漫才界初の文化功労者に選ばれた西川きよし、お祝い特番で感極まり涙…お供したチュートリアルも感化されて「もっと謙虚に」と原点回帰?!
『西川きよし お外に出る! 〜次の一歩踏み出しまっせ!〜』2021年3月20日(土・祝)午前11時30分〜12時55分
- 【番組概要】
- 【番組内容】
そんな一行がやってきたのは大阪・南港にあるATC。グランピングの道具を揃えるべく、「ロゴスATC店」に立ち寄る。実はチュートリアル・徳井は、近ごろキャンプにハマっているそうで、昨年だけでも30〜40回はキャンプしたというツワモノ。徳井から道具の使い方のレクチャーを受けながら、岩塩プレートや着火剤、寝袋など、さまざまな最新ギアに目を丸くさせる。なかでもハンモックは「乗ったことない!」と寝転んで見せ「ミノムシやないねんから!」と大喜び。
道具を揃え、さっそくグランピングができる人気宿泊施設「パームガーデン舞洲 by WBF」へ。目の前のオーシャンビューが気持ちのいい場所で、しかも晴天に恵まれシチュエーションは最高。「丸58年の芸人生活で、ロケで雨が降ったことない!」ときよしもごきげん。トレーラーハウスが立ち並ぶ中、大きなリビングルームやベッドルーム完備の、アウトドア空間とは思えない「スイート トレーラーハウス」でグランピングに挑戦する。
さらにきよしの初挑戦を助けるべく、キャンプ芸人として名を馳せる伊藤トラボルタが合流。伊藤はボーイスカウトを長く経験していて、全体の1%しかいないという最高位の「富士章」を取得しているというエキスパート。頼りがいある助っ人を味方につけて、「関西が誇る『受賞グルメ』で激ウマお祝い料理」に挑む。用意された食材は、最高級近江牛のシャトーブリアンとサーロイン、米、タプナード、そして匠のたまご。
これら最高食材を使い、「お祝いローストビーフ丼」づくりに挑戦する。とくに近江牛の肉塊がお目見えすると4人は…
妻のヘレンが「男子厨房に入るべからず」との考えのため、普段はほとんど料理をしないというきよし。シャトーブリアンに塩コショウするという下ごしらえだけで、予測不能のハプニングが! また、受賞食材を提供してくれた生産者の皆さんともリモートで交流。食材へのこだわりに耳を傾け、生産者の想いをかみしめる。山あり、谷ありの調理だったが、伊藤の手ほどきもあり、無事にローストビーフ丼が完成! その気になるお味は…?
また、今回は特別にきよしの思い出の味を再現することに。きよしが芸人としてまだ駆け出しの頃、月給6,000円で食いつながなければならなかった時代に3食食べていたのが即席めん。夜ごはんは味を変えたいとカレールーを入れて「カレーラーメン」として味わっていたそうで、その味を再現し後輩たちにふるまうという。ラーメンを茹でながら、当時のことを語るきよし。芸人になろうと決めて弟子入りを申し込んだ時のこと、故・藤田まことさんとの思わぬ接点、新喜劇時代の苦労話……溢れる思いがついに涙腺を刺激し、感極まり思わず涙ぐむ一幕も。
満腹になった頃にはすっかり夕暮れ。グランピングもいよいよクライマックス。きよし、チュートリアルの3人で、焚き火を囲んでしばしトーク。きよしは炎のゆらめきを見つめながら、これまでの芸人人生、そしてこれからの目標をポツリ、ポツリと明かし…。そしていよいよ最後の「感謝の気持ちを込めて…トリオ漫才披露」のお披露目の時。焚き火を前に、トリオ漫才を披露する! はたしてその出来栄えは…!?
