AI時代の人事革命が小説でわかる！日本型タレントインテリジェンスがつくりだす、人事と経営の未来を描く新刊『2030年の人事部』本日発売！

「『勘と経験』に頼る人事は終わり。AIとタレントインテリジェンスが成果を導き、経営を根本から変革する時代へ。」――トイトイ合同会社代表永島寛之氏推薦

クロスメディアグループ株式会社

2025年10月31日 11時20分

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：小早川幸一郎）は、2025年10月31日に書籍『2030年の人事部』を刊行します。

本書は、AI時代における人事部門と経営の変革を小説形式で描きながら、タレントマネジメントにとって代わる「日本型タレントインテリジェンス」という新しい概念の可能性を解説した画期的な一冊です。freecracy株式会社代表の国本和基氏が、実際の企業変革事例をもとに、小説編・解説編・特別対談の3つの構成から、5年後の人事部門が直面するリアルな課題と解決策を提示しています。

Amazon　https://www.amazon.co.jp/dp/4295411183/

楽天ブックス　https://books.rakuten.co.jp/rb/18251790/

●小説で体感する人事革命～AIが変える人材マネジメントの未来～

本書の最大の特徴は、難解になりがちな「AI×人事」の話を、小説形式で分かりやすく描いている点です。大手電機メーカー・クロノシグマの人事部課長である中山誠司を主人公に、タレントインテリジェンスシステム「Talents Force」の導入から定着まで、リアルな企業変革のプロセスを追体験できます。

配置は「属人」から「データドリブン」へ、育成は「一律」から「パーソナライズ」へ、採用は「囲い込み」から「社内外シームレス」へ――。これらを実現する鍵が、「日本型タレントインテリジェンス」です。

従来のタレントマネジメントの限界から、AI活用による劇的な変化まで、読者は物語を通じて次世代人事戦略の本質を理解することができます。

●日本企業に最適化されたタレントインテリジェンスの提案

海外では既に普及が進むタレントインテリジェンスですが、日本企業の独特な組織文化や人事制度には適合しにくいという課題がありました。本書では、年功序列的な人事制度や総合職文化など、日本特有の企業体質に合わせてカスタマイズ可能な「日本型タレントインテリジェンス」の概念を提示。真の意味で人が輝くための新しいアプローチを具体的に解説しています。

●人事業界のトップランナーとの特別対談を収録！

元ニトリホールディングスの理事／人事責任者や、富士通、ベネッセ、パーソルホールディングスの経営陣など、人事改革の最前線で活躍する方々との特別対談も収録。AI時代における人材戦略の知見や、2030年に向けた具体的なビジョンを紹介しています。理論だけでなく、実際の企業での取り組みを通じて、読者はすぐに活用できる実践的なヒントを得られます。

▼本書の構成

第1章 -小説編- 人事部の夜明け

1 中山の挑戦 ――タレントインテリジェンス前夜

2 瀬戸の覚醒 ――個性と環境のマッチング

3 松藤の跳躍 ――枠を超えるセカンドキャリア

第2章 -小説編- 革命の種を蒔く人たち

1 高橋の挑戦 ――信念のトランスフォーメーション

2 中山の未来 ――越境するキャリア

第3章 -解説編- 人と企業の力を最大化する日本型タレントインテリジェンスがつくりだす未来物語の向こう側に見える現実の課題

・人事部が「人の力」を活かすために必要な5つの視点

・タレントマネジメントの限界

・「AI add-on」から「Built on AI」へ

・「人事」を根底から変えるタレントインテリジェンス

・導入によって変わる「配置」「育成」「採用」

・2030年の人事部

第4章 -対談編- AI×人事の最先端と2030年のリアル

・2030年の人事に必要な「翻訳力」 - 対談相手トイトイ代表永島寛之氏

・富士通が描く、AIと共生する未来 - 対談相手富士通SVP Employee Success本部長阿萬野晋氏

・AI時代に求められる「学び」の設計図 - 対談相手ベネッセコーポレーション執行役員飯田智紀氏

・「人材の価値」と「生産性」が高まる未来 - 対談相手パーソルホールディングス執行役員CIO/CDO 　柘植悠太氏

▼本書の読みどころ

・小説形式で描かれる“1章：人事部の夜明け”、“2章：革命の種を蒔く人たち”は、既存の書籍にはない　　

　没入感で、AI×人事を体感的に理解

・富士通、ベネッセなど先進企業のインタビュー収録で、理論と実践の両輪を提示

・スキルベース×AIによる人事変革を“日本型”として体系化した初の一冊

▼出版の背景

①社会的背景

人的資本経営が注目を集める中、日本企業では「制度と慣習」に依存した属人的な人材運用が依然として多く、DX・グローバル化の波に対応できない企業が増えています。AI・スキルデータの活用による「タレントインテリジェンス」は世界的に普及しつつあり、日本企業の遅れが顕在化し始めています。

②本書の提唱するポイント

スキルベースの人材戦略：個人のスキルを可視化し、配置・育成・採用を最適化

日本型タレントインテリジェンス：グローバルの潮流を日本企業に合わせて「AI×人事」を実装

「経営×人事」統合モデル：人事を経営戦略のボトルネックではなく推進エンジンへ

③読者が得られるメリット

人事戦略を「属人」から「データドリブン」に転換できる

スキルベースの配置・育成・採用の設計方法が理解できる

人事部が「経営の中核」へ進化するための道筋が見える

▼編集者からのコメント

「本書は単なる人事の戦略書ではなく、"人事が経営を変える物語" です。テクノロジーを冷たい数字ではなく、人間の可能性を拡張する手段として描いています。読後には、2030年の人事部の姿が"リアルな未来"として立ち上がるはずです。ぜひ、小説の世界観に没入して、楽しく読み進めてもらえたら嬉しいです。」

▼こんな方におすすめ

・企業経営者・役員

・人事部長・HRBP・HR責任者

・人材戦略・組織開発の実務担当者

・経営と人事の橋渡し役を担うビジネスリーダー

●著者紹介

国本和基（くにもと・かずき）

freecracy株式会社代表取締役社長兼 CEO

米国オクラホマ州立大学を卒業後、米国公認会計士資格取得。アビームコンサルティングにてITシステム導入プロジェクトに参画。のちにロッテホールディングス海外事業部へ転職後、ヨーロッパや東南アジアでさまざまなM&AやERPシステムの導入プロジェクトを牽引。その後、ベトナムにて社会人研修事業及び幼児教育事業の会社を創業し、当該事業を売却した経験を経て、2018年8月、freecracy株式会社を創業。これまでに世界60万人のエンジニアを中心としたグローバル人材と2.5万社のアクティブデータを活用し、企業と候補者4万人以上のマッチングを実現。現在、大規模人材・スキルデータを活かしたタレントインテリジェンス事業「Talents Force」を日本を中心とした大手企業へ展開中。著書に『エンジニアリソース革命』（クロスメディア・パブリッシング）がある。