凸版印刷、遠隔操作ロボットで、看護業務支援の実証を実施
「2022国際ロボット展」の「病院×ロボット×コロナ対策 withかながわ」ブースにて、本実証成果を出展
凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、複数の異種ロボットを遠隔集中管理するデジタルツイン・ソリューション「TransBots®」(※1)を活用した看護業務支援ロボットの実証を実施しました。その成果を、2022年3月9日(水)から12日(土)に開催される世界最大級のロボット展示会「2022国際ロボット展」(会場:東京ビッグサイト)において、「病院×ロボット×コロナ対策 withかながわ」ブース(東7ホール、小間番号E7-52)に出展します。
本実証では、凸版印刷が開発した複数の異種ロボットを遠隔で集中管理・制御するデジタルツイン・ソリューション「TransBots®」を活用し、種類の異なる複数台の看護業務支援ロボットが、実際の病棟内を自律移動し、病室や検査室への受付・案内を行い、医療従事者の看護業務を支援しました。
なお、本実証実験は神奈川県「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」で、簡易検証プロジェクトテーマに採択され、実施しました。
■ 展示内容について
・ロボットソリューション「TransBots®」による看護業務支援の実証実験の成果報告
神奈川県「令和3年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」の簡易検証プロジェクトテーマ「看護業務支援ロボット」で行った、患者の受付・案内サービスの実証実験の成果を報告します。また、実証実験で使用した複数種類の実機の展示を行います。
■ 簡易検証プロジェクトテーマ「看護業務支援ロボット」の概要について
実施日:2022年1月25日
実施場所:医療法人 徳洲会 湘南鎌倉総合病院(所在地:神奈川県鎌倉市、理事長:安富祖 久明)
実施目的:医療現場の作業を軽減することを目標とした看護業務支援ロボット導入に向け、安全性や操作性などの技術的課題の抽出
実施内容:看護師およびその他医療従事者へのヒアリングと、現場観察から、ロボットによる看護業務支援サービスのシナリオを設計。また病棟内のリスクアセスメントを実施し、サービス内容の妥当性の検証と、ロボット起因のリスク分析と技術的課題の洗い出しを行いました。
成果:実運用に向けた技術的な課題を把握、ロボットによる看護業務支援の可能性を確認することができました。看護師や医療従事者から簡易業務へのロボット導入に対する課題を確認することができました。
備考:看護業務支援のシナリオ設計など一連のサービスデザインは国立大学法人九州大学共創学部 准教授 德久 悟氏の監修のもと実施しました。
■ 「TransBots®」における今後の目標
凸版印刷は、多くのロボットメーカーとの連携を深め、サービスロボットと「TransBots®」による様々なユースケースをつくり、労働力不足の解消や働き方の改革を実現していきます。
■ 「2022国際ロボット展」について
名称: 2022国際ロボット展
主催: 一般社団法人日本ロボット工業会、日刊工業新聞社
公式サイト: https://biz.nikkan.co.jp/eve/irex/
【リアル会場】
会期:2022年3月9日(水)~ 12日(土)
会場:東京ビッグサイト 東1~8ホール/西3・4ホール
開催時間:10:00 ~ 17:00
「病院×ロボット×コロナ対策 withかながわ」ブース: 東7ホール、小間番号E7-52
【オンライン会場】
会期:2022年3月1日(火)~ 18日(金)
会場:オンライン上https://irex.nikkan.co.jp/
※1 「TransBots®」
Virtual Reality(VR)技術とComputer Vision(CV)技術を活用し、複数の異なる種類のサービスロボットを一元管理・制御するデジタルツイン・ソリューション
https://www.toppan.co.jp/news/2021/09/newsrelease210909_1.html
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以 上
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