本格運用した「神奈川県エコフィードマッチングシステム」を構築・提供
関東 神奈川事業部」)は、神奈川県環境農政局が2023年12月28日に本格運用をホームページに公表した
<*1>、「神奈川県エコフィードマッチングシステム」を構築・提供しています。
<*1>https://www.pref.kanagawa.jp/docs/w5c/cnt/f100400/index.html
1.背景・目的
神奈川県では、近年の飼料価格高騰から、畜産業の持続可能な生産体制の構築と輸入飼料の依存からの転換をめざし、食品残さ等をエコフィードとして活用するため、県内の食品関連事業者と畜産農家・エコフィード製造業者を繋ぐマッチングシステムを作成しました。
NTT東日本 神奈川事業部は、神奈川県と2023年4月26日から12月22日までの約8か月間、システム及びマッチングの検証を目的とした実証実験を実施しており<*2>、今回の本格運用に至りました。
<*2>実証実験概要 https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20230512_002.html
<*3>実証実験の結果等
■マッチング検証
・2組がマッチングに至ったが、契約成立までには至らなかった。
■主なシステム検証、検討・改善の事柄
・当初、畜産農家は登録とデータの閲覧だけを想定していたが、畜産農家も意思表示できるよう、
畜産農家の投稿フォームも設けた。
・当初、パソコンで操作するイメージにしていたが、スマートフォンでも操作しやすい構成に変更した。
・輸送距離の検討に必要な情報として、市町村名の表示を本格運用時に盛り込む。
2.マッチングシステム(本格運用)概要
本システムを利用するには、神奈川県への利用登録<*4>が必要であり、
登録することで情報の投稿や閲覧できるようになります。
<*4>https://www.pref.kanagawa.jp/docs/w5c/cnt/eco-feed/tourokusinsei.html
3. 今後に向けて
このマッチングシステムの提供により、エコフィードに関する情報とマッチングの機会を従来よりも多く提供でき、その中で契約が成立すれば、食品循環資源の再生利用や飼料自給率向上に貢献できると考えています。
これからもNTT東日本-南関東 神奈川事業部は、課題解決・価値創造に向けた前線に立ち、これらの課題を解決するだけにとどまらず持続可能な価値を創造するソーシャルイノベーション型の取り組みをすべてのステークホルダーの方々の共感を得ながら推進していくことで、地域とともに歩むソーシャルイノベーション企業として、地域の皆様に頼りにしたいただける会社をめざしていきます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像