきます。
※1 2017 年に TCFD が公表した、投資家が企業の気候関連リスク・機会を適切に評価するための開示フレームワーク。企業が気候関連の「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の 4 項目についての情報を開示することを求めている。
※2 2015 年に WWF および CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)が共同で設立。世界の平均気温の上昇を「2 度未満」に抑えるために、企業に対して科学的な知見と整合した削減目標を設定するよう求めている。
●当社グループの再生可能エネルギーへの取り組み
当社グループの主要事業会社である大丸松坂屋百貨店は、2019 年 3 月、本社ビル(東京都江東区)で使用する全ての電力を再生可能エネルギーに切り替えました。また、大丸心斎橋店本館および南館は、同年 9 月のグランドオープンに合わせて、館内で使用するすべての電力を再生可能エネルギーに切り替えました。また、パルコは、2019 年 10 月、池袋パルコ(P ́館)および調布パルコで使用する電力の一部を、再生可能エネルギーへ切り替えました。
これらの取り組みにより、2019 年度における、再生可能エネルギーへの切り替えによる温室効果ガス排出削減量は、2018 年度比で約 6,000t-CO2 となりました。これは、温室効果ガス排出削減量全体のうち、約 30%を占めており、当社グループの温室効果ガス排出量削減に大きく貢献しました。
当社グループは、今後も、大丸松坂屋百貨店やパルコの自社保有店舗を中心に、再生可能エネルギーへの切り替えを強化・推進していきます。また、その他の店舗および事業所についても、再生可能エネルギー電力証書の購入等を実施し、当社グループの事業活動で使用する電力を 100%再生可能エネルギーで調達することを目指します。
●RE100 ヘッド、サム キミンズ氏からのメッセージ
●J.フロントリテイリンググループのサステナビリティに関する取り組み
・統合報告書
https://www.j-front-retailing.com/english/ir/library/annual.php
・サステナビリティレポート
https://www.j-front-retailing.com/english/ir/library/sustainability.php
・J.フロントリテイリング株式会社ホームページ サステナビリティページ
https://www.j-front-retailing.com/english/sustainability/sustainability.php
・第 13 期有価証券報告書
https://www.j-front-retailing.com/ir/library/statement.php
の下に運営する国際的イニシアチブで、事業活動で使用する電力を 100%再生可能エネルギーで調達する
ことを目標とする企業で構成されています。2020 年9月8日現在、全世界で 254 社、そのうち日本国内
では 38 社が加盟しています。
※1 ロンドン・ニューデリー・ニューヨークに拠点を有する国際 NPO。地球温暖化を 2°C未満にするための気候変動対策を推進することをミッションに掲げている。グローバル市場や政策を牽引する企業や行政機関との強固なネットワークを通じて、気候変動対策の推進を更に加速させている。
※2 温室効果ガスの排出量削減や水資源と森林の保護のために企業や行政機関を先導する国際 NPO。世界の機関投資家の支援を受けながら、数多くの企業や都市で使用されている環境情報開示システムを運用し、データ分析と専門家の知見をグローバルに提供している。
当社グループの目標

2050 年までに事業活動で使用する電力を 100%再生可能エネルギーにすることを目指します (中間目標)2030 年までに事業活動で使用する電力を 60%再生可能エネルギーにすることを目指します。 |
当社グループは、優先して取り組むべき5つのマテリアリティの一つである「低炭素社会への貢献」を最重要課題と位置づけており、全社一丸で戦略的に取り組みを進めています。
当社グループは、2019 年5月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の最終報告書(TCFD提言※1)に賛同しました。また、同年 10 月には、2030 年を見据えた中長期温室効果ガス削減目標が、「SBT イニシアチブ※2」に認定され、SBT により認定された目標達成に向けて、TCFD 提言を当社の気候変動対応の適切さを検証するガイドラインとして活用しています。
当社グループは、温室効果ガス排出量の約 80%が店舗からの電力使用である現状を踏まえ、温室効果ガス排出量削減への取り組みは、電力の使用に重点を置くことが重要であると考えています。そのため、「RE100」への加盟により、事業活動で使用する電力の再生可能エネルギーへの切り替えを強化・推進していきます。
※1 2017 年に TCFD が公表した、投資家が企業の気候関連リスク・機会を適切に評価するための開示フレームワーク。企業が気候関連の「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の 4 項目についての情報を開示することを求めている。
※2 2015 年に WWF および CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)が共同で設立。世界の平均気温の上昇を「2 度未満」に抑えるために、企業に対して科学的な知見と整合した削減目標を設定するよう求めている。
●当社グループの再生可能エネルギーへの取り組み
当社グループの主要事業会社である大丸松坂屋百貨店は、2019 年 3 月、本社ビル(東京都江東区)で使用する全ての電力を再生可能エネルギーに切り替えました。また、大丸心斎橋店本館および南館は、同年 9 月のグランドオープンに合わせて、館内で使用するすべての電力を再生可能エネルギーに切り替えました。また、パルコは、2019 年 10 月、池袋パルコ(P ́館)および調布パルコで使用する電力の一部を、再生可能エネルギーへ切り替えました。
これらの取り組みにより、2019 年度における、再生可能エネルギーへの切り替えによる温室効果ガス排出削減量は、2018 年度比で約 6,000t-CO2 となりました。これは、温室効果ガス排出削減量全体のうち、約 30%を占めており、当社グループの温室効果ガス排出量削減に大きく貢献しました。
当社グループは、今後も、大丸松坂屋百貨店やパルコの自社保有店舗を中心に、再生可能エネルギーへの切り替えを強化・推進していきます。また、その他の店舗および事業所についても、再生可能エネルギー電力証書の購入等を実施し、当社グループの事業活動で使用する電力を 100%再生可能エネルギーで調達することを目指します。
●RE100 ヘッド、サム キミンズ氏からのメッセージ

We are delighted to welcome J. Front Retailing Group to RE100. Japanese companies are stepping up asleaders in this global movement, sending a powerful message that renewable electricity makes businesssense. The time to act is now, and we urge other companies to follow J. Front’s lead and make the RE100commitment. |
<ご参考(関連リンク)>
●J.フロントリテイリンググループのサステナビリティに関する取り組み
・統合報告書
https://www.j-front-retailing.com/english/ir/library/annual.php
・サステナビリティレポート
https://www.j-front-retailing.com/english/ir/library/sustainability.php
・J.フロントリテイリング株式会社ホームページ サステナビリティページ
https://www.j-front-retailing.com/english/sustainability/sustainability.php
・第 13 期有価証券報告書
https://www.j-front-retailing.com/ir/library/statement.php
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