「遠隔応対ソリューション」を東京医科歯科大学病院に納入
タブレットを使用したオンライン面会により、入院患者と家族のコミュニケーション改善に貢献する
シャープは、入院患者と家族のオンライン面会に活用できる「遠隔応対ソリューション」を、国立大学法人 東京医科歯科大学(学長:田中 雄二郎)が運営する東京医科歯科大学病院(所在地:東京都文京区、病院長:内田 信一)に納入します。
「遠隔応対ソリューション」は、スマートフォンやタブレットを使用し、“非接触”での対話を支援するソリューションです。昨今の感染症の流行により、対面での面会が制限され、入院患者とその家族の心理的な負担が増しています。この課題の解決に向け、当社と東京医科歯科大学は2021年5月より、東京医科歯科大学病院において、本ソリューションを活用したオンライン面会の実証実験を実施。これまで、計31組の集中治療室(ICU)入院患者と家族の協力を得て、本ソリューションによるコミュニケーション改善効果の検証を行ってきました。
本実証実験では、多くの患者と家族の間で週2回以上のオンライン面会が実施されたほか、家族に行ったアンケート(※1)では、「機器操作性」「病状理解のための動画通信の有用性」「心理的距離の近さ」「総合満足度」などの全項目の平均点が、5点満点中4点以上と高評価を獲得。自由回答欄でも、「オンラインで面会できて安心した」「電話では伝わらない表情を見ることができ、力になった」など多数の肯定的意見が寄せられました。また、感染症の流行収束後も、遠方に住み頻繁な来院が難しい家族との面会に本ソリューションの活用が見込まれることから、今般の納入に至りました。
当社は本ソリューションの提案を通じ、医療現場における課題解決に貢献してまいります。
※1 東京医科歯科大学が、2022年3月31日までに実証実験後の患者家族19人を対象に実施し、18人から回答を得たもの。
遠隔応対ソリューションに関する情報は、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。
http://k-tai.sharp.co.jp/business/remote_response_solution/
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