JCBと韓国のGLN、GLNが提供する決済ネットワークの「Smart Code」 対応について合意
複数の海外コード決済事業者がSmart Code加盟店で利用可能に
2023年度中を目標に、GLN、KEBハナ銀行、KB國民銀行の韓国コード決済事業者(※1)の取り扱いを開始します。
Smart Codeにおける海外のコード決済事業者対応はタイのカシコン銀行に続き、2例目の案件です。
GLNとの協業内容
2023年に入り、インバウンド渡航が急速に回復するなか、アジア地域からの渡航者が、同年1~10月累計で約8割に上る状況です(※2)。アジア地域のコード決済をインバウンド消費へ取り込むニーズも高まりつつありますが、事業者ごとにコード決済の仕様も異なるため、加盟店様においてシステム・オペレーション面で導入負荷がありました。
このような状況への対応として、JCBはGLNと協業し、同社の決済ネットワークがSmart Code対応することで、海外のコード決済事業者が日本のSmart Code加盟店で利用できるようにします。
Smart Codeを導入いただいている加盟店様は、追加の契約やシステム・オペレーション対応が必要なく、海外のコード決済事業者の取り扱いが可能となります。
まず、2023年度中を目標に、GLN、KEBハナ銀行、KB國民銀行の韓国コード決済事業者(※1)の取り扱いを開始します。
韓国は、2023年1月~10月の日本への渡航者が5,525,900 人(※2)と地域別最多であり、インバウンド消費の取込が期待できます。今後、さらなる海外コード事業者も順次参加予定です。
※1 GLNのグローバル決済ネットワークを利用する事業者(予定含む)。順次拡大予定。
※2 日本政府観光局(JNTO) 訪日外客数(2023 年 10月推計値)
Smart Codeとは
JCBがコード決済事業者(以下、事業者)と店舗をつなぐ決済情報処理センターの提供や加盟店契約の一本化を行い、事業者や店舗の負荷軽減、また消費者にとって安全・安心な決済を実現する決済スキームです。
<事業者側の対応メリット>
・各店舗との契約締結やシステム開発無しに、全Smart Code加盟店でのコード決済の取り扱いが可能に
<店舗側の取り扱いメリット>
・Smart Codeに対応する全コード決済サービスの取り扱いが可能に
(対応事業者が増えた場合も、店舗側での端末のシステム改修や煩雑な手続きをせず、新たなコード決済の取り扱いが可能)
・コード決済事業者と店舗間の加盟店契約締結や決済処理、精算をJCBが一本化
・海外のコード決済を取り扱い開始する際に必要なシステム対応負荷を軽減
Smart Codeの詳細はこちらをご覧ください。
https://www.smart-code.jp/about/
JCBは、「おもてなしの心」「きめ細かな心づかい」でお客様一人ひとりのご期待に応えていきます。そして「便利だ」「頼れる」「持っていてよかった」と思っていただける、お客様にとっての世界にひとつをめざし続けます。
PDF版プレスリリースはこちら
https://prtimes.jp/a/?f=d11361-895-897322d335dae8578282c2e1d55582bc.pdf
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