画像処理による異常監視システム「ANOMALY WATCHER」のスペシャルサイトを公開
監視目的や監視対象別の利用シーンを紹介
「ANOMALY WATCHER」は、ネットワークカメラを活用し、正常時とリアルタイム映像との差分を画像処理によって検出し、即時アラートを上げる異常監視システムです。
製造業における生産や製品評価工程においては、想定外のトラブルに起因して、発煙や発火/液漏れなどが発生してしまうことで多大な損害に繋がることがあるため、監視の仕組みが不可欠です。しかし、目視監視に伴う要員確保や配置コスト/教育コストが課題となっています。また、監視習熟度によって精度にバラつきが生じることや、長時間のモニター監視による身体的負担にも繋がることから、人手による監視の代替手段が求められています。
このような課題の解決に向けて、キヤノンITSは「ANOMALY WATCHER」を提供しています。各企業における具体的な課題に合わせ、活用シーンをわかりやすく紹介するスペシャルサイトを開設しました。
■「ANOMALY WATCHER」スペシャルサイトコンテンツ概要
「ANOMALY WATCHER」の特長や、以下3つの活用シーンについての紹介、ならびに実際に「ANOMALY WATCHER」の試用が可能なモニターライセンスの紹介をしています。
紹介している利用シーン
シーン1.設備監視
シーン2.異常通知
シーン3.製品試験
「ANOMALY WATCHER」スペシャルサイトは、下記のURLからご覧ください。
https://www.canon-its.co.jp/files/user/products/anomaly-watcher/lp/
■「ANOMALY WATCHER」の今後の展望
今後、キヤノンITSのAI検査プラットフォーム「Visual Insight Station」との連携によるAIを活用した異常の検知や、サーバーレス構成の追加などを計画しており、製品のさらなる機能強化を行ってまいります。
キヤノンITSは、キヤノン製品の開発で培ったソフトウエア開発技術や画像処理技術をさまざまな業界に提供し、ノウハウを蓄積してきました。今後もキヤノンITSならではの強みを活かした製品やソリューションを提供することで、お客さまとともに新たな価値を創造し、お客さまの課題のみならず社会課題解決に貢献していきます。
■「ANOMALY WATCHER」の特長
画像処理による正常時との差分比較で異常を検出
正常状態として登録した基準フレームとリアルタイム映像フレームとの特徴量の類似度を算出し、類似度の閾値設定に基づいて異常検知アラートを発報します。
事前学習が不要でシンプルな設定のみで即時導入が可能
機械学習型のAI画像処理を応用したシステムと異なり、事前に異常映像を収集し学習させる手間が不要です。色味の変化や輪郭の変化など複数のパラメータの検知感度を設定するだけですぐに自動監視を始めることができます。
Milestone社製ビデオ管理ソフトウエア「Milestone XProtect®」との連携により、多種多様なカメラに対応
監視カメラの映像は、13,000種類以上※2のデバイスをサポートする「Milestone XProtect®」が受信し、異常検知処理を行うとともに録画管理も行うため、通常の監視カメラシステムとしても利用可能です。
●一般の方のお問い合わせ先:エンベデッドシステム事業部エンベデッドシステム技術営業部 044-332-3630(直通)
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