【新国立劇場】《2025年の年始は『さまよえるオランダ人』でワーグナーに没入!強烈なカリスマ性を放つオペラ界トップスター、ニキティン登場!》

文化庁

『さまよえるオランダ人』 2012年公演より

新国立劇場(東京都渋谷区)に若きワーグナーの情熱みなぎる作品『さまよえるオランダ人』が登場します。永遠に暗黒の海をさまよい続ける呪われたオランダ人船長を乙女ゼンタの愛と自己犠牲が救う、幽霊船伝説の物語。大オーケストラによる有名な序曲、オランダ人のモノローグ、ゼンタのバラードなど、聴きどころも満載。音楽とドラマが密接に結びつき、幽霊船と若い恋人たちの物語が一気に展開するため、一瞬たりとも目が離せません。幽霊船の出現などのスペクタクル性も満点で、ワーグナー入門にも絶好の作品です。オランダ人役には世界最高峰の“オランダ人歌い”エフゲニー・ニキティンが登場。ヘヴィメタ界からオペラ歌手へ転身した世界的スターのニキティンは、2012年新国立劇場の『さまよえるオランダ人』でも強烈なカリスマ性とダークな魅力で観客を虜にしました。指揮は大野芸術監督のラブコールが叶い、満を持して新国立劇場初登場となるマルク・アルブレヒトが真打ちたるワーグナーを披露。2025年のワーグナー始めにぴったりです。

ワーグナー楽劇の原点ここにあり!呪われた船長を救う永遠の愛

「オランダ人船長が神を罵った罪で永遠に海をさまよい続ける」という幽霊船伝説をもとに書かれた、ワーグナー28歳のオペラ。永遠に暗黒の海をさまよい続ける呪われたオランダ人船長を乙女ゼンタの愛と自己犠牲が救う物語で、この「愛による救済」はワーグナー生涯のテーマとなりました。ワーグナーが作風を確立し、のちの名作群への幕開けとなった傑作で、大オーケストラによる有名な序曲、オランダ人のモノローグ、ゼンタのバラードなど聴きどころも満載。音楽とドラマが密接に結びつき、幽霊船と若い恋人たちのドラマが一気に展開します。

マティアス・フォン・シュテークマン演出は明快で分かりやすいと定評があり、オーソドックスながらも美しい色彩が印象的。勇壮なオーケストラや合唱による音のスペクタクルと共に、幽霊船の出現など舞台ならではのスペクタクル性も楽しめます。

ワーグナーのオペラは難解ではないかと躊躇される方も、『さまよえるオランダ人』は絶好の入門編。ワーグナーの管弦楽曲がお好きな方にも、さらなるワーグナーの魔力に触れる格好の機会です。

『さまよえるオランダ人』 2012年公演より

世界最高峰の“オランダ人歌い”ニキティン待望の再登場!指折りのオペラ指揮者アルブレヒトのもと強力な布陣が集う

マルク・アルブレヒト

指揮は満を持して新国立劇場初登場となるマルク・アルブレヒト。日本のオーケストラへの客演も多いアルブレヒトは世界の歌劇場で活躍しており、特にオランダ国立オペラでの数々の世界的話題作や映像・録音で知られています。『さまよえるオランダ人』での新国立劇場デビューは、ワーグナー、R.シュトラウスなど後期ロマン派で名高いアルブレヒトの、まさに本領発揮の機会となります。

タイトルロールのオランダ人役は、世界最高峰の“オランダ人歌い”であり、2012年新国立劇場の『さまよえるオランダ人』でも強烈なカリスマ性とダークな魅力で観客を虜にしたエフゲニー・ニキティン。ヘヴィメタル・バンドのヴォーカル、ドラマー、ギターで活躍後オペラ歌手へ転身し、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場など著名劇場で活躍するオペラ界のトップスター、ニキティンは、新国立劇場へ13年ぶり、待望の再登場となります。

乙女ゼンタにはワーグナー歌いとして高く評価される強靭な声の持ち主エリザベート・ストリッドが初登場。エリックにイギリス出身の成長株のヘルデンテノール、ジョナサン・ストートン、ダーラントには世界で活躍する名バス歌手の松位浩が嬉しい登場となります。

さらに国内からも、舵手役にユーゲント・ヘルデンテノールの旗手として引っ張りだこの大躍進中の伊藤達人、マリーにはワーグナーの聖地バイロイト音楽祭出演経験も持つ国内屈指のメゾソプラノ金子美香と、見逃せない歌手が揃いました。世界的に評価される新国立劇場合唱団の勇壮な響きも、聴衆の心を捉えること間違いありません。

『さまよえるオランダ人』 2012年公演より
左上よりM.アルブレヒト、M.v.シュテークマン、松位浩、E.ストリッド、J.ストートン、金子美香、伊藤達人、E.ニキティン
マルク・アルブレヒト(指揮)
エフゲニー・ニキティン(オランダ人)
エリザベート・ストリッド(ゼンタ)

「さまよえるオランダ人」あらすじ

悪魔の呪いを受けて永遠に海をさまようオランダ人船長。7年に1度だけ上陸が許され、永遠の愛を捧げる乙女に出会った時、呪いから解かれる運命にあった。彼はノルウェー船船長のダーラントと出会い、娘のゼンタに求婚する。宿命的な出会いを感じたゼンタは、永遠の貞節をオランダ人に誓う。ゼンタを愛するエリックは彼女の心変わりを責め、それを聞いたオランダ人は絶望し出航を命じる。ゼンタは彼を追って海中に身を投じ、彼女の永遠の愛によるオランダ人は呪いから救われる。

『さまよえるオランダ人』 2012年公演より
『さまよえるオランダ人』 2012年公演より
『さまよえるオランダ人』 2012年公演より
『さまよえるオランダ人』 2012年公演より

「さまよえるオランダ人」ダイジェスト映像

文化庁劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業

新国立劇場2024/2025シーズンオペラ  『さまよえるオランダ人』

【公演日程】

2025年1月19日(日)14:00/22日(水)18:30/25日(土)14:00/29日(水)14:00/2月1日(土)14:00 全5公演

【会場】新国立劇場オペラパレス

【スタッフ・出演】指揮:マルク・アルブレヒト/演出:マティアス・フォン・シュテークマン/美術:堀尾幸男/出演:松位 浩、エリザベート・ストリッド、ジョナサン・ストートン、金子美香、伊藤達人、エフゲニー・ニキティン/合唱:新国立劇場合唱団/管弦楽:東京交響楽団

【チケット料金】S:26,400円 ・ A:22,000円 ・ B:15,400円 ・ C:9,900円 ・ D:6,600円・ Z(当日のみ):1,650円

【チケットのお求め】新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 

※WEBボックスオフィスで学生(5%)、ジュニア(20%)、高齢者(5%)割引チケットもお取り扱い中。

※新国立劇場当日券は、学生の方は50%割引となります(D席・Z席除く)。ボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。

【アクセス】京王新線(都営新宿線乗入)初台駅中央口直結

公演およびチケットの詳細については、新国立劇場ウェブサイトをご覧ください

新国立劇場について

新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラ部門は2018年9月より世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。所在地:東京都渋谷区本町1-1-1

https://www.nntt.jac.go.jp/

新国立劇場
新国立劇場 オペラパレス
新国立劇場 オペラパレス

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会社概要

文化庁

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URL
https://www.bunka.go.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月