メジャーセブンのマンショントレンド調査 Vol.37

三井不動産株式会社

マンション購入意向者に聞く、住んでみたい街アンケート(首都圏/関西圏)2025年度

[首都圏] 1位「恵比寿」※昨年に引き続き、2位「品川」、3位「自由が丘」

[関西圏] 1位「西宮北口」※昨年2位から、2位「梅田・大阪」、3位「夙川」

[「ZEHマンション」と「住宅省エネ性能ラベル」について]

認知率は「ZEHマンション」「住宅省エネ性能ラベル」ともに7割を超える

「ZEHマンションであること」「住宅省エネ性能ラベルが高いこと」を重視する人はともに7割前後

~新築マンションポータルサイト「MAJOR7」第37回マンショントレンド調査~

 新築マンションポータルサイト「MAJOR7」(メジャーセブン=住友不動産・大京・東急不動産・東京建物・野村不動産・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンスの7社~五十音順)では、このたび全国のマンション購入意向者約66万人を対象に、「住んでみたい街アンケート」を実施いたしました。その結果をまとめましたので、ご報告いたします。

【主な調査結果】

1.[首都圏]

  • 住んでみたい街トップは「恵比寿」。「恵比寿」は昨年に引き続きトップ

    2位「品川」、3位「自由が丘」、4位「目黒」、5位「横浜」、6位「吉祥寺」

  • 住んでみたい街の選択理由は、全般的に交通の便など利便性のよさが挙がる。また、街ごとにその他の理由を見ると、「恵比寿」は飲食店の充実、洗練さ、「品川」は今後の発展に期待、「自由が丘」はおしゃれ、「目黒」は高級感、「横浜」「吉祥寺」は商業施設の充実、が上位となる

2.[関西圏]

  • 住んでみたい街トップは昨年2位からランクアップした「西宮北口」

    2位「梅田・大阪」、3位「夙川」、4位「岡本」、5位「西宮」、6位「高槻・高槻市」

  • 住んでみたい街の選択理由は、「西宮北口」「梅田・大阪」は交通の便がよい、商業施設が充実、日常の生活に便利、「夙川」は街並みがきれい、閑静な街並み、交通の便がよい、「岡本」は閑静な街並み、ステータス感、「西宮」「高槻・高槻市」は交通の便がよい、日常の生活に便利、などが上位

3.[「ZEHマンション」と「住宅省エネ性能ラベル」について]

  • 「ZEHマンション」の認知率は74%、「住宅省エネ性能ラベル」の認知率は79%で、ともに7割を超える

    性別では男性、年代別では低年代層(30代がピーク)ほど、認知率が高くなる傾向

  • マンション購入を検討する際、「ZEHマンションであること」「住宅省エネ性能ラベルが高いこと」を重視する割合(10点満点中6点以上と回答した割合)は、ともに7割前後に及ぶ

  • 省エネ・ZEH性能が高いマンションについて、「多少価格が高くても省エネ・ZEH性能が高いマンションを選びたい」人は18%、「価格が同程度なら省エネ・ZEH性能が高いマンションを選びたい」の59%を含めると7割後半の人が「省エネ・ZEH性能が高いマンションを選びたい」と回答する結果

 住友不動産株式会社、株式会社大京、東急不動産株式会社、東京建物株式会社、野村不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、三菱地所レジデンス株式会社の不動産大手7社は共同で、豊富な新築マンション販売情報とマンション選びに役立つ様々な関連情報を提供する新築マンションポータルサイト『MAJOR7』(https://www.major7.net/を2000年4月に開設し、多くのお客さまにご利用いただいております。

 MAJOR7を運営する不動産大手7社の新築分譲マンションは、全国のマンション供給戸数の約22%(2024年)を占めており、その7社の豊富かつ詳細なマンション販売情報を、MAJOR7のサイト上で提供しております。他業種をみても、同業大手が共同でお客さまに有益な情報を提供している例は珍しく、サイトの年間来訪数は200万PVを超え非常に多くの方に利用されており、「住まい探しの場として高い注目を集めています。