- 【コメント】
<西川きよし>
こうしてお祝いをしていただけたことに感謝です。それにチュートリアルのお2人にも東京から朝早くにお越しいただいて、焚き火の前で漫才させてもらいました。まず、テレビ番組で3人で映してもらう、というのが初めてだったんです。たくさんの中でご一緒させてもらうことはあったんですが、3人だけというのが初めてだったので、うれしかったです。この機会にお祝いにお越しいただけたこと、感謝しています。思い出の味のカレーラーメンは、作りながらちょっと…。徳井さんには「泣いてるんちゃうか」と見抜かれました(笑)。ラーメンを作りながら「あぁ、辞めなんでよかった」と思ったんです。同期生はみんな辞めてしまい、1人も残っていません。だから「辞めなくてよかった、ラーメンで食いつないでよかった」ってグッときました。グランピングはおもしろかったです。景色が抜群で、天気も良くて。トリオ漫才は難しかったですね。昔からトリオってよく誰か1人が辛抱しないといけない立場になるんですが、今日の3人はちゃんと3等分になっていました。左右を見ないとあかんね。ええ勉強になりました。
<徳井義実(チュートリアル)>
漫才師のトップである西川きよし師匠と、こんなタイミングでお祝いの場所に呼んでもらえるというのはすごくうれしいことです。自分の記憶の一番古い記憶で観た、一番最初の漫才師って多分横山やすし・西川きよしだったと思うんですよ。そんな方と一緒に番組で共演して漫才までできるって、まさかこんな人生が待っているなんてな、という感じですよね。漫才はパッと合わせてやっただけですけど、伝説の人と一緒に漫才を作ってると思ったら、グッと来るものはあります。野球少年が長嶋茂雄さんと野球するようなものですから。子どもの頃に「うわ〜!」って観ていた方と、漫才やるなんて思わないですもん。その画面に映っているという事実だけでも家宝です。きよし師匠の思い出話もいいお話ばかりで、とくにカレーラーメンの思い出は、再現ドラマにしてほしいくらいです。カメラが回っているので一応普通にはしていましたが、「きよし師匠にもそんな時代があったんやな…」と。そういうことを経験されているからこそ、こんなに偉い方なのにずっと腰が低くて、未だに僕らみたいなペーペーのことを「徳井さん」「福田さん」と呼んでくださるんです。“さん”付けしてくださる方なんてきよし師匠だけやし、人柄としても尊敬できる方やなとすごく思います。今日は、きよし師匠にグランピングを経験していただいたんですけど、はたしてこれがグランピングなのか…?というのはあるんですが(笑)僕らの「次の一歩」は、謙虚にやっているつもりではいましたが、今日、きよし師匠と一緒に仕事させてもらって、こんだけの大御所の方が誰よりも謙虚にやってはるなら、改めて本当に「謙虚にやっていかないといけないな」と、原点回帰というか、そう思いましたね。
<福田充徳(チュートリアル)>
昔からテレビで観ていたすごい方やというのがありますが、カメラが回っていなくてもきよし師匠から目が離せませんでした。「集合時間に来てください」と言われているのにきよし師匠が1時間早く来るからスタッフがめちゃ焦るとか、ロケをやっている最中でも歩いているサラリーマンの方に話しかけるとか(笑)、みんながきよし師匠に注目させられてしまう。そこがやはり、きよし師匠のすごさだと思います。常に、中心にいて、それが計算ではなく、きよし師匠のお人柄、存在感がそうさせているというのが、間近で見させてもらってよくわかりました。僕の記憶ですが、一番最初にきよし師匠とご一緒させてもらったのは、今いくよくるよ師匠のロケ番組で周年祝いの宴会をしたんですが、たくさんの師匠がお祝いに来られて超若手は僕らだけだったんです。なのに、きよし師匠は僕らにずっと丁寧に、「漫才ブームはこんなんで」とか「僕らはこういう風にして漫才を作ってきたんや」と、ペーペーの僕らに話してくださったんです。その時から今までも、ずっときよし師匠は僕らへの接し方が変わらないんです。そこに凄みを感じます。トリオ漫才は、ロケ中にもきよし師匠が話してたんですけど、「これ、上でやすし師匠が見てたらめちゃ怒ってんのかな?」と(笑)。「ちゃんとツッコめ!」って言われてるんかな〜と思いながらやりました。僕らの「次の一歩」は、去年から舞台で漫才やコントをやらせて貰える機会が増えてきました。でも今、コロナ禍でお客さんが減っている状況で、もう一度そんな中でもウケるような漫才やコントをやっていかないといけないなと思いました。お客さんが少なくても思い切り笑って帰ってもらえるように自分たちがやっていかないとダメだなと思いました。原点回帰というか、がんばらないといけないな、と思いました。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像