スペースシャワーTVが主催する、音楽とカルチャーの祭典「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017」終幕。オフィシャルサイトにてフォトギャラリー公開!ダイジェスト番組の放送も決定!!
日本最大の音楽専門チャンネル スペースシャワーTVが主催する、音楽とカルチャーの祭典「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017」。3/2(木)から1週間にわたって展開してきた本イベントは、3/8(水)に終幕致しました。
3/3(金)は、音楽と映像とアートが一体となったライブイベント「SOUND&VISION」を、3/4(土)は、気鋭のアーテイストが集結する「ALTERNATIVE ACADEMY」を、3/5(日)は、将来ブレイクが期待されるニューカマーアーティストによる「NEW FORCE」を、3/6(月)は選りすぐりの映像作品を臨場感あふれる高音質で上映する「MOVIE CURATION ~特上音響上映会~」を、そして3/7(火)には、アーティストとクリエイターに感謝と敬意を込め賞を贈る新しいアワード「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」をそれぞれ開催。また3/4(土)~3/6(月)、渋谷スペイン坂に出現した「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017」では「音楽と都市の未来」をテーマに、トークセッションやミニイベントなどを実施し、次世代の街やカルチャーを創る、ミュージシャン、クリエイターたちの作品、メッセージを発信致しました。
この全イベントのフォトギャラリーを、本日より「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017」オフィシャルサイト(https://tokyomusicodyssey.jp/)にて公開!また3/30(木)には60分に凝縮したダイジェスト番組の放送も決定。1週間に渡る音楽とカルチャーの模様を是非ご覧下さい。
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TOKYO MUSIC ODYSSEY オフィシャルサイト https://tokyomusicodyssey.jp/
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<開催概要>
「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017」
● 2017.3.4[SAT] ~3.6 [MON] 『SHIBUYA POP UP STUDIO』
「音楽と都市の未来」をテーマに、トークセッションやミニイベントなどを実施。
●2017/3/3 [FRI] 『SOUND&VISION』
”MUSIC×CREATIVE“ をテーマにお届けする、音楽と映像とアートが一体となったライブイベント。
● 2017/3/4 [SAT] 『ALTERNATIVE ACADEMY』
TOKYOから世界の音楽シーンに自信を持っておススメする気鋭のアーテイストが集結したオールナイトイベント。
●2017/3/5 [SUN] 『NEW FORCE』
スペースシャワーTVが将来ブレイクが期待されるニューカマーを年間を通じてプッシュする企画。
●2017/3/6 [MON] 『MOVIE CURATION ~特上音響上映会~』
ライブやドキュメンタリーなどの選りすぐりの映像作品を、大画面とライブハウスならではの臨場感あふれる音響で上映。
●2017/3/7 [TUE] 『SPACE SHOWER MUSIC AWARDS』
スペースシャワーTVの視点で2016年の音楽シーンを総括し、様々な音楽コンテンツで功績をあげたアーティストに、感謝と敬意を込め賞を贈るアワード。
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<番組情報>
「TOKYO MUSIC ODYSSEY 2017 SPECIAL」
3/30(木)22:30~23:30(4月リピート放送あり)
スペースシャワー TVが、お送りした「TOKYOMUSIC ODYSSEY 2017」の模様を、ぎゅっと60分に凝縮してお届けします。
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<レポート>
スペースシャワーTVが主催する音楽とカルチャーの祭典『TOKYO MUSIC ODYSSEY』が、3月2日から8日にかけて渋谷を拠点に開催された。「都市と音楽の未来」をテーマに掲げた同企画では、『SHIBUYA POP UP STUDIO』『SOUND & VISION』『ALTERNATIVE ACADEMY』『NEW FORCE』『MOVIE CURATION』『SPACE SHOWER MUSIC AWARDS』の計6つのプログラムが行われ、音楽とそこから派生するカルチャーを直に体験することができた。
