願い続けることが、いつか奇跡を起こす 高橋一生×武井咲 時を超えた恋を描く連続ショートドラマ「Laundry Snow」
脚本・監督「タナダ ユキ」、主題歌は「never young beach」の新曲「SURELY」
朝篇「21:25 東京発、プラハ行き」 / 夜篇「夏ノ空ニ、降ル雪ハ」
七夕の7月7日(金)からスペシャルサイトで2本同時公開!!
スペシャルサイトURL: http://www.shiseido.co.jp/sb/?rt_pr=tr883
朝篇の謎と、夜篇で明かされる真実。そこには衝撃の結末が…!
資生堂のブランド「スノービューティー」は、薬用美白スキンケアパウダー「スノービューティー ホワイトニング フェースパウダー 2017」(医薬部外品)の、2017年9月21日(木)の発売に向けて、高橋 一生(たかはし いっせい)さん、武井 咲(たけい えみ)さんを起用した連続ショートドラマ「Laundry Snow」、朝篇「21:25 東京発、プラハ行き」と、夜篇「夏ノ空ニ、降ル雪ハ」を、2017年7月7日(金)午前4時から、スペシャルサイト(URL: http://www.shiseido.co.jp/sb/?rt_pr=tr883 )で公開します。
動画URL:
【朝篇】 http://www.shiseidogroup.jp/r/yt/20170707/01/?rt_pr=tr883
本作の舞台は、ある街に佇むクリーニング店「Laundry Snow」。高橋一生さん扮する”魔法”にかけられた店主と、5年ぶりの1人2役に挑戦した武井咲さん演じる椿(つばき)・花(はな)という2人の客が、”白いワンピースについたシミ”をきっかけに出会うストーリーです。
朝篇・夜篇2本仕立てのショートドラマはともに同じ舞台で描かれますが、朝篇での店主の言葉、表情に隠された”深い愛”の謎が、夜篇を見ることで明らかにされ、思わずもう一度見返したくなるショートドラマに仕上がっています。
注目すべきは普段あまり見ることのない、高橋さんが涙を浮かべるシーンや、武井さんの喜怒哀楽など、朝篇・夜篇でまったく異なる表情やしぐさ、目の動きですべてを訴えかける圧巻の演技力で、ドラマの世界観にぐっと引き込まれます。
主題歌は、はっぴぃえんど等の伝統的な日本語ロックとUSインディ等海外のサウンドが融合した楽曲で人気を集める「never young beach」。彼らのデビューから3年間の月日を凝縮したようなロックンロール・ナンバー「SURELY」を起用しました。
80年の時を超えるラブストーリー。七夕の夜に、あなたも恋の魔法にかけられてみてはいかがでしょうか。
《「スノービューティー2017」ショートドラマ ストーリー》
<朝篇>21:25東京発、プラハ行き
朝の光が差し込む中、素肌にさっと黒いワイシャツを羽織る男(高橋一生)。
彼は、24時間OPENの不思議なクリーニング店”Laundry Snow”の店主。その横顔はどこか謎めいて、憂いを帯びている。
白いワンピースを抱えた、花(武井咲)が駆け込んでくる。「このシミ、取れませんか?急ぎなんです!」
一瞬、何かを思い出したような表情を浮かべる店主。うっすらほほ笑み、言う。
「この世に、真っ白にならないものはありません」
店主は尋ねる。なぜ、そんなに急いでシミを落とさなくてはいけないのか。花はポツリポツリと話し始める。
プラハに住んでいる恋人から届いた手紙。その中にはプラハ行きの航空券と、「もし自分のところに来てくれるなら、あのワンピースを着てきてほしい」と書かれていた。それはプロポーズだった。
初デートで買ってもらった、思い出のワンピース。
花はちょっとした賭けにでる。もしワンピースのシミが落ちたら、プラハに行く。落ちなければ行かない。
本当は自信がなかったのだ。この先ずっと、同じ人を好きでいられるのか。相手からも好きでいてもらえるのか。
「大丈夫ですよ、僕なんてもう80年くらいある人のことを思っていますから」
ワンピースのシミは、いつの間にか真っ白になっていた。驚く花に、店主は棚からキラキラ輝くコンパクトを取りだす。
魔法の粉だ、と店主は言う。花の頬にそっとパフをすべらせる店主。そのまなざしはあたたかく、しかしどこか切ない。
