【オリックス】第5回「オリックス 働くパパママ川柳」入賞作品決定 大賞 「テレワーク 九九の呼吸が 漏れ聞こえ」
過去最多6万1,813句、五・七・五で‘’働く‘’人情や世相を切り取り
オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、第5回「オリックス 働くパパママ川柳」の入賞作品(19作品)を決定しましたのでお知らせします。
オリックスは、2021年1月8日から2月12日まで、働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常をテーマとする川柳を公募しました。約1カ月間で、日本全国にお住まいの幅広い世代の皆さまから、過去最多の6万1,813句の作品をご応募いただきました。
第5回の特別審査員は、昨年に引き続き、尾藤 川柳氏(川柳公論社主宰、十六代目川柳)、田中 裕二氏(タレント「爆笑問題」)、浜田 敬子氏(Business Insider Japanエグゼクティブ・アドバイザー)に参加いただき、厳正な選考を行った結果、入賞作品を決定しました。大賞には、「テレワーク」や「呼吸」といった時代を切り取るフレーズを取り入れ、自宅で子どもを傍らに感じながら仕事に奮闘する様子を表現した一句が選ばれました。
「オリックス 働くパパママ川柳」は、多様な視点から生まれた応募作品を通して、仕事や家族と前向きに向き合うきっかけを、これからもご提供してまいります。
◆受賞作品
大賞(1句)
賞金:20万円
副賞:オリックスグループが運営する4施設から選べる「1泊2食付きホテル宿泊券(1組2名様分)」
テレワーク 九九の呼吸が 漏れ聞こえ 西灘っこ(49歳・男性/兵庫県)
パパ目線賞(3句)
賞品:「Dyson Micro 1.5kgTM コードレスクリーナー〈SV21 FF〉」
パソコンも 子もフリーズの イヤイヤ期 夏舟(39歳・男性/熊本県)
聖火より 我が家は育児 リレーをし 雪丸太郎(48歳・男性/熊本県)
テレワーク ママより仕事 楽と知る wing(34歳・男性/長野県)
ママ目線賞(3句)
賞品:「シャープ 電気調理鍋 ヘルシオ ホットクック〈KN-HW16F〉」
アルコール 飲まず手に塗り 君をハグ 梅雨ウマレ(31歳・女性/埼玉県)
居間は今 教室オフィス 保育園 MAPA(39歳・女性/東京都)
誰の声? 息子よそれは 部長です お麩(30歳・女性/神奈川県)
子ども目線賞(1句)
賞品:「ブルーノ PEANUTS ホットサンドメーカー ダブル」
パパがいて ママの仕事が ふえている あんこ(11歳・女性/兵庫県)
じぃじばぁば目線賞(1句)
賞品:「ダスキン 選んで使えるおそうじギフトカード 2万円分」
コロナでも リモートできぬ 孫の守り とうやのばぁば(59歳・女性/三重県)
優秀賞(10句)
賞品:「Amazonギフト券 1万円分」
さりげなく 孫自慢する テレワーク 白房(60歳・男性/大阪府)
孫会う日 爺のマスクは 炭治郎 ルーク(59歳・女性/東京都)
俺ゆとり 親父はバブル 子はコロナ おとう(42歳・男性/東京都)
「おかえり」と 駆け寄るパパは 除菌中 咲くパパ(30歳・男性/栃木県)
そのペンは やめて我が家の バンクシー 寝不足ママ(34歳・女性/千葉県)
コロナ禍で ママ友ゼロの 初育児 孤育て中(44歳・女性/東京都)
マスクして 朝の5分を 手に入れた 三児のママ(36歳・女性/大阪府)
会社では 守った首も 子に斬られ エリー子(56歳・女性/神奈川県)
子供らに 布団取られて ソロキャンプ 在宅ままごん(36歳・女性/東京都)
オンライン 画面の下は 秘密基地 働くママ(43歳・女性/東京都)
※このほか、「オリックス 働くパパママ川柳」受賞句発表ページ
(https://www.orix.co.jp/grp/move_on/entry/orix-senryu/vol5/result.html)では、
全入賞作品(19 作品)に加え、個性豊かな佳作20作品などを掲載しています。
◆特別審査員のメッセージ
社会の変化を捉えた力作ぞろいでした。わずか17音で構成される川柳は、説明しようとすると世界が狭くなってしまいがちです。大賞作品は「働きながらの子育て」の中に時代が感じられるフレーズが取り入れられ、その場の情景が見えてくるかのような描写が大変すばらしかったと思います。
健康問題から一大ブームを巻き起こしたアニメまで「2020年」が集約されていて、楽しく読ませてもらいました。今回は特に、フレーズの強さを生かした作品が多かったと思います。「働きながらの子育て」に奮闘するパパの一人として共感したり、新しい発見があったりして、とても刺激的でした。
家族と向き合う時間が増えた一年、皆さんの家での経験がはき出されたリアルな作品が多かったと感じます。また、パパのみならず祖父母が育児にコミットしている様子もうかがえました。大賞をはじめ、読んだ人が励まされ、大変なことも笑いながらシェアできる句が選ばれたと思います。
◆「オリックス 働くパパママ川柳」概要
・テーマ
働きながらの子育ては、パパもママも朝から晩までフル稼働。慌ただしい毎日だからこそ生まれる感謝の気持ちや、笑いのネタ、ちょっとグチってみたいことを17音の川柳で自由に表現してください。
・応募方法
郵便はがき、インターネット(パソコン・スマートフォン)
・応募期間
2021年1月8日~2月12日
・選考
「オリックス 働くパパママ川柳」運営事務局、特別審査員
〈特別審査員〉
尾藤 川柳氏(十六代目川柳、川柳公論社主宰)
田中 裕二氏(タレント「爆笑問題」)
浜田 敬子氏(Business Insider Japan エグゼクティブ・アドバイザー)
◆応募の傾向
第5回「オリックス 働くパパママ川柳」には、過去最多の6万1,813作品が寄せられました。応募者の年齢は最年少6歳、最高齢95歳と、幅広い世代が関心を持っていることも特徴です。特に応募が多いのは30代と40代で、総作品数の半数近くを占めています。昨年に引き続き、今年も男性からの応募が増加し、男性の育児参画の機運がますます高まっていることもうかがえます。
◆年代別の応募作品数
◆男女の応募作品数
※上記グラフの作品数には性別および年齢未表記の郵送応募を含まないため、合計応募作品数との乖離があります。
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