まず、3月3日開催の、「MUSIC×CREATIVE」をテーマにした『SOUND & VISION』。きのこ帝国×MITCH NAKANO、DAOKO×Kezzardrix+backspacetokyo、HIFANA×GRVJの3組が登場し、アーティストと映像作家がコラボを果たした。DAOKOのステージは、モーショングラフィックスやレーザーを使いながら、彼女の動きや歌詞にあわせて映像がリアルタイムで変化。DAOKO自身も映像アートの一部となったような、音楽と映像が連動したステージを見せた。またHIFANAは、繰り出すビートにあわせ、サンプラーを操る手元やアニメーションをスクリーンに映し出していく。その即興性が高いパフォーマンスで観客をヒートアップさせていった。一方、きのこ帝国は、 花をモチーフに女性を被写体とした映像をバックに「FLOWER GIRL」などスローな曲を披露。一本のショートムービーのようなストーリー性で、儚さと美しさを演出した。3組とも音楽と映像のタッグの組み方は違えど、音やリズムを体感させ、より濃い音楽体験をもたらすイベントだった。
cero、STUTS 、Yogee New Waves、WONKらが出演した3月4日の『ALTERNATIVE ACADEMY』はオールナイトでの開催。DJアクトも加わり、夜通し朝まで音楽が鳴り続けた。「TOKYOから世界の音楽シーンへ」というテーマの通り、今東京で一番ホットなアーティストが一堂に会し、最上級のライブを見せる。そして、その音楽を浴びた観客も自由に歓声をあげながら踊り、それを受けたステージ上のパフォーマンスもさらに向上していく。その相乗効果によって、会場にひとつのグルーヴが生まれていたようにも感じられた。出演アーティストはみな、独自の表現を追求することで、今の新しいロックシーンの一部を担っている。ここから何かが始まるような可能性と熱気が渦巻く、刺激的な一夜となった。
3月5日に行われた『NEW FORCE』には、ニューカマーアーティストが揃った。紅一点のボーカルを真ん中に据え、ギターポップ〜 シューゲイザーを志向するFor Tracy Hyde。可愛らしくもヒリヒリとしたインディポップを鳴らすThe Wisely Brothers。ギターとドラムの二人編成で、クセになるグルーヴを練り上げるドミコ。ヒップホップ的な矢継ぎ早のリリックを歌い上げ、ディーバとしての存在感も放つiri。エレクトロニックR&Bサウンドで、ソウルフルな歌声を披露した向井太一。同世代でありながらも、編成やジャンルは様々。今の音楽シーンを象徴するような多様性を感じるライブだった。『NEW FORCE』の出演者は、ここから一年間スペースシャワーTVの一押しアーティストとして各所で活動するというが、彼らの今後の動向にも注目したい。
また同じく3月4日から6日には、渋谷スペイン坂のGALLERY X BY PARCOにて『SHIBUYA POP UP STUDIO』が開催され、トークセッションやミニイベントが行われた。“チームPerfume”としても活躍する真鍋大度とMIKIKOは、リオ五輪閉会式『トーキョーショー』の裏側や作品の作り方をテーマにトーク。Zeebra×オカモトレイジ(OKAMOTO’S)は、ヒップホップシーンの変化や風営法改正といったナイトカルチャーの重要性について熱い議論を交わした。また、宇多田ヒカルやSuchmosのMVを手がける若手映像作家であるdutch_tokyo(山田健人/yahyel)は、映像制作を志すようになった経緯や、自身の今後の展望について語った。音楽を接点に、様々な分野のクリエイションが合流し、互いに刺激を与え合いながら表現の純度を高めていく今の音楽シーン。彼らが放つメッセージはどれもポジティブで、これから訪れる「都市と音楽の未来」が楽しみになる話を聞くことができた。
3月6日の『MOVIE CURATION〜特上音響上映会〜』は、Fishmans、コーネリアス、DEV LARGEのライブやドキュメンタリー映像を、渋谷WWWの音響環境で、臨場感ある音と大画面で上映。3アーティストとも1990年代に活躍し、他に類を見ないオリジナルな立ち位置を築き、今活躍するミュージシャンたちにも多大な影響を与えた。上映後には馴染みの深いアーティストや関係者によるトークショーも行われ、人物像や裏話など貴重な話が明かされた。
そして3月7日に国際フォーラムで行われたのが『SPACE SHOWER MUSIC AWARDS』だ。スペースシャワーTVの視点で2016年の音楽シーンを総括し、功績をあげたアーティストとクリエイターを表彰。また、きゃりーぱみゅぱみゅ、クリープハイプ、Suchmos、高橋 優、平井堅、レキシはライブパフォーマンスを披露し会場を大いに盛り上げた。最優秀アーティストに選ばれたのはRADWIMPS、ユーザー投票によって決定するPEOPLE’S CHOICEは[Alexandros]、その他星野源や宇多田ヒカルらも受賞。多くのヒット曲が生まれ、またロックバンドの音楽もお茶の間へと届いた2016年の活気を映し出すような受賞結果となった。
様々な視点から、今の音楽シーンの充実を体現し、その盛り上がりを直接肌で感じることができた『TOKYO MUSIC ODYSSEY』。2020年の東京五輪に向けて、そしておそらくその先も、渋谷をはじめ東京の街は変わり続けていくだろう。そこで音楽カルチャーはどう根付き、街と共に発展していくのだろうか。そんな未来への期待を残し、1週間にわたるイベントは幕を下ろした。
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