~新築マンションポータルサイト「MAJOR7」マンショントレンド調査~

マンショントレンド調査は、MAJOR7参加企業各社が運営する、新築マンション検討者向けインターネット会員(2025年8月時点 約66万人)を対象に実施したアンケートの結果をまとめたもので、お客さまがマンショントレンドを把握する一助になればと考えております。調査結果については、MAJOR7サイト内での公開をしてまいります。

今後もこのようなユーザーニーズ調査を実施し、お客さまのマンション選びに有益な情報提供をしてまいります。

■調査概要

【調査対象】

MAJOR7を運営する参加7社の新築マンション購入意向のインターネット会員のうち、現在の住所地が首都圏(一都三県)・関西圏(二府二県)でアンケートに回答いただいたお客さま

【調査方法】

MAJOR7各社のインターネット会員に対してメールにてアンケートの告知をし、webサイトに用意した
アンケートフォームに誘導

【集計数】

首都圏 2,433人(男性 1,747人、女性 651人、性別未回答35人)

関西圏  506人(男性 329人、女性 164人、性別未回答13人)

回答者のうち、重複回答を排除

20歳以上の回答のみ集計

【調査時期】

2025年8月4日(月)~ 8月18日(月)

*住んでみたい街アンケート前回は 2024年7月29日(月)~ 8月7日(水)に実施

1.[首都圏]住んでみたい街
住んでみたい街トップは昨年に引き続き「恵比寿」
2位は昨年4位からランクアップした「品川」、3位は昨年同様「自由が丘」

首都圏のランキングは、「恵比寿」が389ポイントを獲得し、昨年に引き続きトップとなりました。

2位は昨年4位からランクアップした「品川」、3位は昨年同様「自由が丘」となっています。

また、今回は、「横浜」が6位→5位、「表参道」が12位→9位、「東京」が11位→10位となり、各々トップ10入りを果たしています。

その他では、「武蔵小杉」が昨年圏外から11位、「高輪ゲートウェイ」が19位→13位、「豊洲」が18位→14位、「田町」が17位→16位と順位を上げランクインを果たしました。

(1)総合集計

住んでみたい街獲得ポイント 1位=3P・2位=2P・3位=1P

※住んでみたい街(駅名)上位3位を1,557個の選択肢から選んでいただく方式でアンケートを行いました。

※アンケートでは駅名表記にしております。(例)恵比寿駅、横浜駅、東京駅など

※個々の回答について、1位=3ポイント・2位=2ポイント・3位=1ポイントとして集計し、

 合計点に基づき総合ランキングを算出いたしました。

※ポイントが同数の場合は、1位選択数の多い方を上位といたしました。

【参考】総合集計 21位~40位まで

住んでみたい街獲得ポイント 1位=3P・2位=2P・3位=1P

※住んでみたい街(駅名)上位3位を1,557個の選択肢から選んでいただく方式でアンケートを行いました。

※アンケートでは駅名表記にしております。(例)恵比寿駅、横浜駅、東京駅など

※個々の回答について、1位=3ポイント・2位=2ポイント・3位=1ポイントとして集計し、

 合計点に基づき総合ランキングを算出いたしました。

住んでみたい街トップ6の住んでみたい理由
◆「恵比寿」-交通の便がよい、飲食店が充実、洗練されている

◆「品川」-交通の便がよい、通勤に便利、今後の発展が期待できる

◆「自由が丘」-交通の便がよい、おしゃれ、好きな沿線

◆「目黒」-交通の便がよい、日常生活に便利、通勤に便利

◆「横浜」-交通の便がよい、商業施設が充実、日常生活に便利

◆「吉祥寺」-商業施設が充実、日常生活に便利、飲食店が充実

「住んでみたいと思う街」について、その街を1位に選択した理由を尋ねました。全般的に、交通の便など利便性のよさが挙げられる街が多くなっています。また、街ごとにその他の理由をみると、「恵比寿」は飲食店の充実、洗練さ、「品川」は今後の発展に期待、「自由が丘」はおしゃれ、「目黒」は高級感、「横浜」「吉祥寺」は商業施設の充実などが上位に挙げられています。

