ブルガリ ホテルズ＆リゾーツがロサンゼルスでの開業に向けた合意を発表

ブルガリ リゾート ロサンゼルス（58室）の完成予想図（提供：SAOTA）

【2021年10月13日－ローマ発】 ホスピタリティの宝石であるブルガリ ホテルズ&リゾーツは、オーナー兼デベロッパーであるゲイリー・サファディ氏と、ロサンゼルスに新たな高級リゾートを建設する契約を締結したことを発表しました。2025年にオープン予定の新しいブルガリ リゾートは、2024年にオープンを控えるマイアミに続く、米国で2番目のブルガリのプロパティとなります。ブルガリ リゾート ロサンゼルスは、ブルガリ ホテルズ＆リゾーツのコレクションの中で12番目の宝石となることが期待されています。ブルガリ リゾート ロサンゼルスは、ロデオ・ドライブから5マイル以内の雄大なサンタモニカ山脈に位置し、33エーカーの素晴らしい丘陵公園の中にあり、自然の野生動物と素晴らしい景色に囲まれています。 計画では、58室の客室と スイートルーム、8つのプライベートエステート、ブルガリ イル・リストランテ ニコ・ロミートのほか、10,000平方フィートのスパ、ブルガリ独自のトレーニングメソッドを提供する最新設備のフィットネスジム、映画館、全8席の寿司バーなどが予定されています。

ホテルの客室とスイートルームは、敷地の東半分に点在するように配置され、快適さを追求した 隠れ家のようなバンガローとなります。また、リゾート内には、広さ12,000平方フィートから48,000平方フィートまでの8つのレジデンスがあり、それぞれのレジデンスには1エーカー（約4047㎡）または、最大で5エーカー（約20235㎡）のプライベート空間が約束されています。ロサンゼルスの峡谷は他に類を見ない地形であるため、広大なオープンスペースとプライバシーが確保でき、それぞれの 空間に特徴的な環境を与えると同時に、地域の稜線を維持し、動植物の保護も可能にします。     

雄大なサンタモニカ山脈の景観の中に自然に佇むブルガリ リゾート ロサンゼルスのバンガローの完成予想図 (提供：SAOTA）)

 ブルガリ ホテルズ&リゾーツ ロサンゼルスのバンガローは、雄大なサンタモニカ山脈の風景の中に佇んでいます。このような自然環境からインスピレーションを得て誕生する建物の現代的な建築は、南アフリカの著名な建築オフィスであるスタジオSAOTAが担当し、建物のインテリアは、ブルガリ ホテルズの他の全てのプロジェクトを設計したミラノの建築設計事務所アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールがイタリアンデザインを取り入れていきます。

 さらに、ブルガリ リゾート ロサンゼルスのランドスケープデザインは、スイス・チューリッヒのツリーミュージアムの創設者であり、ブルガリ ホテル 北京の象徴的な庭園のデザインで知られ、数々の賞を受賞している著名なランドスケープアーキテクト会社の「ENEA」が担当します。これらの国際的に著名な設計事務所の組み合わせにより、ロサンゼルス市及び、地域社会には、これまでにないほど環境に配慮した統合的な開発が行われることになります。元は「The Retreat」として知られるこのリゾートは、LEEDで認定された最も厳しい環境基準に沿って建設され、環境への影響を最小限に抑えるために、最高水準の持続可能な建築手法のみが採用されます。さらに、峡谷の生物圏と自然の生息地を尊重し、優先するために、何百本もの原生林と樹冠を保存し、さらに約1,000本の成木を植えて地形と一体化させ、日陰をつくることで野生生物に生息地を提供します。また、雨水を貯めてろ過し、植物に自然な潤いを与えるために、敷地内には池や水気のない川床、植物に覆われたバイオスウェール（生物湿地）が設置されます。ブルガリ  ホテルズ&リゾーツのチームは、今後も何世代にもわたって、ブルガリの施設が地域の野生動物の住処として機能するように歴史を継続していきます。本プロジェクトは、ロサンゼルス市の市議会および計画当局の最終承認を得ることが条件となります。

