Speedo、車いす利用者向けのバックパックおよびウィーラーバッグを発売
日本身体障がい者水泳連盟オフィシャルバッグとして提供、11月8日(日) より一般発売
【開発経緯】
当社は2016年より一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟とオフィシャルパートナーとして、「Speedo」ブランドの製品を提供し、日本代表の活動をサポートしてまいりました。アスリートから要望を聞くなかで、車いすを利用する選手が日常の移動や遠征などの際に使用しているバッグに様々な不便を感じていることがわかってきました。そこで、当社所属の障がい者水泳アスリートである鈴木孝幸の監修の下、車いす本体とバッグを専用ループにより接続する機能を備えた、車いすユーザーが使いやすいバッグを開発しました。鈴木に加え、当社がサポートする車いすを利用する様々な競技のアスリートにもヒアリングを実施し、車いすユーザー目線で開発したバッグですが、一般的なバックパックとしての収納性や機能性、ウィーラーバッグの「持つ・引っ張る・押す」といった動作は維持しているため、幅広いユーザーが快適にお使い頂ける仕様となっています。
【2製品共通特徴】
力を入れずに取り外しできる装着部分
両側に備えた専用接続ベルトによりバッグ本体と車いすを固定します。従来のバッグ(既製品)では、ショルダーハーネスを車いすハンドルに掛けて使うことが多いため、車いすユーザーの背中にハーネス部分があたることがストレスとなっていました。また、ショルダーハーネスを車いすハンドルに掛けると、バッグ本体の位置が低くなり、中身が取り出しづらくなることや、バッグの底が地面に擦れてしまうこともあります。そこで、専用接続ベルトでバッグ本体と車いすをつなぐことにより、ハーネスが背中にあたるストレスを軽減し、バッグの位置が低くなり過ぎないよう固定させています。指の欠損などにより握力の弱い方でも簡単に取り外しができるよう、バックル(留め金具)はマグネット仕様になっています。
車いすのサイズに合わせた横幅
一般的な車いすに合わせ、バックパックの横幅は34cm、ウィーラーバッグの横幅は36cmに設計。車いすの幅に合わず、ホイールにバッグ本体が接触し擦れてしまう、という従来のバッグ(既製品)に生じていた課題に対応しています。ウィーラーバッグは大手航空会社の機内持ち込みサイズに対応(※)しています。
※詳細はご利用になる航空会社にご確認ください。
リング状の持ち手が付いたファスナーで開閉を容易に
指の欠損や握力が弱い方でもバッグを開けやすいよう、ファスナーにはリング状の持ち手が付いています。リング部分に指をひっかけることができます。
アクセスしやすいフロントポケット
パスポートや携帯電話など頻繁に使うものや小物を収納できるジッパー付きのポケットを、取り出しやすいバッグ上部に配置しています。
シンプルな内部構造
内部はシンプルな構造となっています。バックパックにはPCスリーブを備えています。
【製品概要】
商品名:ウィルチェアバックパック
品番:SE22020
価格:16,500円(税込)
寸法(W×H×D): 34cm×53cm×18cm
重量:約1.2kg
容量:約30リットル
カラー:K(ブラック)
素材:ポリエステル100%
発売日:11月8日(日)
※登録意匠第1667380号
ベルト収納ポケット
健常者や介護者の方が使用する際にベルトが邪魔にならないよう、バッグ本体と車いすを接続しない時はループを収納できるポケットを両サイドに備えています。
商品名:ウィルチェアウィーラーバッグ
品番:SE22021
価格:31,900円(税込)
寸法(W×H×D):36cm×61cm×24cm
重量:約3.8kg
容量:約45リットル
カラー:K(ブラック)
素材:ポリエステル100%
発売日:11月8日(日)
※登録意匠第1667379号
車いすにスムーズに追随するキャスター設計
バッグと車いすの接続時、バッグ本体が車いすにスムーズに追随するよう360度回転する4輪ウィーラーを採用しました。
ポケット内部にキークリップ部分を装備
キーホルダーやパスケースなどを装着できるキークリップを備えています。
どちらのバッグも、好きなテキストやオリジナルロゴを配置できる「マーキングオーダー」が可能です。
※使用に際しての注意
装着ベルトが取り付けられない車いすには装着できません。
【説明動画】