(2)住んでみたい街トップ6の住んでみたい理由~上位10位までをランキング

2.[関西圏]住んでみたい街
住んでみたい街トップは昨年2位の「西宮北口」。2位「梅田・大阪」、3位「夙川」

「岡本」「西宮」「高槻・高槻市」などが昨年より順位を上げトップ10入り

関西圏のランキングは、昨年2位の「西宮北口」が176ポイントを獲得し、トップとなりました。

2位は昨年トップの「梅田・大阪」、3位は昨年に引き続き「夙川」となっています。

また、今回は、「岡本」が7位→4位、「西宮」が圏外→5位、「高槻・高槻市」が15位→6位、

「芦屋川」が11位→9位、「御影」が12位→10位と昨年より上昇し、トップ10入りを果たしました。

その他では、13位の「福島」、18位の「甲子園」、19位の「神戸」、20位の「垂水」が昨年圏外からランクインとなっています。

(1)総合集計

住んでみたい街獲得ポイント 1位=3P・2位=2P・3位=1P

※住んでみたい街(駅名)上位3位を1,176個の選択肢から選んでいただく方式でアンケートを行いました。

※アンケートでは駅名表記にしております。(例)恵比寿駅、横浜駅、東京駅など

※個々の回答について、1位=3ポイント・2位=2ポイント・3位=1ポイントとして集計し、

 合計点に基づき総合ランキングを算出いたしました。

※ポイントが同数の場合は、1位選択数の多い方を上位といたしました。

【参考】総合集計 21位~40位まで

住んでみたい街獲得ポイント 1位=3P・2位=2P・3位=1P

※住んでみたい街(駅名)上位3位を1,176個の選択肢から選んでいただく方式でアンケートを行いました。

※アンケートでは駅名表記にしております。(例)恵比寿駅、横浜駅、東京駅など

※個々の回答について、1位=3ポイント・2位=2ポイント・3位=1ポイントとして集計し、

 合計点に基づき総合ランキングを算出いたしました。

住んでみたい街トップ6の住んでみたい理由

◆「西宮北口」「梅田・大阪」-交通の便が良い、商業施設が充実、日常生活に便利

◆「夙川」-街並みがきれい、閑静な街並み、交通の便がよい

◆「岡本」-閑静な街並み、ステータス感がある

◆「西宮」「高槻・高槻市」-交通の便がよい、日常生活に便利

「住んでみたいと思う街」について、その街を1位に選択した理由を尋ねました。

街ごとに理由をみると、「西宮北口」「梅田・大阪」は交通の便がよい、商業施設が充実、日常の生活に便利、「夙川」は街並みがきれい、閑静な街並み、交通の便がよい、「岡本」は閑静な街並み、ステータス感、「西宮」「高槻・高槻市」は交通の便がよい、日常の生活に便利などが上位に挙げられました。

(2)住んでみたい街トップ6の住んでみたい理由~上位10位までをランキング

3-1. 「ZEHマンション」と「住宅省エネ性能ラベル」の認知度

「ZEHマンション」と「住宅省エネ性能ラベル」の認知度は、ともに7割超に達する
性別では男性、年代では低年代(30代がピーク)ほど、認知度が高い

ZEHマンションについて、どの程度ご存じか尋ねたところ、「内容までよく知っていた」と回答した人は30.1%、「聞いたことはあるが、詳しくは知らなかった」「言葉だけ聞いたことがある程度」を含めた認知率は74.0%と7割を超える結果となりました。

同様に、住宅省エネ性能ラベルについても尋ねたところ、認知率は78.8%と8割近くにまで及んでいます。

また、ZEHマンション、住宅省エネ性能ラベルともに、性別では男性、年代別では低年代層(30代がピーク)ほど、認知率が高くなる傾向が見られました。

【ZEHマンション(ゼッチマンション)*の認知度】

【住宅省エネ性能ラベル**の認知度】

*ZEHマンション(ゼッチマンション)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、高断熱・高効率設備などにより、住まいのエネルギー消費量を大幅に減らし、太陽光発電などで年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指したマンションです。

**住宅省エネ性能ラベルとは、住宅の断熱性能や省エネ性能などを分かりやすく表示したラベルで、購入や賃貸の際に住宅の省エネ性能を比較できるようにするものです。

3-2. マンション購入時の「ZEHマンション」と「住宅省エネ性能ラベル」の重視度

マンション購入を検討する際、「ZEHマンションであること」「住宅省エネ性能ラベルが高いこと」を重視する(6点以上と回答した)割合は、ともに7割前後に及ぶ

マンション購入を検討する際、「ZEHマンションであること」をどの程度重視するか(10点満点で何点か)尋ねたところ、6点以上と回答した人は65.6%と、全体の2/3に及ぶ結果となりました。

