『海中レストラン萬坊』リニューアルのお知らせ


株式会社萬坊(佐賀県唐津市呼子町、代表取締役社長:太田 順子)は、2026年夏以降に『海中レストラン萬坊』を全面的にリニューアルいたします。
『海中レストラン萬坊』は、1983年10月に日本初の海上浮体式のレストランとして開業以来、現在に至るまで海面下に席があるという日本唯一の構造体です。唐津市呼子町の観光のシンボルとして、多くのお客さまにご愛顧いただき、地域のにぎわいづくりにも貢献してまいりました。
開業から40年以上が経過するなか、時代の変化に伴い多様化するお客さまのニーズにお応えし、地域の魅力を発信し続けていくため、この度リニューアルを行います。
現在のレストランは、2026年春までの営業を予定しておりますので、ぜひ、呼子へお越しの際はお立ち寄りください。

1.リニューアルの概要
所在地 唐津市呼子町殿ノ浦(新たに建造するレストラン船を現在と同じ場所へ設置) スケジュール(予定)
2025年秋 新レストラン船の起工
2026年春 現在のレストランの営業終了
2026年夏以降 新レストランのリニューアル開業 ※新レストランの概要及び建造状況等は、今後、当社HP等で公表する予定です。
2.お問い合わせ先
リニューアルに関する内容 :(TEL)0955-82-4888 株式会社萬坊 総務経理部
レストランのご予約 :(WEB)https://www.tablecheck.com/ja/manbou/reserve/message
営業時間等は当社HPをご覧ください。
日本初海中レストラン「萬坊」
萬坊を育んだ佐賀県唐津市呼子町
佐賀県唐津市は九州有数のリアス式海岸である玄海国定公園に位置し、国の特別名勝に指定されている虹ノ松原や、玄武岩が波に侵食されてできた七ツ釜など自然豊かな景観に恵まれています。
また呼子地区は豊臣秀吉が朝鮮出兵を行った際に築城した肥前名護屋城を中心に、伊達政宗や加藤嘉明などの日本各地から武将が参じて陣を構え、操舵術に優れた水夫の町として非常に賑わいました。江戸時代以降は日本有数の捕鯨基地として栄え、捕鯨が禁止されてからも、鯛や鯵の水揚げ港として海とともに発展してきました。


構想から開業まで

海中レストラン萬坊の構想は1980年にさかのぼります。構想から開業までにはたくさんの壁がありました。
当時、萬坊のような建築物と船舶が融合した施設がなく、消防法など各種法令も規定されていなかったため、建設設置の認可には非常に苦労したことが資料に残っています。
しかし、創業者の想いに伴走してくれる強力なパートナーに出会ったことで、当初は無謀と思われていた海中レストランの建造が実現することになりました。

当時、名村造船で設計を担当されており、船舶に関しての法令に精通していた井上 勲さんは、山積みとなっていた課題を整理し道筋をつけてくれた、海中レストラン萬坊の生みの親ともいえる大恩人です。
井上さんを始めとする萬坊建造チームの熱意により、二年以上にわたる試行錯誤と各関連省庁との折衝の末、ついに海中レストラン萬坊は、1983年のオープンを迎えることができました。
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