凸版印刷とJVCケンウッド、メタバース上で音楽ライブの実証実験を実施
2人組音楽ユニット「どんぐりず」のバーチャル音楽ライブを通じて、メタバース上における音楽ライブ演出と大規模同時接続の両立を検証
本実証実験は一般募集による100名限定(抽選)で開催予定。メタバース上での音楽ライブにおける芸術表現技術(演出/パフォーマンス/空間設計/音響)や、メタバースへの大規模同時接続時の動作検証を行います。
■ 実証実験の背景
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、メタバース上での音楽ライブやアート鑑賞の機会が増加し、時間や場所の制約が無くなり鑑賞方法が多様化しています。
しかし、既存のプラットフォームを活用してメタバース上でイベントを実施すると、アバターデザインや鑑賞人数など、演出に制約が発生してしまう場合がありました。そのような中で凸版印刷は、音楽を始めとしたアーティストが望む芸術表現を実現させるべく、演出面における制限を設けないVR技術の開発と基盤構築に関する研究/開発を進めています。
今回その研究の一環として、凸版印刷とJVCケンウッドは、VR空間上での音楽ライブ表現技術と、大規模同時接続時における動作検証を目的にメタバース音楽ライブの実証実験を実施します。
■ メタバース音楽ライブ実証実験「DONGURIZU Live at UNIVERSE」概要
タイトル | DONGURIZU Live at UNIVERSE |
開催日時 | 2022年3月26日(土) 18:00~19:30 |
出演 | どんぐりず |
申し込み方法 | 定員100名の抽選制。参加費は無料です。申し込み条件などはこちらをご覧ください。 https://vr-art.world/dongurizuliveatuniverse |
検証内容 | ①VR空間における音楽ライブの芸術表現技術(演出・パフォーマンス・空間設計・音響)に関する検証 ②大規模同時接続時の動作検証 |
■ 各社の役割
・凸版印刷: 本実証全体の企画/会場の制作/演出エフェクトの制作・ディレクション「どんぐりず」・ユーザーのアバターデザイン/文化・芸術領域向けメタバース基盤開発
・JVCケンウッド: 「どんぐりず」の3Dモデルの制作/提供
■ 今後の目標
凸版印刷はメタバース上での様々な芸術表現技術の実現に向けて、アート向けメタバース基盤の研究・開発を進め、文化・芸術領域における新たな鑑賞体験の実現を目指します。
JVCケンウッドは、With/Afterコロナ時代において急速に変化するエンターテインメント環境に対して、グ ループ会社のJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントとともに3DCG関連技術、XR技術によりメタバース事業を含むエンターテインメントのDXを推進し、人と時空をつなぐ次世代事業への展開を図ります。
■ 出演アーティスト概要
・どんぐりず
ラッパー森、トラックメイカー・プロデューサーのチョモからなる二人組ユニット。音源、映像、アートワークに至るまでセルフプロデュースを一貫。2021年にリリースした「NO WAY」が中南米諸国を中心にストリーミング・ヒットを記録。世界18か国でSpotifyバイラルチャートにランクインし、チリ、メキシコ、アルゼンチンでは1位を獲得。同年9月にはZOZOマリンスタジアムで開催された「SUPERSONIC 2021」に出演。ウィットにあふれるグルーヴとディープなサウンドで中毒者を続出させている。
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