同様に、「住宅省エネ性能ラベルが高いこと」についても尋ねたところ、6点以上と回答した人は70.9%と、7割を超える結果となっています。

また、「ZEHマンションであること」「住宅省エネ性能ラベルが高いこと」ともに、年代別では高年代層ほど、重視度が高くなる傾向が見られました。

【マンション購入時の「ZEHマンション(ゼッチマンション)*であること」の重視度】

【マンション購入時の「住宅省エネ性能ラベル**が高いこと」の重視度】

*ZEHマンション(ゼッチマンション)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、高断熱・高効率設備などにより、住まいのエネルギー消費量を大幅に減らし、太陽光発電などで年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指したマンションです。

**住宅省エネ性能ラベルとは、住宅の断熱性能や省エネ性能などを分かりやすく表示したラベルで、購入や賃貸の際に住宅の省エネ性能を比較できるようにするものです。

3-3.省エネ・ZEH性能が高いマンションの選択意向

「省エネ・ZEH性能が高いマンションを選びたい」と回答した人は7割後半

「快適な室内環境」「光熱費の削減」が省エネ性能における重視点の上位

省エネ・ZEH性能が高いマンションは、一般的なマンションと比べて価格が高い場合、どのように考えるかを尋ねたところ、「多少価格が高くても省エネ・ZEH性能が高いマンションを選びたい」と回答した人は17.9%、「価格が同程度なら省エネ・ZEH性能が高いマンションを選びたい」の59.0%を含めると7割後半の人が「省エネ・ZEH性能が高いマンション」を選びたいと回答しています。

また、マンションを選ぶ際、省エネ性能についてどのような点を重視するかを尋ねた質問では、「快適な室内環境」が70.9%で最も高く、次いで「光熱費の削減」が63.4%で続く結果となっています。これらの回答から室内環境や光熱費が重視されており、省エネ・ZEH性能の高いマンションを選択する主な理由となっていることがうかがえます。

【省エネ・ZEH性能が高いマンションの選択意向】

【マンション選択時の「省エネ性能」重視点】

[付録] 回答者のプロフィール (n=2,939)

《「MAJOR7」各社の供給戸数》         ※2024年全国供給戸数59,467戸

会 社 名

マンション供給戸数

シェア

住友不動産

2,618戸

4.40%

大京

620戸

1.04%

東急不動産

888戸

1.49%

東京建物

991戸

1.67%

野村不動産

3,584戸

6.03%

三井不動産レジデンシャル

3,089戸

5.19%

三菱地所レジデンス

1,770戸

2.98%

7社合計

13,560戸

22.80%

※(株)不動産経済研究所調べによる2024年全国マンション供給実績

《「MAJOR7」の基本理念・活動内容》

私たちMAJOR7ではお客さまがご満足いくようなマンション選びができるように、お客さま本位の情報発信を行うことを基本理念として活動していきます。

この基本理念に基づき、Web上を通じて次のようなマンション情報等の発信をおこなっています。

(1) お客さまがご自分にあった住まい選びができるように、私たちが住まいのあり方について考えていることや、不動産情報の適切な判断基準となりえる情報等をお客さまに提供していきます。

(2) 私たちのマンションづくりの豊富な経験とノウハウを生かし、お客さまのご要望をきめ細かく反映したマンションをご紹介いたします。

(3) お客さまがご満足いく住まい選びができますように、私たちが発信する情報の質と量を生かして、最新かつ豊富な物件情報の提供を行います。また、私たちのノウハウを結集し、マンション選びの知識などのノウハウをご提案することにより顧客満足度の向上を目指します。

※「MAJOR7」構成会社の会社概要につきましてはこちらよりご確認ください

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会社概要

三井不動産株式会社

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URL
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業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区日本橋室町2丁目1番1号
電話番号
-
代表者名
植田 俊
上場
東証プライム
資本金
-
設立
1941年07月