JOGMECがCLEAN Annual Report 2025を発表
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:髙原 一郎)は、「ネットゼロに向けたLNGからのメタン排出削減のための連携」(CLEANイニシアティブ)の第二弾のレポートであるCLEAN Annual Report 2025を発表いたしました。
JOGMECは、CLEANイニシアティブの成果を取りまとめたレポートの第二弾となる「CLEAN Annual Report 2025」を発表しました。2023年に日本と韓国の大規模LNG購入者2社とともに発足したCLEANイニシアティブは、エネルギー企業や国際機関のパートナーの支援を受け、本年新たに伊藤忠商事株式会社、石油資源開発株式会社、ENEOS株式会社の3社を新メンバーとして加えた結果、メンバー企業は2年足らずで27社まで拡大しました。また、本年新たにアラブ首長国連邦アブダビ国営石油会社(ADNOC)、MiQ、BP p.l.c.の3社も賛同を表明しています。
「CLEAN Annual Report 2025」では、昨年に引き続き日本および韓国のLNGバイヤーが売買契約(SPA)を締結する生産事業者の22の上流プロジェクトを対象としたメタン排出管理に関する調査を実施、収集したプロジェクト単位のメタン強度や、排出削減に係る取組みをベストプラクティスとして公開しています。昨年に比べ、日韓両国のLNGバリューチェーンにおけるメタン・マネジメントの深化と、取り組みの拡大が傾向として示されています。
CLEANイニシアティブは今後も上流側の企業やパートナーとの協力関係を拡大・深化し、より透明性が高く、効果的なメタン排出削減の普及・展開に向けた取り組みを支援してまいります。
PDF版
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