いつかプラハの写真を送る、と約束をし、笑顔で店を後にする花。
夕暮れの街で、真っ白になったワンピースをまといトランクを引くその顔にはもう迷いはなかった。
<夜篇>夏ノ空ニ、降ル雪ハ
冬空に月が冴え冴えと光る夜。クリーニング店”Laundry Snow”の店主(高橋一生)は、店じまいの準備をしていた。
そこへ駆け込んできた、黒い服をまとった女性、椿(武井咲)。その静謐な美しさに、店主は一目で恋に落ちる。
たびたび”Laundry Snow”を訪れるようになる椿。カウンター越しに言葉をかわす二人。
ある日。店主は椿に、あなたに惹かれていると正直な気持ちを告げる。実は椿は一度も夫の洋服を持ってきたことがない。
店主は言う。あなたは自ら進んで過去にとらわれている。どうすればその過去から解放されるのか、と。
「じゃあ・・・」手提げから白いワンピースを取り出す椿。「このワンピースの、シミが取れたら」
なんとかシミを落とそうと苦心する店主。しかしシミは消えない。ゆっくりでいい、という椿に、まっすぐな視線を向ける店主。
椿の手を強く引き寄せ、抱きしめ口づけしようとする。頑なに拒む椿。泣いているようだ。椿は知っていた。
もし店主の気持ちを受け入れたら、彼が自分という過去にとらわれてしまうことを。
「あなたに、魔法をかけます」椿はささやく。何年後か、何十年後、自分は必ずまたこの店に来ること。
その時に持ってきたものを店主が真っ白にすることができたら、その時に魔法は解ける、と。
この上なく優しくほほ笑み、椿は店を後にする。床にくずれ落ちる店主。
80年後。明るい笑顔で店から出てくる花(武井咲)。「本当にどうもありがとうございました!」
立ち去る花の背中を見つめる店主の上に、真夏の空からはらりと雪が舞い落ちる。
手のひらでスッと溶けるひとひらの雪は、魔法が解ける合図。空を見上げる店主の顔は晴れ晴れとしている。
そして店へと戻るその後ろ姿は、すっかり老人のそれになっていた。
《「スノービューティー2017」ショートドラマ 「朝篇」カットデータ》
《「スノービューティー2017」ショートドラマ 「夜篇」カットデータ》
《出演者(高橋さん・武井さん)インタビュー》
Q. 七夕のOA となりますが、お二人の夢がひとつかなうとしたらどんな願い事をしますか?
高橋さん:「世界平和」です。
武井さん:優しい(笑)。
高橋さん:優しいというか、願い事ってそんなになんか…。とにかく、他の人に向けて願いがかなうようにしかないですね。はい、「世界平和」です。
武井さん:えー、ないんですか?ご自身の願い事。
高橋さん:僕は願い事あんまりないですね。
武井さん:素晴らしい。
高橋さん:武井さんは?
武井さん:「好き嫌いがなくなりますように」(笑)
高橋さん:(笑)
武井さん:あの…今お刺し身を克服していて(笑)。お刺し身が元々食べられなくて。
高橋さん:生モノがダメなんですか?
武井さん:(うなずく)でも、やっぱりだんだん年齢を重ねると、そういうお店にも行くようになってくるじゃないですか。お寿司屋さんとか。そういった時に、お肉出てこないかなとか思っちゃうから(笑)。そういう時やっぱりきちんと食べられるように大人の女性として、自立したいな、と思いまして(笑)。
高橋さん:素晴らしいと思います。
武井さん:恥ずかしい。
Q.今回数年ぶりの共演でしたが、掛け合いなどいかがでしたでしょうか?
武井さん:そうですね、5年くらい経ちますかね。以前も共演させていただいていたのですが、今回また違う設定でガッツリお芝居させていただけたのですごく嬉しかったですし、高橋さんの独特な間合いや雰囲気を目の前にすると、本当にドキドキするというか、この世にひとつしかいない”物体”みたいな感じというか。なかなかいらっしゃらない方だな、と思って貴重な体験をさせていただきましたね。
高橋さん:ありがたいです。本当に。この世にひとつの”物体”(として)は、5年ぶりですね。武井さんは10代でいらっしゃったので、久しぶりにお会いして、もちろん、テレビやら他のいろんなもので武井さんを拝見する機会があったのですが、すっかり大人なすてきな女性になられているな、と思って。
武井さん:本当ですか?
