サイバーセキュリティに関する2つの国際カンファレンスにキヤノンITソリューションズ サイバーセキュリティラボの社員が登壇
発表の概略
「36th Annual FIRST Conference」と「C1b3rWall」の両カンファレンスにおいて、キヤノンITS サイバーセキュリティラボの社員より、スペインのIT企業のリサーチャーと行った共同研究に関する発表をいたしました。同じ攻撃パターンが、時期を変えて違う国でも発生することを示し、事前に対策を講じるためには国際的な協力と情報連携の強化が重要であることを提言しました。発表後は、さまざまな国の参加者との活発な意見交換が行われ、報道陣のインタビューを受けるなど、発表内容が大きな関心を集めました。
「36th Annual FIRST Conference」
非営利団体「FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams, Inc.)」が主催する年次カンファレンスで、今年で36回目を迎えました。FIRST は、インシデントの予防や迅速な対応において、メンバー間およびコミュニティ全体で情報の共有を促進することを目的として活動しています。メンバーは、 100カ国以上の600 を超えるチームで構成されています。今回のカンファレンスには99カ国から約1,000名の参加者が会場に集まり、700を超える応募の中から採択されたプレゼンテーションを聴講しました。
「C1b3rWall」
スペインの警察学校が設立した「C1b3rWallプロジェクト」内で開催されている国際カンファレンスです。サイバーセキュリティに関する最適なトレーニングを作成し、質の高いスキルを開発することを目的に、本年は80か国から約1万6,000名が対面とオンラインで参加しました。
今後もサイバーセキュリティの重要性が増していく中、キヤノンITSは社会のセキュリティ向上に貢献できるよう国内外の情報収集/解析/発信活動を続けてまいります。
■36th Annual FIRST Conference(FIRSTCON24)概要
□日 時 :2024年6月9日(日)~6月14日(金)
□会 場 :ヒルトン福岡シーホーク(福岡市)
□主 催 :FIRST(インシデント対応に関する国際的な団体)
□参加人数 :99カ国から約1,000名が参加
□公式ホームページ :https://www.first.org/conference/2024/
■C1b3rWall概要
□日 時 :2024年6月18日(火)~6月20日(木)
□会 場 :スペイン国立警察学校(スペイン、アビラ)
□主 催 :スペイン国立警察学校
□参加人数 :80カ国から約1万6,000名が参加(対面、オンライン)
□公式ホームページ :https://c1b3rwall.policia.es/
■サイバーセキュリティラボについて
キヤノンITSは、25年以上にわたってセキュリティ対策製品の開発やサポートをしてきた実績があり、サイバーセキュリティの脅威とその対策に関する高度な知見を有しています。この強みを最大限に生かし、日本のあらゆる企業や組織に“安全/安心”を提供すべく2017年にサイバーセキュリティラボを設立しました。主に、マルウェアの挙動解析、サイバー攻撃に使われる脆弱性調査、解析手法の調査や研究、学会での論文発表、セキュリティ情報の発信、JISA(情報サービス産業協会)やJNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)といった国内セキュリティ団体での活動などを行っています。
●一般の方のお問い合わせ先:ITサービス営業本部ITサービス事業企画部 03-6701-3513(直通)
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