ブルガリ グループCEOのジャン-クリストフ・ババンは次のように述べています。              
「ロサンゼルスは映画と芸術の都であり、エリザベス・テイラーの時代から現在のアカデミー賞に至るまで、常にブルガリの大きなインスピレーションの源となっています。この新しいブルガリの宝石とも呼べるリゾートがラグジュアリー業界に於いて大変重要なデスティネーションであるこの地に開業を果たすことは、ブルガリにとって大きな成果を意味します。ブルガリ ホテル マイアミビーチに続き、アメリカ市場に進出し、ローマン・ハイジュエラーならではの素晴らしいおもてなしを提供できることを嬉しく思います。」

ブルガリ リゾート ロサンゼルスの開発者であるゲイリー・サファディは、次のように述べています。「ブルガリ ホテルズ&リゾーツとのパートナーシップにより、ロサンゼルスに最も洗練されたラグジュアリーな隠れ家を提供できることを嬉しく思います。ブルガリは、ラグジュアリーなライフスタイルそのものであり、周囲の環境や野生動物を受け入れ、サポートする設計のスイートルーム、バンガロー、プライベート・レジデンスを通して、屋内外で誰も体験したことのないライフスタイルを創り出すことを楽しみにしています、 この8つの特別なプライベートエステートは、近い将来、販売を開始する予定です。また、ロサンゼルス市、周辺地域の環境に対する当社の継続的なコミットメントの一環として、ロサンゼルスのいくつかの非営利活動を支援する予定です。このプロジェクトが、世の中のためになることへの取り組みとし、7桁の寄付を行います。」

 AFL-CIOのロサンゼルス／オレンジ郡建築建設業協会の事務局長であるクリス・ハナンは、このプロジェクトについて次のように述べています。「ブルガリ リゾート ロサンゼルスを実現するために、私は建築業評議会、そしてゲイリー・サファディ氏と共にいます。元組合員であるゲイリーは、勤労者の家族に対する長年のコミットメントを示し続けてきました。私たちは、このプロジェクトで何百もの雇用を生み出し、街を豊かにし、そして峡谷のオープンスペースの保全に尽くします。彼と一緒にこのリゾートを建設することを楽しみにしています。」
 
ブルガリ ホテルズ & リゾーツについて
周辺地域に調和するユニークなロケーション、建築設計事務所アントニオ・チッテオ・パトリシア・ヴィールが手がける、伝統的なデザインと、ドラマチックでコンテンポラリーなイタリア建築との融和。常にブルガリのクリエーションを際立たせる質へのこだわりと極上のサービス、これが、ブルガリ ホテルズ & リゾーツを「ホスピタリティの宝石」として特徴づける重要な要素です。インテリアデザインはその地の伝統に深く根付いたもので、完璧なラグジュアリーへの賛辞としてあらゆるディテールに細心の注意を払うアプローチは、どのブルガリ ホテルでも変わりません。 ブルガリ ホテルズ & リゾーツのコレクションの特徴は、ブルガリらしい特色があり、且つ大胆なイタリアン・スタイルであり、独特な建築デザイン、コンテンポラリーなイタリア料理、豪華なスパに表れています。それらがブルガリブランドの持つエキサイトメント、時代を超えた魅力、 そして豪奢なローマン・ハイジュエラーの伝統を　伝えるのです。 ブルガリ ホテルズ&リゾーツはミラノ、ロンドン、バリの3つの象徴的な　　　　ホテルとリゾートのコレクションから発展し、近年には北京とドバイに新たなプロパティを誕生させ、2018年には、上海に6番目の“宝石”として、プロパティを開業させました。更に2021―2024年にかけて、パリ、ローマ、モスクワ、東京、マイアミに5つのホテルの開業を予定しています。