直木賞候補作家・伊吹有喜のデビュー15周年記念作品『常夏荘物語』発売!
10年以上を費やした伊吹有喜さんのライフワーク的大河小説、ついに完結
株式会社ポプラ社は、伊吹有喜さんの『常夏荘物語』を8月5日(月)に刊行いたします。
伊吹有喜さんは『ミッドナイト・バス』『彼方の友へ』『雲を紡ぐ』で直木賞候補にノミネートされ、「犬がいた季節」は2021年本屋大賞三位と、文芸界をリードする作家のお一人です。
本書は大河シリーズ「なでしこ物語」の最終巻で、一作目から10年以上の年を経て完結を迎えました。
静岡県の遠州を舞台にし、地元の名家の輝きと没落・変遷。そこに生きる女性・耀子の人生を描いた、伊吹さんのライフワークともいえるシリーズです。
伊吹作品の中でも壮大なスケールで描かれ、女性の自立や地方問題など社会問題にも切り込んだ物語となっています。
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●デビュー15周年記念作品に、書店員さんから応援の声が続々!
まるで読む朝ドラのような大きく逞しい作品でした。
――有隣堂 藤沢本町トレアージュ白旗店 小出美都子さん
野に咲くなでしこのような可憐な美しさと力強さを持つ上質な物語。
――紀伊國屋書店 久留米店 池尻真由美さん
ありがとう伊吹さん、優しい涙は心を柔らかく豊かにしてくれました。
――未来屋書店 大日店 石坂華月さん
挫けそうでも顔を上げ皆の喜びへ手を伸ばす、軽やかに歌うような彼女達の声が、この物語へ永遠に響き渡っていた。
――大盛堂書店 山本亮さん
心の中から光が溢れるような感動が生まれてくる作品です。
――リブロ江坂店 嘉納芙佐子さん
●「なでし子物語」シリーズ
静岡県の遠州を舞台にし、地元の名家の輝きと没落・変遷。そこに生きる女性・耀子の人生を描いた大河シリーズ
『なでし子物語』
いじめに遭っている少女・耀子、居所がなく過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年、立海。
三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。
言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
シリーズ第一弾
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『天の花 なでし子物語』
遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は寂しい境遇にあっても、周囲の人々の優しさに支えられて子ども時代を生き抜いてきた。18歳になった耀子は、誰にも告げずに常夏荘をあとにした。バスの中、4年前のあの夏を思い出す。
シリーズ第二弾
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『地の星 なでし子物語』
時が経ち、時代の流れの中で凋落した遠藤家。常夏荘はもはや見る影もなくなってしまったが、耀子はそのさびれた常夏荘の女主人となり―。
シリーズ第三弾
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●『常夏荘物語』あらすじ
遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。10歳の時にこの屋敷に引き取られた耀子は、寂しい境遇にあっても周囲の人々の優しさに支えられて子ども時代を生き抜いてきた。時を経て38歳になった耀子は、ある日、夫の龍治から突然離婚を切り出される。その思いもよらない理由に耀子は驚くが、それを機に自分にとって本当に大事な人が誰だったのか、思いを巡らし始める―。
耀子の葛藤、娘・瀬里の巣立ち、義母・照子の愛。激動の時代に遠藤家の三代の女たちが守り抜いた家と暮らしは、峰生に暮らす人々にとってもかけがえのない居場所になっていく。
「なでし子物語」シリーズ完結編!
●著者プロフィール
伊吹有喜(いぶき・ゆき)
三重県出身。2009年『風待ちのひと』でポプラ社小説大賞特別賞を受賞しデビュー。
他の著書に『四十九日のレシピ』『ミッドナイト・バス』『カンパニー』『彼方の友へ』『雲を紡ぐ』『犬がいた季節』など多数。
●書誌情報
『常夏荘物語』
著者:伊吹有喜
発売年月:2024年8月5日
定価:1980円(10%税込)
書誌ページ:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008398.html
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