建築会社が教えない「建てない」という最強の選択肢! 新刊『建てずに儲かる土地活用』本日発売
駐車場、売却、買い換え……「建てる」以外の選択肢で資産を最大化する

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年12月19日に書籍『建てずに儲かる土地活用』を刊行しました。
本書は、建築費がコロナ前から約30%も高騰し、「建てること」自体がリスクになりつつある現代において、「本当に今、建てるべきなのか?」を冷静に見極めるための一冊です。一級建築士であり、公認不動産コンサルティングマスターでもある著者の緒方大介氏が、「土地活用=建築」という従来の常識を覆し、駐車場経営、売却+資産組み換え、現金化など「建てない」選択肢を含めた4つの活用方法を、実際の相談事例とともに徹底解説します。「節税目的の土地活用」に潜む落とし穴や、資産価値の考え方、次世代に負担を残さない不動産管理術まで、地主・不動産オーナー必読の内容となっています。
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295411697
●建築費30%高騰時代、「建てれば安心」はもう古い
「土地があるなら、とりあえずアパートを建てましょう」――多くの地主が一度は耳にしたことがある言葉ではないでしょうか。かつては「土地活用=建築」という図式が当たり前で、建てさえすれば入居者が集まり、安定した収益が得られる時代がありました。
しかし、時代は大きく変わりました。コロナ前から比べて約30%、場合によってはそれ以上の建築費の上昇。資材高、人手不足、円安といった複数の要因が重なり、建築コストは過去に例を見ないほどの水準に達しています。
一方で、賃料は同程度の上昇を見せているでしょうか? 答えは「いいえ」の方が多いのではないでしょうか。多くの地域では賃料上昇が追いつかず、採算性は年々厳しくなっています。さらに金利上昇も加わり、返済負担は一層重くなっています。
建ててしまっては後戻りすることはできません。つまり今の時代、「建てること」自体がリスクになりつつあるのです。安易に建築を進める前に、「本当に今、建てるべきなのか?」を冷静に見極める視点が求められています。
●「節税目的の土地活用」に潜む大きな落とし穴
住宅メーカーの担当者から「相続税対策にもなりますし、安定した家賃収入を得られます」と建築をすすめられる場面は今も昔も同じです。しかし、そうした「建築ありき」の提案には大きな落とし穴が潜んでいます。
確かに、賃貸住宅を建築すると相続税評価額は圧縮されます。しかし著者は、相続税評価額が下がっても、資産価値がそれ以上に下がってしまうケースが少なくないと指摘します。特に立地の悪い土地では、土地建物の資産価値が建築費にすら見合わないこともあるのです。
建築完成と同時に、投資額を下回る資産価値しかない「含み損」状態に陥る可能性――節税効果で数百万円得をしたつもりが、資産価値では数千万円損をしているという本末転倒な結果にもなりかねません。
本書では、収益価格(資産価値=賃料収入÷利回り)という考え方を用いて、土地活用の真の収益性を判断する方法を詳しく解説しています。
●4つの選択肢と4つのリアルな事例で学ぶ「後悔しない土地活用」
本書では、土地活用の選択肢を大きく4つに分類し、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説しています。
選択肢① 現状維持プラス(駐車場利用等の一時的な運用)
大規模な借入を伴わず、月極駐車場やコインパーキングなどで収益を得る手法。元の状態(更地)に復旧できる可逆性の高さが最大の特徴です。
選択肢② 建築活用(アパート・マンション・店舗)
土地の収益性を最大限に引き出すための本格的な活用方法。ただし、立地の見極めと収益価格による資産価値の検証が不可欠です。
選択肢③ 売却+組み換え(好立地物件への買い換え)
現在の土地を売却し、より収益性の高い好立地物件へ投資する戦略的アプローチ。資産ポートフォリオの最適化を図る有効な手段です。
選択肢④ 現金化(売却して資産分散)
土地を売却して現金化し、金融商品などに分散投資する方法。借入のプレッシャーを避けたい場合や、相続対策として資産の分割を容易にしたい場合に適しています。
さらに本書では、実際の相談事例をもとにした4つのリアルなストーリーを収録。「建築前提から一転、高利回り駐車場経営」「相続対策土地活用から資産の組み換えへ」など、地主がどのような思いで考え、判断を下したのかを詳述しています。
▼本書にぴったりの方
・土地を所有しているが、活用方法に悩んでいる地主
・住宅メーカーからアパート建築を提案されているが、本当に建てるべきか迷っている方
・相続対策として土地活用を検討している方
・建築費高騰で賃貸経営の収益性に不安を感じている不動産オーナー
・次世代に負担を残さない資産承継を考えている方
▼本書の構成
第1章 相続対策、建てれば安心、はもう古い
第2章 あなたの土地に最適な活用法を見つけよう
第3章 地主たちはどう判断したか? リアルな4つの選択ストーリー
第4章 考えて、行動することで守れる地主の未来
●著者紹介
緒方大介(おがた・だいすけ)
株式会社リフレム 代表取締役
一級建築士/公認不動産コンサルティングマスター/宅地建物取引士/CPM(米国不動産経営管理士)/CCIM認定不動産投資顧問
1976年、長崎県諫早市生まれ。青山学院大学中退後、早稲田大学専門学校(現早稲田大学芸術学校)卒。建築設計事務所、不動産会社、地域工務店を経て、2014年に株式会社リフレムを設立。資産家、地主向けの不動産運用、相続対策コンサルティングのほか、建築から不動産、金融まで、幅広い知識と経験を活かし、東京23区の城南・城西エリアを中心とした新築一棟マンションプロデュース事業や、低稼働・低収益不動産を再生するストック活用事業を手掛ける。不動産関連セミナー講師としての実績多数。著書に『損する土地活用 得する資産活用』(クロスメディア・パブリッシング)、『地主のための相続対策』(共著、幻冬舎)がある。
●書籍情報
『建てずに儲かる土地活用』

著者:緒方大介
定価:1,650円(本体1,500円+税)
体裁:四六判/180ページ
ISBN:978-4-295-41169-7
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2025年12月19日
◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295411697
▼リンク一覧(クロスメディアグループ)
株式会社クロスメディア・パブリッシング https://cm-publishing.co.jp/
株式会社クロスメディア・マーケティング https://cm-marketing.jp/
クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