高橋さん:おじさんは本当にドキドキしっぱなしでございました。
Q. いちばん好きなシーンや、好きな台詞はどこですか?
武井さん:んーー…、今回なんかくっつきそうでくっつかないみたいな、本当にドキドキするシーンが多かったので、選ぶのは難しいのですが、個人的にはシミを取ろうと頑張ってくれているところが好きでした(笑)。
高橋さん:「これでよかったと思える後悔をしてください。いい後悔をしてください。」っていう台詞は咀嚼しているうちに、何度かテストから本番で言わせていただいている間に、うーん…、「これでよかったと思えるいい後悔」ってとてもいい言葉だな、と。 ネガティブなものもすごくポジティブに変えられるような、力のある言葉なのかもしれないなと思って。自分で喋っていました。
Q. 劇中の店主は花を彼の元に行かせることを選びましたが、もし高橋さんご自身だったら、どうされますか?
高橋さん:相手あってのことなので…。でも、ちょっとカッコつけるかもしれないですね。一回行ってらっしゃいって言って、ひとりで「あー!」って。あとで送り出さなきゃよかったになるかもしれないです。僕、女々しいので(笑)。
Q.真っ白にしたいもの、例えば、忘れたい失敗とか、忘れたい記憶とか失敗談みたいなものはありますか?
高橋さん:この劇中の台詞ではないですけど、僕はいい後悔をしているのだろうなと思います。つまり、次に生かせるような後悔をしているので、あまり真っ白にしちゃうとたぶん、ちゃらんぽらんになっちゃうので。また初期段階の高橋一生に戻っちゃうので。
武井さん:(笑)いいじゃないですか。
高橋さん:(笑)いや、だから、勉強してきたものが少しでも消えちゃうと、ちょっと…ねぇ。
武井さん:でも全部受け入れていくんですね。
高橋さん:頭が悪い子みたいになっちゃうので、そうならないようにしたいです(笑)。
武井さん:えーーそうだなぁ…。真っ白にしたいもの…。私もそうでありたいですね。
高橋さん:そうですよね、きっと。
武井さん:あまり…ないかも…。
高橋さん:好き嫌いがなくなりたいってさっきの願い事を、真っ白にしちゃう。
武井さん:(笑)まず!
高橋さん:(笑)そうそう!
武井さん:ちょっと恥ずかしいですね。
高橋さん:お刺し身とか全然知らないで食べちゃうとか(笑)。そしたらどうなるか(爆笑)。
Q.スノービューティーをお使いいただいた感想を聞かせてください。(武井さん)
武井さん:私これを初めて見たときは、目が輝くってこういうことなんだなっていう、パッケージからしてすごくかわいくて、惹かれましたね。それで、今回のこの撮影の2日間の寝る前に、必ずつけていたのですが、本当になんかつけ心地もさらっとしていて、しかもちゃんと保湿もできて、素肌っぽくお肌を守ってくれているような感じがしていて。自分で言うのも変ですが、万全な態勢で撮影ができたのは、スノービューティーのおかげだと思っています。
Q. 最後に、ショートムービーをご覧になる皆様へメッセージをお願いします。
武井さん:今回のショートムービーは朝篇と夜篇に分かれていて、その2つのムービーを見れば、ひとつの大きな物語につながっていくっていう、すごく深いお話になっていて、私も演じながらひとつひとつの台詞に込めた思いっていうのはたくさんあって、ただ、もどかしいお話というより、すごく壮大なメッセージが込められた作品になっていると思います。多くの方にご覧になっていただいて、このスノービューティーを、使っていただければと思います。
高橋さん:監督のタナダさんと、武井さんと、そして他のスタッフの皆さんが作り上げたこの世界観が本当にすごく美しくて、モニターでちょっとチラッと見るたびに、普段あまり見ないようにしているのですが、ちょっと見入っちゃうぐらい、美しい世界の中でした。ファンタジーともとれるのですが、そこには根源的な人間の人を思う気持ちが、しっかり描かれていると思います。 これだけ短いスパンの中で、物語がしっかりとしている、映画のような世界なので、ぜひみなさん、楽しんで見ていただければと思っています。
《出演者(高橋さん・武井さん)プロフィール》
●高橋 一生(たかはし いっせい)
2012年、舞台「4four」の演技において、第67回文化庁芸術祭賞演劇部門芸術祭新人賞受賞。
<近年の主な出演作品>
