セキュリティ監視運用サービスにCortex XSIAMを追加し「統合監視運用サービス」開始

エンドポイント監視から統合監視へと広げ、AIと実運用ノウハウで次世代SOCを実現

大日本印刷(DNP)

大日本印刷株式会社(DNP)は、パロアルトネットワークス株式会社(パロアルトネットワークス)が提供する、サイバー攻撃等の脅威の検知・対応をAIで効率化する統合セキュリティ運用プラットフォームCortex® XSIAMとゼロトラスト*1のクラウドセキュリティソリューションPrisma® Access*2を組み合わせた「統合セキュリティ監視運用サービス」の提供を2025年9月29日に開始します。

本サービスは、2024年10月から提供中の「エンドポイント監視運用サービス」*3を拡張するものです。DNPが自社で約45,000台の情報端末を監視・運用してきた実績と、本サービスのユーザーとしての先行活用で得たノウハウを基盤に、より広範囲でより高度なセキュリティ運用を実現します。

*サービス詳細はこちら → https://www.dnp.co.jp/biz/products/detail/20175270_4986.html

統合的なセキュリティ監視体制が必要な背景と狙い

近年、サイバー攻撃が高度化・巧妙化し、多くの企業・団体等がネットワークやクラウド環境、ユーザー側のエンドポイント等のセキュリティで多様な脅威に直面しています。こうした複雑化する脅威に単一の対策(ソリューション)だけで十分に対応することは困難であり、複数のソリューションを組み合わせて統合的に監視できる知見や体制が求められています。また、セキュリティ人材の不足も深刻化しており、各種ソリューションの運用負荷軽減と人材育成の両立が企業・団体等の急務となっています。

このような課題の解決に向けてDNPは今回、自社で多数の情報端末を監視・運用してきた実績を基に、AI技術を活用した次世代SOC(Security Operations Center)*4の環境と運用サービスを提供し、企業・団体等のセキュリティ強化を支援します。

DNPの「統合セキュリティ監視運用サービス」の特長

1.自社の運用実績に裏打ちされたCortex XSIAMによる実効性の高いセキュリティ運用

国内外のDNPの拠点における長年のセキュリティ監視・運用の実績の中で、Cortex XSIAMの高度なAI分析機能・自動化技術・統合分析能力を検証、最適化した上で最大限に活用しています。DNPのこれまでの経験を通じて、実践的かつお客様の環境に合わせたサービスとしてCortex XSIAMの導入そしてセキュリティ運用を実現します。

2.パロアルトネットワークス製品に精通した最高ランクパートナー

DNPは、パロアルトネットワークスのNextWaveパートナー制度の最高ランク「Diamond Innovator」に認定されています。同社の製品・サービスへの深い理解と技術力を活かし、セキュリティソリューションの導入から運用までワンストップで支援します。

3.海外拠点も含めたグローバル監視体制

企業・団体等の国内外の拠点を日本国内から24時間365日監視します。日本語と英語に対応し、グローバルに事業を展開する企業等のセキュリティ運用を強力に支援します。

4.監視運用から人材育成まで、一貫した支援が可能

DNPは「エンドポイント監視運用サービス」をはじめとするセキュリティ運用支援に加え、セキュリティ人材の育成も含めた包括的な支援体制を整えています。DNPが運営する「サイバーナレッジアカデミー」*5では、実践型演習を通じたプロフェッショナル育成に加え、社員や経営層などの階層別教育も提供しています。これらの施策により、技術面だけでなく組織全体のセキュリティリテラシーの向上を実現し、持続可能なセキュリティ体制の構築を一貫して支援します。

※各サービスの価格は、監視対象・利用台数・期間などに応じて個別にお見積もりします。

パロアルトネットワークス株式会社、代表取締役会長兼社長 アリイ・ヒロシのコメント

大日本印刷株式会社がパロアルトネットワークスのCortex XSIAMを基盤とした統合セキュリティ監視運用サービスを提供開始されることを心より歓迎いたします。 AI駆動型 Cortex XSIAMプラットフォームは、SIEM、SOAR、ASM、XDRなどのデータおよびセキュリティ運用機能を単一プラットフォームに集約し、セキュリティ運用を大幅に効率化すると同時に脅威を大規模に防御します。AI技術の進展により脅威のスピードや規模が拡大する中、組織の皆様がセキュリティ業務を変革しビジネスをより強固に保護できるよう、幅広い経験と顧客ネットワークを有する大日本印刷株式会社と共に支援できることを期待しています。

今後の展開

DNPは、本サービスをOT領域(工場・設備)まで拡張することで、ITとOTの両領域を横断的にカバーし、企業全体のサイバーリスクを総合的に管理・軽減する「統合セキュリティ監視運用サービス」をめざします。また、セキュリティ関連のコンサルティングから対策製品・サービスの導入、監視運用サービス、サイバーセキュリティ人材の育成までワンストップで提供することで、企業等のセキュリティ課題を包括的に解決し、安全・安心なDX推進を支援していきます。

○大日本印刷株式会社 本社:東京、代表取締役社長:北島義斉

○パロアルトネットワークス株式会社 本社:米国カリフォルニア州、代表取締役会長兼社長:アリイ・ヒロシ

*1 ゼロトラスト : すべてのアクセスを信頼せず、常に検証を行うことでネットワークセキュリティを強化する手法。

*2 Prisma Accessについて → https://www.paloaltonetworks.jp/sase/access

*3 エンドポイント監視運用サービス → https://www.dnp.co.jp/news/detail/20175675_1587.html

*4 SOC(Security Operations Center) : 企業・組織の情報セキュリティの監視・対応を行う専門チームまたはサービス。

*5 サイバーナレッジアカデミーについて → https://www.dnp.co.jp/cka/

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会社概要

大日本印刷株式会社

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URL
https://www.dnp.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号
-
代表者名
北島義斉
上場
東証プライム
資本金
1144億6476万円
設立
1894年01月