博報堂、クライアント企業の生活者発想を推進するための研究開発を行う「博報堂生活者発想技術研究所」を新設
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、研究デザインセンター(RDC)傘下に、「生活者発想」に関連する研究、教育及びソリューション開発を行う「博報堂生活者発想技術研究所」を2024年9月1日付で新設いたしました。
VUCAの時代において、企業は前例や既成概念にとらわれないより創造的な対応が求められるようになってきています。そのためには、企業組織にとっても、従来の組織人としてだけの固定観念にとらわれず、一人の生活者としての意志が必要となってきています。また、企業の存在意義においても、経済価値だけでなく、パーパスに代表されるような社会や生活者価値の追求が強く求められるようになるなど、今後、ビジネスのあらゆる領域で「生活者発想」が重要となることが予想されます。
博報堂はこれまで、「生活者発想」を原点として様々なアイデアを生み出し、クライアント企業のコミュニケーション活動に取り組んでまいりましたが、生活者発想をクライアントの企業活動全般に広く活用できるものへとアップデートさせ、企業が生活者発想を推進していくための研究・開発を専門に行う「博報堂生活者発想技術研究所」を新設することといたしました。
主な研究開発領域は以下の予定です。
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生活者発想経営に関する研究開発
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フォーカス型生活者研究開発
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生活者心理・行動に関する研究開発
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ウェルビーイング社会共創に関する研究開発
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生活者発想に基づく創造性に関する研究開発
尚、「博報堂生活総合研究所」は、「博報堂生活者発想技術研究所」と共に研究デザインセンター(RDC)傘下の組織として、従来通り、生活者の基礎研究、先端情報及びナレッジ収集、大学・社外企業・研究機関との連携・研究ネットワークを構築するとともに、生活者発想にもとづく提言活動を行います。
博報堂は今後、博報堂生活総合研究所と博報堂生活者発想技術研究所の2つの研究所活動を中心に、生活者発想を「発想の原点」として、企業、社会に新しい価値を提案してまいります。
■「博報堂生活者発想技術研究所」 概要
所長:竹内 慶
2001年博報堂入社。マーケティング部門を経て、2004年よりブランドデザイン専門組織の立ち上げに参画。約20年にわたり多様なクライアント企業のブランドづくりとイノベーションをご支援し、2024年9月から現職。「リベラルアーツ×ビジネス」「アートシンキング×デザインシンキング」など、領域横断型のアプローチを推進する。主な著書に『ブランドらしさのつくり方』(共著、2006年、ダイヤモンド社)。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科客員准教授。
□人数:29名(設立時)
□主な研究開発領域
●生活者発想経営に関する研究開発
生活者発想研究/次世代ブランド研究 など
●フォーカス型生活者研究開発
若者研究/シニア世代研究 など
●生活者心理・行動に関する研究開発
クロスモーダル研究/行動デザイン/買物行動研究 など
●ウェルビーイング社会共創に関する研究開発
未来洞察研究/生活者課題解決研究 など
●生活者発想に基づく創造性に関する研究開発
アートシンキング研究/組織の創造性研究 など
■博報堂研究デザインセンター(RDC)
2024年4月1日に設立された「生活者」及び「生活者発想」に関する研究、開発、教育、発信を目的にした博報堂独自の研究開発組織。傘下の部門に博報堂生活総合研究所、博報堂生活者発想
博報堂研究デザインセンター(RDC)技術研究所がある。
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