・ドラマ:「民王」(テレビ朝日)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ)、「僕のヤバイ妻」(フジテレビ)、「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日)、「プリンセスメゾン」(BSプレミアム)、「私に運命の恋なんてありえないって思ってた」(フジテレビ)、「カルテット」(TBS)など
・映画:「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督,樋口真嗣監督/2016年)、「3月のライオン」(大友啓史監督/2017年)など
・舞台:「元禄港歌-千年の恋の森-」(蜷川幸雄演出/2016年)、「レディエント・バーミン」(白井晃演出/2016年)など
現在放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、小野政次役で出演中。
10月から放送のフジテレビ月9、NHK連続テレビ小説「わろてんか」への出演が決まっている。公開待機作品に、映画「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」「blank13」「嘘を愛する女」「空飛ぶタイヤ」などがある。
●武井 咲(たけい えみ)
2006年『第11回全日本国民的美少女コンテスト』でモデル部門賞、マルチメディア賞をダブル受賞し芸能界入り。2007年には雑誌セブンティーンの専属モデルとなり数々の表紙に登場。2009年にフジテレビドラマ『オトメン(乙男)』でドラマデビュー。2011年にはテレビ朝日『アスコーマーチ』にて初主演を務め、その後数々のドラマ、映画で主演、ヒロインを務める。2016年にはNHK時代劇『忠臣蔵の恋』の月光院役で話題を呼んだ。
<主な出演作品>
映画『今日、恋をはじめます』『るろうに剣心』『テラフォーマーズ』ドラマ『貴族探偵』『フラジャイル』『せいせいするほど愛してる』『ゼロの真実』など。
2017年7月には話題作『黒革の手帖』の原口元子役で初の悪女役に挑戦する。
《「スノービューティー2017」ショートドラマ ポスター》
《豪華アイテムが当たるプレゼントキャンペーン(2種)》
<第一弾> SnowBeauty 「#雪に願いを」キャンペーン
●当選者数:1名様
●応募期間 :2017年7月7日(金)12時00分(正午)~2017年7月8日(土)11時59分まで
●応募方法:
1.スノービューティー公式アカウント(TwitterまたはInstagram)をフォロー
2.スノービューティー 連続ショートドラマ(朝篇・夜篇)どちらかの動画のお気に入りシーンをスクリーンショットした画像を「#雪に願いを」をつけてTwitterまたはInstagramから投稿。
3.当選結果は厳正なる抽選の上、当選者が決定し次第TwitterまたはInstagramのダイレクトメッセージにて詳細をご連絡いたします。
●プレゼント内容:
劇中で高橋一生さん、武井咲さんが使用したアイテム(タレントご本人サイン入りオリジナルランドリーバッグとしみ抜きブラシ)のセット。
<第二弾> SnowBeauty 「#一生さんからあなたへ」キャンペーン
●当選者数:10名様
●応募期間 :2017年7月10日(月)10:00 ~ 2017年7月31日(月)23:59まで
※キャンペーン対象の投稿は毎日10:00頃の投稿を予定しております。
●応募方法:
1.スノービューティー公式Twitterアカウント「@SnowBeauty_byS」をフォロー。
2.公式Twitterアカウントからの本キャンペーンのハッシュタグ(#一生さんからあなたへ)がついた投稿をリツイート。
3.キャンペーン対象の投稿をリツイートすると、動画がスノービューティー公式アカウントから返信されます。
4.応募期間終了後、当選された方にはTwitterのダイレクトメッセージにて詳細をご連絡いたします。
●プレゼント内容:オリジナルランドリーバッグ(非売品)
朝篇「21:25 東京発、プラハ行き」 / 夜篇「夏ノ空ニ、降ル雪ハ」
七夕の7月7日(金)からスペシャルサイトで2本同時公開!!
スペシャルサイトURL: http://www.shiseido.co.jp/sb/?rt_pr=tr883
朝篇の謎と、夜篇で明かされる真実。そこには衝撃の結末が…!
