著名写真家による傑作をまとめた写真集シリーズ第4弾 石橋睦美 “しばしとてこそ 立ちどまりつれ” を発売
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親)は、著名写真家による写真集シリーズ「PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION(フォトグラファーズ エターナル コレクション)」の第4弾として、写真家の石橋睦美氏による写真集“しばしとてこそ 立ちどまりつれ”を2022年7月8日より発売します。
- 写真集について
西は伊勢神宮から東は東北、平泉まで歩いた西行に思いを馳せるようにシャッターを切り続けた石橋氏の旅路の粋が収められています。ページをめくるごとに、厳しくも神々しい世界に誘われ、日本の自然の深遠さを感じられる写真集となっています。タイトルは新古今和歌集に収録されている西行の歌「道の辺に清水流るる柳陰 しばしとてこそ立ちどまりつれ」から引用しています。
印刷・製本は、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用し、広い色再現や精細な解像感、暗部の諧調表現による立体感を追求。氏の作品を余すことなくお愉しみいただけます。
- 商品概要
○判型:240mmスクエア、80ページ、ラスター、化粧箱入り
○特典:写真家の直筆サイン入りオリジナルプリント240mmスクエア1枚付き
○価格:29,150円(税込、送料込) ※受注生産
○発売:2022年7月8日
○販売:キヤノンオンラインショップ(500部限定販売)
- 作家メッセージ
私が西行の足跡を辿ろうと思ったのは、10年以上前になる。
それから今日まで、西行の足跡を自分なりに解釈して日本の原風景として見つめてきた。
旅の途上で西行がどのように風景に親しみ、歌を詠んだのか。
西行の思いに想像をめぐらせながら私は風景を見つめた。
この作品集に掲載された写真はすべて私の想像に起因している、と言って良い。だがテーマに沿って撮影した作品だから物語が描かれる。ともすれば見過ごしてしまいがちな風景であっても私の心に響き、立ち止まらせた風景であったから、それを素直に受け止め映像として成り立たせた。
西行の足跡を辿る旅は、この作品集でひとまず終わる。
次なる撮影テーマは千国街道塩の道である。
- 作家プロフィール
1947年、千葉県生まれ。1975年ごろから東北の素朴な自然風景を撮り始め、1989年ごろから、山岳景観、ブナ林の撮影に取り組む。その後、森林を背景に成り立った日本文化の原点を探ることに興味を持ち、日本各地の森林を訪ねる。現在はテーマを「日本の原風景」と定め、撮影を行っている。日本のブナ林を巡って撮った「ブナ林からの贈り物」、豊かな自然に神を見出してきた日本人の原風景を探る目的で神域を撮影した「神々の杜」など、明確なテーマをもって日本の風景を撮り続けてきた。長年住んだ千葉をこの春に離れ、長野県安曇野市に移り住んだ。75歳となった今でも精力的に撮影を続けている。
- PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTIONについて
○シリーズ
Vol.01 ルーク・オザワ「JETLINER PREMIUM」 2022年1月20日発売
Vol.02 福田幸広「『Life』動物たちの生きた証」 2022年3月23日発売
Vol.03 中西敏貴「IT MAY BE ALL AN ILLUSION」 2022年5月16日発売
Vol.04 石橋睦美「しばしとてこそ 立ちどまりつれ」 2022年7月8日発売
○企画:キヤノンマーケティングジャパン株式会社
○構成・デザイン:三村 漢(アートディレクター・装丁家)
○編集・制作管理:有限会社モッシュブックス
○製本:ジャパンクリエイト株式会社
シリーズに関する詳細はキヤノンホームページをご参照ください。
PHOTOGRAPHERS’ETERNAL COLLECTION:https://cweb.canon.jp/photographers-e-collection/
- オンライントークイベントを開催
〇開催日:2022年7月13日(水)19:00~20:00
〇参加費:無料、申込不要
〇視聴URL:キヤノンイメージゲートウェイ「オンラインライブ&セミナー情報」
https://ptl.imagegateway.net/contents/original/event/index.html#s41
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