■ウィルチェアバックパック
■ウィルチェアウィーラーバッグ
【展開店舗】
■2020年11月8日(日) 14時 発売
・ブランドオフィシャルオンラインストア https://www.goldwin.co.jp/speedo/
■2020年11月9日(月)発売 (※1)
・NEUTRALWORKS. ※下記店舗
TOKYO、HIBIYA、NIHOMBASHI
・新宿高島屋8階 Speedo コンセプトストア
・THE NORTH FACE+ ※下記店舗
サッポロファクトリー、エスパル仙台、ららぽーと新三郷、ららぽーと富士見、ららぽーと海老名、ラゾーナ川崎、名古屋ラシック、西宮ガーデンズ、キャナルシティ博多、アミュプラザ長崎、沖縄・浦添PARCO CITY
・THE NORTH FACE 昭島アウトドアヴィレッジ
・THE NORTH FACE/DANSKIN ※下記店舗
ヒカリエShinQs、玉川高島屋SC
鈴木孝幸 プロフィール
[生年月日]1987年1月23日(33歳)
[出身地] 静岡県浜松市
小学校から水泳を習い始め、高校で本格的に競泳に取り組み、高校3年生の時には日本代表として「2004年アテネパラリンピック」に出場。2009年3月早稲田大学教育学部卒業、同年4月株式会社ゴールドウイン入社。スピード事業部配属後、2016年4月からコーポレートコミュニケーション室、2020年4月からCSR推進室に配属。2013年よりイギリス(ニューカッスル)のノーザンブリア大学でスポーツマーケティングを学び、2018年卒業。2019年からイギリスで大学院に進学し、トレーニングを続けている。
[主な戦歴]
・2004年アテネパラリンピック
200mメドレーリレー(団体) 銀メダル、フリーリレー(団体)4位
・2008年北京パラリンピック
競泳チームの主将として出場、50m平泳ぎ(個人) 金メダル、150m個人メドレー 銅メダル、平泳ぎの予選では48秒49の50m世界記録を樹立
・2012年ロンドンパラリンピック
競泳チームの主将として出場、50m平泳ぎ(個人) 金メダル、150m個人メドレー 銅メダル
・2016年リオデジャネイロパラリンピック
150m個人メドレー 4位、50m平泳ぎ(個人) 4位
Speedo® とは:
1928年に創業された世界のスイムリーディングブランドであるSpeedoは、水中や水の周辺におけるライフスタイルに対する情熱を持ち、常に新しいテクノロジー、デザイン、およびイノベーションの開発を行いながら、一般スイマーからトップスイマーまでをサポートしています。Speedoは、1920年代にレーサーバック(世界初のウールではない水着)を発表。そして、2008年には再びFastskin LZR RACER(当時最も速く、最先端技術を用いた水着)によって、新たな水着の定義を確立しました。2019年、Speedoはスイマーがより速く感じられる初の水着、Fastaskin LZR Pureを発表。その開発は、330人以上の競泳トップスイマーや学術研究者などのチームで、心理的かつ身体的な分析を行うことで実現しました。SpeedoはSpeedo Holdings B.V.により保有され、世界の170カ国で販売されています。Speedoに関する詳しい情報はオフィシャルHPをご覧下さい。
SPEEDO, ブーンマーク, FASTSKIN, AQUALAB, RACING SYSTEM, BIOFUSE, SPEEDO ENDURANCEおよびLZR RACERはSpeedo Holdings B.V.の登録商標です。LZR RACER水着はワールドワイドで意匠権および特許を取得しています。FASTSKIN3キャップ、ゴーグル、水着はワールドワイドで意匠登録および特許出願中です。
*「Speedo(スピード)」オフィシャルHP https://www.goldwin.co.jp/speedo/
*「Speedo(スピード)」オフィシャルFacebook https://www.facebook.com/SpeedoJAPAN
*「Speedo(スピード)」オフィシャルinstagram https://www.instagram.com/speedo_japan/
*「Speedo(スピード)」LINE公式アカウント@Speedo_Japan
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