兵庫県、新しい読書体験で、若者の心に寄り添う「若者・Z世代応援パッケージ」を発信山之内すずさんがZ世代にエール!兵庫県「旅するキッカケ文庫」発表会レポート

「不器用でも一生懸命でいい」ー 山之内すずさんがメッセージと共に、Z世代に贈る本を紹介、9月20日(土)から始まる移動式図書館「ブックバス」を体験

株式会社カヤック

 兵庫県が若者の「学び・子育て・住まい・働き」を分野横断的に支援する取組である「若者・Z世代応援パッケージ」の広報事業の一環として、移動式図書館「兵庫旅するキッカケ文庫」が、2025年9月20日(土)より、神戸ポートタワーから始動します。それに先立ち、メディア発表会が9月18日(木)に同会場で開催されました。

 発表会には、アンバサダーに就任したタレントの山之内すずさん(神戸市須磨区出身)が登壇。兵庫県の若者を応援する取組への感想や、ご自身の人生に影響を与えた本のエピソード、ブックバスでの体験を通じた本との出会いがもたらす“キッカケ”の面白さを、地元神戸でのイベントということで、終始、関西弁で語りました。また最後に、自身と同じZ世代へ「SNS からいろんな言葉が目に入り込むような時代ですが、だからこそ自分自身の心と向き合う時間っていうのを何より大事にしていただきたいなと思います」とエールを送りました。

 本企画は、兵庫県が若者の「学び・子育て・住まい・働き」を分野横断的に支援する「若者・Z世代応援パッケージ」 広報事業 一環として実施されるものです。株式会社W(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:廣岡大亮)及び株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔)の共同事業による企画・制作のもと、9月20日(土)から2026年3月まで実施します。

若者の不安に寄り添う兵庫県の挑戦!「若者・Z世代応援パッケージ」と移動式図書館「旅するキッカケ文庫」の概要説明

 発表会の冒頭では、兵庫県 理事の木村晶子氏が登壇。「学び・子育て・住まい・働き」という、若者やZ世代が直面するライフステージ全般を横断的に支援する「若者・Z世代応援パッケージ」について「兵庫の若者が安心して将来設計を描ける、そのような環境を整備するための取組」と説明し、就職で県外に転出してしまう、地域の担い手不足などの課題や、分野横断的に取組む支援内容について紹介されました。

 木村氏は、多岐にわたる「応援パッケージ」の支援策を具体例として挙げながら、若い世代にわかりやすく、親しみやすく届けていくための新しい広報施策として、移動式図書館「兵庫 旅するキッカケ文庫」を立ち上げたことを発表。この取り組みを通じて「『兵庫は若者を応援する県』だということを、しっかりとPRしていきたいと考えております」と、力強く語りました。

SNSに揺れた心を支えた一冊とは?山之内すずさんによる選書と「キッカケの一文」を紹介

 続いて「兵庫 旅するキッカケ文庫」アンバサダーを務める山之内すずさんが登場。神戸市須磨区出身で、来月10月に24歳を迎える山之内さんは、今回の取り組みについて「小さい頃に母が読んでくれた絵本が結構人生に大きく影響していたり、大事な時期に素敵な本に出会えてたから自分の核がちょっと定まったかなと。なので、地元神戸で本に関わる、若者に関わるプロジェクトのアンバサダーをさせていただけるということはすごく嬉しいですね」と語り、アンバサダー就任への思いを表明。また、「神戸市で生まれて育って、高校まで通わせてもらえた恩みたいなのをすごく感じているので、こういう楽しいプロジェクトを通して、若い人たちに伝えていきたいですね」とコメントしました。

 さらに、同世代が抱えている不安について問われると「お金の不安ってとんでもない大きさを占めると思うんです。私自身そうでしたし、そういう時に行政という頼れるところがあるんやって思うだけで安心感がありますし、ちょっとでもお金のストレスがなくれば、自分のやりたいこと、なりたい姿っていうのを考えやすい」と、自らもZ世代の一員として言葉を重ねました。

 続いて、自身の選書として「ビッグオーとの出会い」と「わからなくても近くにいてよ」の2冊を紹介。山之内さんのお母様が好きだという「ビッグオーとの出会い」は、小さな子どものころ。「年を重ねるにつれ感じ方がどんどん変わってきて、絶対に数年に一度は開こうと思う本なんですね。数年前はこう思ってたけど、いや今はもっとこう感じるなぁみたいな。自分を見つめ直すきっかけになるいい一冊なんですけど、私の中での人生のお守りの一つにずっと入り続けている本だなぁと思います」と内容に触れながら語りました。

