哲学の泰斗が集結した新シリーズ! NHK出版新書『哲学史入門』が4月10日に創刊
全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す。ありそうでなかった学び直しの決定版!
創刊23年目をむかえたNHK出版新書に新しいシリーズが誕生。『哲学史入門』が4月10日に刊行開始します。シリーズ第1巻『哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで』は、著者に千葉雅也さん、納富信留さん、山内志朗さん、伊藤博明さんをむかえ、 斎藤哲也さんが聞き手を務めます。
人文思想の分かりやすい解説に定評がある斎藤哲也さんが、日本を代表する研究者への「聞き書き」によって、哲学史の「核心」と「面白さ」に迫ります。ゼロからの学び方、いま学ぶことの意義・効用まで、ありそうでなかった究極の入門シリーズです。
第1巻『哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで』では、近代以降の哲学を理解するうえでも必須の、古代ギリシアからルネサンスまでを扱います。ソクラテス、プラトン、アリストテレスをはじめ主要哲学者の思想の核心に迫り、この時代の哲学の重要論点とダイナミックな流れを浮かび上がらせます。
【目次】
はじめに 斎藤哲也
序章 哲学史をいかに学ぶか 千葉雅也
第一章 「哲学の起源」を問う 古代ギリシア・ローマの哲学 納富信留
第二章 哲学と神学はいかに結びついたか 中世哲学の世界 山内志朗
第三章 ルネサンス哲学の核心 新しい人間観へ 伊藤博明
付録 関連年表 紀元前600―1600年代
【著者】
千葉雅也 ◎1978年生まれ。立命館大学大学院教授。専門は、哲学および表象文化論。著書に『現代思想入門』(講談社現代新書)、『デッドライン』(新潮社)など。
納富信留 ◎1965年生まれ。東京大学大学院教授。専門は西洋古代哲学。著書『プラトンとの哲学』(岩波新書)、『ギリシア哲学史』(筑摩書房)など。
山内志朗 ◎1957年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は中世倫理哲学、スコラ哲学など。著書に『普遍論争』(平凡社)、『中世哲学入門』(ちくま新書)など。
伊藤博明◎1955年生まれ。専修大学教授。専門はルネサンス思想史・芸術論。著書に『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫)、『綺想の表象学』(ありな書房)など。
[編]斎藤哲也◎1971年生まれ。人文ライター。東京大学文学部哲学科卒業。著書に『試験に出る哲学』シリーズ(NHK出版新書)、監修に『哲学用語図鑑』(プレジデント社)など。
▼シリーズ刊行予定(全3巻)
『哲学史入門Ⅱ デカルトからカント、ヘーゲルまで』5月発売予定
『哲学史入門Ⅲ 現象学・分析哲学から現代思想まで』6月発売予定
【商品情報】
書名:『哲学史入門Ⅰ 古代ギリシアからルネサンスまで』
著者:千葉雅也 納富信留 山内志朗 伊藤博明 [編]斎藤哲也
出版社:NHK出版
発売日:2024年4月10日
定価:1,100円(税込)
判型:新書判並製
ページ数:248ページ
ISBN:978-4-14-088718-9
NHK出版ECサイト:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000887182024.html
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