重要インフラ保護の市場規模、2026年に1,571億米ドル到達予測

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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「重要インフラ保護の世界市場 (~2026年):コンポーネント・ソリューション (物理的安全性&セキュリティ (ビデオ監視システム・スクリーニング&スキャン)・サイバーセキュリティ (暗号化・脅威インテリジェンス))・産業・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を9月21日より開始いたしました。

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重要インフラ保護(CIP)の市場規模は、2021年の1,333億米ドルからCAGR3.3%で成長し、2026年には1,571億米ドルに達すると予測されています。同市場を活性化させている主な要因は、政府の規制が厳しくなりCIPソリューションの導入が進んでいること、セキュリティ侵害や攻撃が増加して物理的なシステムに脅威を与えていること、OTネットワークのセキュリティを確保する必要性が高まっていることなどが挙げられます。さらに、次世代技術の向上や農村部での無線ブロードバンドの普及は、CIP市場のベンダーに有利な機会を提供しています。


推進要因政府規制の強化によるCIPソリューションの導入拡大

COVID-19の影響による、電力網、製造業、IT、輸送などの混乱は、国の経済的安定、国家安全保障、安全、健康に深刻な影響を与えています。各国政府は、重要インフラを保護するためのサイバーセキュリティ基準を策定するために、連邦法や政策を制定しています。2018年11月16日、ドナルド・トランプ大統領は、国の重要インフラの脆弱性を特定するために、Cyber Security and Infrastructure Security Agency(CISA)への委託を決定しました。先ごろ、CISAは物理的な損害、業務の中断、知的財産の侵害を抑制するための55の重要機能を発表しました。国土安全保障省(DHS)は、安全なインフラシステムを構築するために、民間企業のパートナーと連携しています。重要インフラの85%が民間企業によって所有・運営されていることから、米国政府も民間企業との密接な関係を維持しています。オーストラリアは2018年の重要インフラ法で、重要インフラ資産の登録を維持し、政府、規制当局、重要インフラの運営者と協力して、オーストラリアの重要インフラに関するリスクを管理しています。

各国政府により、アメリカ合衆国国土安全保障省(DHS)、国防省の情報保証認証・認定プロセス(DIACAP)、北米電力信頼性協議会(NERC)、欧州重要インフラ保護プログラム(EPCIP)、欧州委員会(EC)による重要インフラ警告情報ネットワーク(CIWIN)、カナダ公安省が発行したThe National Strategy and Action Planなどの規制や団体を形成し、国内の重要インフラの信頼性基準や国家安全保障の確保・実施を行っています。これらの機関は、物理的インフラおよびサイバーインフラのセキュリティと回復力の強化に役立ちます。また、地域の政府は、企業が重要インフラの保護に投資することを奨励し、サイバーセキュリティ保険、助成金、税制優遇措置などのインセンティブを与えています。その結果、サイバー脅威からデータを保護するために、政府による規制コンプライアンスが採用され、CIPソリューションの導入が増加しています。




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代表者名
樋口 荘祐
上場
東証スタンダード
資本金
1億6250万円
設立
1995年01月