凸版印刷とオロ、パフォーマンスマーケティング領域で協業を開始

顧客企業向けのサービス開発、デジタル広告・デジタルメディア最適化などのセールス活動を共同で推進

　凸版印刷株式会社（本社：東京都文京区、代表取締役社長：麿 秀晴、以下 凸版印刷）と株式会社オロ（本社：東京都目黒区、代表取締役社長：川田　篤、以下 オロ）は、デジタルマーケティングにおけるパフォーマンスマーケティング（※1）領域での顧客企業支援で連携。両社はサービス開発およびセールス活動で2022年3月下旬より協業を開始します。

　凸版印刷は、デジタルマーケティングの様々な分野で、戦略策定から実行支援まで幅広くサービスを提供し、顧客企業のマーケティングDXを支援しています。
　一方オロは、コミュニケーション戦略を中心に企業のマーケティング支援を幅広く行い、デジタルマーケティング領域ではプロモーションの成果改善を行うCRO（Conversion Rate Optimization コンバージョン最適化）（※2）に強みを有しています。
　本協業では、凸版印刷とオロがこれまでの実績による様々な知見を融合させ、デジタル広告／デジタルメディア最適化などのパフォーマンスマーケティング領域で、顧客企業に成果創出に向けた最適なサービスを提供し、両社の事業拡大を目指していきます。

■ 協業の背景
　昨今のデジタルサービス・ツールの増加や顧客ニーズの多様化で、デジタルマーケティングは様々な業種・業界で推進されるようになっています。中でもコミュニケーション施策で成果創出が求められるパフォーマンスマーケティング領域は、システム、データ、クリエイティブなどの要素が複合された高度な取り組みが求められるようになっており、実現する上で様々なスキルや知見が必要となっています。
　しかしながら、多くの企業ではこれらのスキルや知見全てを揃えることは難しく、また企業を支援するサービス提供側の企業も対応が特定領域に偏る傾向があるため、企業の要件に合わせ柔軟な対応を幅広く行うのが難しい状況が発生しています。この様な状況を踏まえて、今回凸版印刷とオロが協業を開始し、複雑化・高度化するパフォーマンスマーケティング領域で対応力・競争力を強化していきます。

■ 協業の概要
・凸版印刷の顧客データ管理・運用技術とオロが持つCROのノウハウを活用し、データマネジメント/データ分析を基点に、CRO設計からデジタルメディア運用を一気通貫で実行し、成果創出に向けて顧客企業を伴走支援する共同サービスの開発
※支援対象内容は、データアセスメント、データ分析、デジタルメディアプランニング、UI/UX設計、コンテンツ開発、デザイン制作、PDCA型の業務運用など、データを基点とした施策実行に関する総合的な業務を想定

・両社の持つ顧客基盤の共有によるデジタル広告／デジタルメディア最適化のセールス連携

■ 今後の展開
　凸版印刷とオロは今後、両社の技術・知見を融合することで、2022年度内にパフォーマンスマーケティング領域における新たなサービスを開発し、両社のビジネス拡大、市場に対する新たな価値提供を目指していきます。

※1パフォーマンスマーケティング
広告・メール・SNSなど、費用対効果が計測可能なデジタルメディアを活用し、ユーザーに特定アクションを促すデジタルマーケティングの施策全般を指す。

※2 CRO（Conversion Rate Optimization）
デジタルメディアに来訪したユーザーが、コンバージョンに至る確率を高めるための施策で、特に情報設計やクリエイティブに関連した施策を指す。


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以　　上