 読書の秋にちなんでメディアから「ブックバスの中から気になった本はありますか?」という質問に、会場に設置された移動式図書館「ブックバス」を事前に体験した山之内さんは、展示された書籍の中から南野陽子さんが選書された「ピエドラ川のほとりで私は泣いた」を選び、「愛についてみたいなものを描かれている本がものすごく好きで。この本は読書の秋に、ぜひ読ませていただきたいなと思いました」とその理由を紹介しました。最後に、来月24歳を迎える世代の代表として「名前の付けられない、言葉にできない、言語化しづらいような心のモヤモヤ、なんかしんどいな、なんか苦しいなっていうのを言語化してくれる、具現化してくれるのが本だと思うんです。私は(本に)そういう風に救われてきました。なので、しんどい時こそいろんな本を読んで自分の中で消化して、自分らしく回り道でもいいので、ゆっくり着実に前に進んでいっていただけたらなと思います」と、ブックバスへ訪れるZ世代へ向けたメッセージを送り、暖かい空気に包まれながらイベントを締めくくりました。

心が動いた体験を誰かの次の体験につなげるための「みんなのバトン書簡」に記入された、山之内さんのメッセージ
会場には、青とオレンジの2台のブックバスが登場。オレンジ色の車両は、地元でおなじみの神姫バスから提供された特別仕様。

【開催概要】

兵庫県「兵庫 旅するキッカケ文庫」メディア発表会

開催日:2025年9月4日(木) 13:00~14:30

場所:神戸市内 特設会場

登壇者:兵庫県 理事 木村晶子 / タレント 山之内すず

主催:兵庫県

企画:株式会社W・株式会社カヤック

兵庫県「若者・Z世代応援パッケージ」とは

 今後加速する人口減少は、日本社会にとって最大の危機の一つと言えます。兵庫県の人口も現在の約537万人から2035年には500万人を割り込み、2050年には今より約100万人少ない、435万人になると推計されています。人口の減少は、需要減による市場規模の縮小や経済・社会の担い手不足、地域コミュニティ機能の低下など、地域に深刻な問題をもたらすおそれがあります。

 一方で、少子化の進行は社会が成熟した国々に共通する構造的な変化であり、すぐに止めることは困難な課題です。したがって、人口減少にふさわしい社会を実現するため、新たな活力を生み出す行動が重要となります。人口の絶対数が減る時代だからこそ、一人ひとりが輝き、個の力がみなぎる兵庫県を創っていく必要があり、そのカギとなるのが未来を担う若い世代です。

 その若者たちの不安を払拭し、可能性を最大限に拡げ、存分に力が発揮できる兵庫を目指すために取り組んでいるのが「若者・Z世代応援パッケージ」です。

 教育や就職、出産・子育て、住まいまでの、ライフステージに応じた切れ目のない施策を、県庁あげて分野横断的に展開しています。この取組によって、誰もが望む学びや働き方、暮らしができ、夢を持って自分らしく生きる若者を一人でも多く増やしていき、持続的に成長する兵庫県を目指しています。

・兵庫県HP https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk07/nextgeneration.html

・特設サイト https://wakamono-zsedai.pref.hyogo.lg.jp/

「兵庫 旅するキッカケ文庫」概要

本企画は、兵庫県が若者の「学び・子育て・住まい・働き」を分野横断的に支援する「若者・Z世代応援パッケージ」の広報事業の一環として実施します。「兵庫 旅するキッカケ文庫」では、本企画のアンバサダーを務めるタレントの山之内すずさんやフリーアナウンサー・俳優の宇垣美里さん、阪神タイガースの近本光司選手や坂本誠志郎選手、その他兵庫ゆかりの財界、学識経験者などの著名人約50名が「人生が動き出すキッカケとなった本」を選書し、自身の人生に影響を与えた本を通し県内の若者への応援メッセージを届けます。なお、選書にご協力いただく著名人の輪は、今後もさらに広がっていく予定です。

50冊の本を乗せたブックバスは、2025年9月20日の神戸ポートタワーを皮切りに、姫路市や丹波市、三田市、三木市、豊岡市など、県内10箇所以上を2026年3月まで巡回。巡回先では、地域の企業や店舗と連携したマルシェやイベントも開催し、「兵庫 旅するキッカケ文庫」を通じた若者たちとの対話の場を創出します。

本企画を通じて、若者たちがまだ見ぬ将来への選択肢や新たな可能性に気づく体験を届け、「若者・Z世代応援パッケージ」という県の取組への共感を醸成していきます。

企画タイトル

「兵庫 旅するキッカケ文庫」

実施期間

2025年9月20日(土)~2026年3月

巡回場所

9/20(土) 神戸市 - 神戸ポートタワー

10/18(土) 丹波市 - 丹波年輪の里(ティラノサウルスレース)

10/26(日) 神戸市 - 須磨海浜公園(SUMA UNIVERSAL BEACH PROJECT)

など、県内10箇所以上

公式InstagramURL  

https://www.instagram.com/hyogo_kikkake_bunko

WebサイトURL 

https://kikkake-bunko-hyogo.jp

※巡回場所などは、順次公式Instagramでお知らせします

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社カヤック

82フォロワー

RSS
URL
http://www.kayac.com/
業種
情報通信
本社所在地
御成町11-12 御成町11-12
電話番号
0467-61-3399
代表者名
柳澤大輔
上場
東証グロース
資本金
5億3700万円
設立
2005年01月