アグレックス、全国住所マスター「ADDRESS」の収録エリアをGIS上で可視化するオプション製品「ADO-POLYGON」を提供開始
~エリア毎の災害リスク判定や商圏分析、営業活動の高度化を実現~
TISインテックグループの株式会社アグレックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:八尾 政範、以下 アグレックス)は、全国住所マスター「ADDRESS」のオプション製品としてGIS※1上で住所情報のエリアを可視化する「ADO-POLYGON」を提供開始することを発表します。
全国住所マスター「ADDRESS」は、日本全国の住所に10桁の住所コードを付番し、カナや漢字住所、郵便番号を収録したマスターファイルです。火災保険料率算出時などにも活用されており、損害保険業界における導入率は約100%の製品です。
このたび、「ADDRESS」のオプション製品として、「ADDRESS」に収録している全国約30万件の住所情報(町丁目レベル)をGIS上でポリゴン※2として表示し、町丁目レベルでのエリアを可視化することができる「ADO-POLYGON」を開発しました。文字情報である「ADDRESS」を、「ADO-POLYGON」によりGIS上で可視化することで、データの羅列では見えなかった傾向や特徴、データ同士の関連性なども一目で把握できるようになります。
GIS上に「ADO-POLYGON」と、統計データやビッグデータ、お客様が保有する顧客情報などを重ね合わせることで、災害リスク判定の精緻化や商圏分析、エリアマーケティングの高度化を実現します。
アグレックスは、主に災害リスク分析業務や営業活動、マーケティング活動で活用いただける製品として、損害保険業界や生命保険業界、不動産業界、製造業界、流通業界を中心に幅広く「ADO-POLYGON」を販売していきます。また将来的には、GISや各種統計データと組み合わせてパッケージ化することで「ADO-POLYGON」の付加価値向上を目指します。
※1 GIS:Geographic Information System(地理情報システム)の略称で、コンピュータ上でさまざまな地理空間情報を重ね合わせて表示するためのシステムのこと。位置に関する情報を持ったデータを総合的に管理・加工し、視覚的に表示することで、高度な分析や迅速な判断を可能にする。
※2 ポリゴン(Polygon):「多角形」という意味で、3つ以上の頂点を結んで定義した多角形の面データのこと。市区町村などの行政界区画(○○町△丁目の範囲など)の境界は「行政界ポリゴン」によって表される。
■「ADO-POLYGON」の活用例
(1) 町丁目レベルでの風水害・土砂災害リスク判定、保険料算出に活用
GIS上に、水害・土砂災害ハザードマップと「ADO-POLYGON」を重ねることで、「ADDRESS」の10桁コードエリア単位で浸水リスクレベルを自動判定することができます。この判定結果を、お客様が定める判断基準に照らし合わせることで、町丁目レベルでのリスク評価・保険料算出が可能です。
(2) 商圏分析、町丁目レベルのエリアマーケティングに活用
GIS上に、総務省統計局で公開している国勢調査情報と「ADO-POLYGON」を重ねることで、町丁目エリア毎の世帯、人口密度、参考年収情報などを割り出し、町丁目レベルの商圏分析やエリアマーケティングに活用することが可能です。
■全国住所マスター「ADDRESS」の特長
日本全国の住所に10桁の住所コードを付番し、カナや漢字住所、郵便番号を収録したマスターファイルです。損害保険業界では1975年から火災保険料率算出時におけるベースの住所情報として活用されており、損害保険業界における導入率は約100%です。公益財団法人国土地理協会による提供情報をもとに作成しており、高い信頼度があります。市町村合併に対しては、新旧の住所コードを対応させるなど、住所情報の更新を容易に行える設計となっています。また地名変更、郵便番号変更についても毎月最新のデータに更新しており、住所情報の標準化、効率的な名寄せ処理などに幅広く活用いただけます。
「ADDRESS」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.agrex.co.jp/service/detail/btob001
■「ADO-POLYGON」の提供背景
昨今の風水害の多発にともない、損害保険業界では2018年から2年連続で保険金支払額が約1兆円を超えており、各損害保険会社では防災・減災への取り組みや提供する保険の見直しを積極的に行っています。また、不動産、製造、流通業界では自社製造・流通拠点のBCP対策として地域ごとの風水害リスク判定を実施する企業も増えてきています。
そのような背景の中で、損害保険会社から全国住所マスター「ADDRESS」の町丁目レベルの住所毎に洪水・氾濫地域や土砂災害リスクを判定し、地域毎のリスクを考慮した保険料率算出を行いたいと要望があり、本製品の提供を開始しました。
■価格
ライセンス価格:200万円~
※使用端末数に応じた課金体系となります。また、別途全国住所マスター「ADDRESS」のライセンスが必要です。
アグレックスについて(https://www.agrex.co.jp/)
アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション)、SI(システムインテグレーション)を柱とする総合情報サービス企業です。1965年の創業以来、半世紀にわたり、大量のデータを抱える企業の煩雑な業務処理を一手に引き受ける独自のアウトソーシングビジネスを中心に事業を展開し、その後システム開発・運用へとその領域を拡大してきました。アグレックスは、業務処理とITのノウハウを総合化・融合化し、お客様に最適なソリューションを提供し続けます。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【ソリューションに関するお問い合わせ】
