西武鉄道と東急電鉄・小田急電鉄 「サステナ車両(※)」を授受 各社連携して、SDGsへの貢献を加速してまいります 

東急

西武鉄道株式会社(本社:埼玉県所沢市、社長:小川 周一郎)は、環境負荷の少ない他社からの譲受車両「サステナ車両」(※)の授受について、東急電鉄株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:福田 誠一)および小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、社長:星野 晃司)と連携することに合意いたしましたので、お知らせいたします。
 (※)他社から譲受したVVVFインバータ制御車両を西武鉄道独自の呼称として定義

 「サステナ車両」として、東急電鉄は「9000系」を、小田急電鉄は「8000形」を、 西武鉄道へ譲渡します。これにより、西武鉄道では、本線系(池袋線・新宿線など)への新造車両の導入に加え、「サステナ車両」を支線系(国分寺線や西武秩父線など)に導入することにより省エネルギー化を加速し、2030年度までに車両のVVVF化100%達成を目指します。なお、今回の連携による第1編成の運行開始は、2024年度を予定しております。

 

 西武鉄道、東急電鉄、小田急電鉄では、各社の経営理念に基づき、SDGsへの貢献を意識し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。

詳細は、別紙のとおりです。

【別紙】

西武鉄道が導入するサステナ車両の概要について


■授受車両

    東急電鉄「9000系」               小田急電鉄「8000形」

■導入時期  2024年度以降、2029年度にかけて順次導入予定

       ※2024年度に運行開始する第1編成は、小田急電鉄「8000形」

       ※東急電鉄「9000系」は、2025年度以降、順次運行開始する予定

 

■導入路線と車両数

 

  

 

■導入効果

 ①VVVF化100%による使用電力量削減に伴うCO2排出の削減(2030年度時点での想定)

  サステナ車両100両導入 → 年間 約5,700t(約2,000世帯の年間排出量)のCO2削減

  ※旧型車両(直流モーター車)に比べ、使用電力量は約50%削減

 

 ②車両のリユースによるCO2削減

  ・新車製造時に排出するCO2の削減 約9,400t(1両あたり 約94t・100両合計)

  ・車両廃棄時に排出するCO2の削減    約70t(1両あたり 約0.7t・100両合計)

 

※上記導入時期や車両数は現時点での予定であり、今後の状況により変更になる可能性があります

 

                 

【西武鉄道株式会社 鉄道本部 車両部長 小川 克弘 コメント】   

東急電鉄さま、小田急電鉄さまの多大なるご協力により、資源の廃棄を減らし、自然環境への負荷を軽減する今回の取り組みを実現することができました。これにより当社では、新造車両と「サステナ車両」を組み合わせ、車両の省エネルギー化をスピード感を持って推進します。また、これを機に両社との技術連携を深め、よりサステナブルな輸送サービスをお客さまにご提供します。



【参考】

各社の鉄道事業におけるCO2削減に向けた取り組みについて




 ◇サステナ車両に関するお問合せ

西武鉄道お客さまセンター TEL.(04)2996-2888

音声ガイダンスのご案内により、メニューをお選びください。

[営業時間: 全日9時~17時(12/30~1/3を除く)]

 

                                               以 上



 

 

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会社概要

東急株式会社

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URL
http://www.tokyu.co.jp
業種
倉庫・運輸関連業
本社所在地
東京都渋谷区南平台町5番6号
電話番号
03-3477-0109
代表者名
堀江正博
上場
東証1部
資本金
1217億2400万円
設立
1922年09月