日本橋リバーウォークの回遊と賑わいを創出する仮囲い装飾プロジェクト NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM 始動
未来の日本橋・八重洲エリアへの期待感を高めるアート作品を掲出

本ニュースレターのポイント |
---|
・日本橋リバーウォーク(※1)の回遊や賑わいを創出する工事用仮囲い装飾プロジェクト 「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM」を始動。 ・第一弾として、中央区の日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業の新築工事用仮囲いに、日本橋の歴史の継承と未来への期待感をテーマにした作品を掲出。 ・日本橋リバーウォーク内のその他の再開発エリアでも順次実施予定。 |
※1:日本橋リバーウォークとは、親水空間と川沿い歩行者ネットワークを中心に、5つの再開発区域とその周辺一帯を指すエリア名称です。

一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント(以下「日本橋リバーウォークエリアマネジメント」)は、日本橋リバーウォーク内の回遊や賑わいを創出する工事用仮囲い装飾プロジェクト「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM」を開始します。また日本橋リバーウォークエリアマネジメントの事務局である三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)と連携し、第一弾となる作品掲出を行います。
本企画では、日本橋リバーウォークで進行する大規模再開発の工事用仮囲いを活用してアート作品を掲出。各地区の仮囲い装飾を巡りながら、エリアの魅力を知り、街歩きをお楽しみいただけます。第一弾の「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」の仮囲いを皮切りに、今後は日本橋リバーウォーク内で順次展開していきます。
この度の仮囲いの活用を通して大規模工事期間中における街の賑わいを創出することで、魅力ある日本橋の街づくりをより一層推進してまいります。


日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事用仮囲い実施概要 |
---|
作 品 名:Nihonbashi Symphonia ー響きあう多声的な都市像ー
掲 出 場 所:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業 新築工事仮囲い
東京都中央区日本橋一丁目32番(地番)
掲 出 期 間:2025年7月10日(木)~2026年3月中(予定)
主 催:一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント
日本橋一丁目中地区市街地再開発組合
協 力:東京ミッドタウンマネジメント株式会社

「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM」第一弾は、スマートフォンで制作活動をするデジタルネイティブの若手作家ナカミツキ氏による作品「Nihonbashi Symphonia ー響きあう多声的な都市像ー」を掲出します。本作は受け継がれた記憶や交流、川の流れをテーマに描いた「共鳴の風景」です。多様性と調和を象徴する七色のグラデーションや歴史的なモチーフによって、過去と未来、街と人々とを共鳴させ、新たな対話が生まれる場を目指します。

作品内には、古くから受け継がれ、日本橋の装飾にも用いられる様々なモチーフが散りばめられています。
飛び立つ麒麟の翼


「日本橋から飛び立つ」という願いを込めて翼が付けられた麒麟像を、作品のスタート地点に配置。
獅子のたてがみ


「東京の守護」を象徴する獅子像を作品の中央に配置。始まりと守り、生命力や発展への祈りが込められる。
紋様となった松の木


五街道の起点として一里塚に松が植えられた日本橋の歴史も踏まえ、縁起の良い松のモチーフを採用。
【アーティストプロフィール】

ナカミツキ
TOKYO MIDTOWN AWARD 2023アートコンペ受賞
1997年生まれ、2020年京都教育大学美術科を卒業。在学中はアート奨学制度のもと、NY海外研修や、アートインレジデンスを経験。創作活動の軸は「音楽と人との対話」。
参考情報① 日本橋リバーウォークについて
現在5つの再開発事業(※2)が推進される日本橋川沿いエリアでは、再開発区域とその周辺一帯を「日本橋リバーウォーク」(※3)と称し、官民地域が連携して街づくりを進めております。今回仮囲い装飾が行われる日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業も、5つの再開発事業のうちのひとつです。

※2:「5つの再開発事業」とは、八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業、日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業、日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業、日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業、日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業を指します。
※3:詳細は以下リンクをご参照ください。
公式ホームページ:https://www.nihonbashiriverwalk.jp/
プレスリリース:https://www.nihonbashiriverwalk.jp/wp-content/uploads/release_20250611.pdf
参考情報② 日本橋リバーウォークエリアマネジメントについて
2025年4月、日本橋リバーウォークで一体感ある街づくりを進めるため、法人組織「一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント」が発足しました。新たに誕生する様々な空間の利活用と情報発信を行うことで、エリア価値の向上を目指します。

今般実施する仮囲い装飾プロジェクトのほか、日本橋リバーウォーク公式ホームページの運用や、街づくりプレゼンテーション拠点「VISTA」との連携を通して、日本橋リバーウォークに関する情報発信等を行い、一帯の賑わいづくりに貢献してまいります。


■公式ホームページ:https://www.nihonbashiriverwalk.jp/
■一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメントを構成するメンバー(順不同)
日本橋一丁目中地区市街地再開発組合、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合、日本橋室町一丁目地区
市街地再開発組合、日本橋一丁目東地区市街地再開発組合、日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合
参考情報③ 過去に実施してきた仮囲い装飾について
日本橋リバーウォークでは2023年から仮囲い装飾を行っており、過去にはエリアの歴史写真や未来の日本橋をイラストレーターが表現したアートワークの掲出、シティ・ポップカルチャーを題材にアートと音楽を楽しめる施策などを実施してまいりました。
■過去の仮囲い装飾実施事例



参考情報④ 「TOKYO MIDTOWN」および「TOKYO MIDTOWN AWARD」について
東京ミッドタウンは“「JAPAN VALUE(新しい日本の価値・感性・才能)」を創造・結集し、世界に発信し続ける街”をコンセプトに、2007年に誕生した複合都市です。街に集まる多彩な機能と才能を融合することで新たな価値を創造し、街を訪れる人々へのきめ細やかな心配りとおもてなし、空間を活かした四季折々のイベント、デザインやアートを通じた知的想像力を育む活動などによって、街のビジョンを具現化しています。その活動の一環として、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘・支援、その先のコラボレーションを目的としてデザインとアートの2部門で開催するコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD」を開催しています。

17年間の実施で、応募者数延べ25,763組の中から、デザインコンペでは147組・253名(延べ153組・274名)、アートコンペでは93組・98名の受賞者・入選者を輩出。受賞作品だけではなく、アイデアや作品を生み出すことのできる「人」にフォーカスするアワードへの進化を目指しています。また、受賞者・入選者の成長を継続的に支援する活動をこれまで以上に拡充させ、社会や企業とコラボレーションの機会を創出していくことに努めています。

今回、受賞者支援の一環として、東京ミッドタウンがNIHONBASHI RIVER WALK MUSEUMに起用するアーティストの提案を行いました。
■TOKYO MIDTOWNオフィシャルサイト
https://www.tokyo-midtown.com/jp/
■TOKYO MIDTOWN AWARD 公式HP
https://www.tokyo-midtown.com/jp/award/
参考情報⑤ 三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針策定」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality
すべての画像