株式会社アグレックス
営業本部 営業統括部
ソリューション営業第1部 担当:遠藤
TEL:03-5371-1505 E-mail:system_contact@m.agrex.co.jp
このたび、「ADDRESS」のオプション製品として、「ADDRESS」に収録している全国約30万件の住所情報(町丁目レベル)をGIS上でポリゴン※2として表示し、町丁目レベルでのエリアを可視化することができる「ADO-POLYGON」を開発しました。文字情報である「ADDRESS」を、「ADO-POLYGON」によりGIS上で可視化することで、データの羅列では見えなかった傾向や特徴、データ同士の関連性なども一目で把握できるようになります。
GIS上に「ADO-POLYGON」と、統計データやビッグデータ、お客様が保有する顧客情報などを重ね合わせることで、災害リスク判定の精緻化や商圏分析、エリアマーケティングの高度化を実現します。
アグレックスは、主に災害リスク分析業務や営業活動、マーケティング活動で活用いただける製品として、損害保険業界や生命保険業界、不動産業界、製造業界、流通業界を中心に幅広く「ADO-POLYGON」を販売していきます。また将来的には、GISや各種統計データと組み合わせてパッケージ化することで「ADO-POLYGON」の付加価値向上を目指します。
※1 GIS:Geographic Information System(地理情報システム)の略称で、コンピュータ上でさまざまな地理空間情報を重ね合わせて表示するためのシステムのこと。位置に関する情報を持ったデータを総合的に管理・加工し、視覚的に表示することで、高度な分析や迅速な判断を可能にする。
※2 ポリゴン(Polygon):「多角形」という意味で、3つ以上の頂点を結んで定義した多角形の面データのこと。市区町村などの行政界区画(○○町△丁目の範囲など)の境界は「行政界ポリゴン」によって表される。
■「ADO-POLYGON」の活用例
(1) 町丁目レベルでの風水害・土砂災害リスク判定、保険料算出に活用
GIS上に、水害・土砂災害ハザードマップと「ADO-POLYGON」を重ねることで、「ADDRESS」の10桁コードエリア単位で浸水リスクレベルを自動判定することができます。この判定結果を、お客様が定める判断基準に照らし合わせることで、町丁目レベルでのリスク評価・保険料算出が可能です。
(2) 商圏分析、町丁目レベルのエリアマーケティングに活用
GIS上に、総務省統計局で公開している国勢調査情報と「ADO-POLYGON」を重ねることで、町丁目エリア毎の世帯、人口密度、参考年収情報などを割り出し、町丁目レベルの商圏分析やエリアマーケティングに活用することが可能です。
■全国住所マスター「ADDRESS」の特長
日本全国の住所に10桁の住所コードを付番し、カナや漢字住所、郵便番号を収録したマスターファイルです。損害保険業界では1975年から火災保険料率算出時におけるベースの住所情報として活用されており、損害保険業界における導入率は約100%です。公益財団法人国土地理協会による提供情報をもとに作成しており、高い信頼度があります。市町村合併に対しては、新旧の住所コードを対応させるなど、住所情報の更新を容易に行える設計となっています。また地名変更、郵便番号変更についても毎月最新のデータに更新しており、住所情報の標準化、効率的な名寄せ処理などに幅広く活用いただけます。
「ADDRESS」の詳細はこちらをご覧ください。
https://www.agrex.co.jp/service/detail/btob001
■「ADO-POLYGON」の提供背景
昨今の風水害の多発にともない、損害保険業界では2018年から2年連続で保険金支払額が約1兆円を超えており、各損害保険会社では防災・減災への取り組みや提供する保険の見直しを積極的に行っています。また、不動産、製造、流通業界では自社製造・流通拠点のBCP対策として地域ごとの風水害リスク判定を実施する企業も増えてきています。
そのような背景の中で、損害保険会社から全国住所マスター「ADDRESS」の町丁目レベルの住所毎に洪水・氾濫地域や土砂災害リスクを判定し、地域毎のリスクを考慮した保険料率算出を行いたいと要望があり、本製品の提供を開始しました。
■価格
ライセンス価格:200万円~
※使用端末数に応じた課金体系となります。また、別途全国住所マスター「ADDRESS」のライセンスが必要です。
アグレックスについて(https://www.agrex.co.jp/)
アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション)、SI(システムインテグレーション)を柱とする総合情報サービス企業です。1965年の創業以来、半世紀にわたり、大量のデータを抱える企業の煩雑な業務処理を一手に引き受ける独自のアウトソーシングビジネスを中心に事業を展開し、その後システム開発・運用へとその領域を拡大してきました。アグレックスは、業務処理とITのノウハウを総合化・融合化し、お客様に最適なソリューションを提供し続けます。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
【ソリューションに関するお問い合わせ】
株式会社アグレックス
営業本部 営業統括部
ソリューション営業第1部 担当:遠藤
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