資生堂のブランド「スノービューティー」は、薬用美白スキンケアパウダー「スノービューティー ホワイトニング フェースパウダー 2017」(医薬部外品)の、2017年9月21日(木)の発売に向けて、高橋 一生(たかはし いっせい)さん、武井 咲(たけい えみ)さんを起用した連続ショートドラマ「Laundry Snow」、朝篇「21:25 東京発、プラハ行き」と、夜篇「夏ノ空ニ、降ル雪ハ」を、2017年7月7日(金)午前4時から、スペシャルサイト(URL: http://www.shiseido.co.jp/sb/?rt_pr=tr883 )で公開します。
動画URL:
【朝篇】 http://www.shiseidogroup.jp/r/yt/20170707/01/?rt_pr=tr883
【夜篇】 http://www.shiseidogroup.jp/r/yt/20170707/02/?rt_pr=tr883
※朝篇からご覧いただけるとより楽しめます。
本作の舞台は、ある街に佇むクリーニング店「Laundry Snow」。高橋一生さん扮する”魔法”にかけられた店主と、5年ぶりの1人2役に挑戦した武井咲さん演じる椿(つばき)・花(はな)という2人の客が、”白いワンピースについたシミ”をきっかけに出会うストーリーです。
朝篇・夜篇2本仕立てのショートドラマはともに同じ舞台で描かれますが、朝篇での店主の言葉、表情に隠された”深い愛”の謎が、夜篇を見ることで明らかにされ、思わずもう一度見返したくなるショートドラマに仕上がっています。
注目すべきは普段あまり見ることのない、高橋さんが涙を浮かべるシーンや、武井さんの喜怒哀楽など、朝篇・夜篇でまったく異なる表情やしぐさ、目の動きですべてを訴えかける圧巻の演技力で、ドラマの世界観にぐっと引き込まれます。
主題歌は、はっぴぃえんど等の伝統的な日本語ロックとUSインディ等海外のサウンドが融合した楽曲で人気を集める「never young beach」。彼らのデビューから3年間の月日を凝縮したようなロックンロール・ナンバー「SURELY」を起用しました。
80年の時を超えるラブストーリー。七夕の夜に、あなたも恋の魔法にかけられてみてはいかがでしょうか。
《「スノービューティー2017」ショートドラマ ストーリー》
<朝篇>21:25東京発、プラハ行き
朝の光が差し込む中、素肌にさっと黒いワイシャツを羽織る男(高橋一生)。
彼は、24時間OPENの不思議なクリーニング店”Laundry Snow”の店主。その横顔はどこか謎めいて、憂いを帯びている。
白いワンピースを抱えた、花(武井咲)が駆け込んでくる。「このシミ、取れませんか?急ぎなんです!」
一瞬、何かを思い出したような表情を浮かべる店主。うっすらほほ笑み、言う。
「この世に、真っ白にならないものはありません」
店主は尋ねる。なぜ、そんなに急いでシミを落とさなくてはいけないのか。花はポツリポツリと話し始める。
プラハに住んでいる恋人から届いた手紙。その中にはプラハ行きの航空券と、「もし自分のところに来てくれるなら、あのワンピースを着てきてほしい」と書かれていた。それはプロポーズだった。
初デートで買ってもらった、思い出のワンピース。
花はちょっとした賭けにでる。もしワンピースのシミが落ちたら、プラハに行く。落ちなければ行かない。
本当は自信がなかったのだ。この先ずっと、同じ人を好きでいられるのか。相手からも好きでいてもらえるのか。
「大丈夫ですよ、僕なんてもう80年くらいある人のことを思っていますから」
ワンピースのシミは、いつの間にか真っ白になっていた。驚く花に、店主は棚からキラキラ輝くコンパクトを取りだす。
魔法の粉だ、と店主は言う。花の頬にそっとパフをすべらせる店主。そのまなざしはあたたかく、しかしどこか切ない。
いつかプラハの写真を送る、と約束をし、笑顔で店を後にする花。
夕暮れの街で、真っ白になったワンピースをまといトランクを引くその顔にはもう迷いはなかった。
<夜篇>夏ノ空ニ、降ル雪ハ
冬空に月が冴え冴えと光る夜。クリーニング店”Laundry Snow”の店主(高橋一生)は、店じまいの準備をしていた。
そこへ駆け込んできた、黒い服をまとった女性、椿(武井咲)。その静謐な美しさに、店主は一目で恋に落ちる。
たびたび”Laundry Snow”を訪れるようになる椿。カウンター越しに言葉をかわす二人。
ある日。店主は椿に、あなたに惹かれていると正直な気持ちを告げる。実は椿は一度も夫の洋服を持ってきたことがない。
店主は言う。あなたは自ら進んで過去にとらわれている。どうすればその過去から解放されるのか、と。
「じゃあ・・・」手提げから白いワンピースを取り出す椿。「このワンピースの、シミが取れたら」
なんとかシミを落とそうと苦心する店主。しかしシミは消えない。ゆっくりでいい、という椿に、まっすぐな視線を向ける店主。
椿の手を強く引き寄せ、抱きしめ口づけしようとする。頑なに拒む椿。泣いているようだ。椿は知っていた。
もし店主の気持ちを受け入れたら、彼が自分という過去にとらわれてしまうことを。
「あなたに、魔法をかけます」椿はささやく。何年後か、何十年後、自分は必ずまたこの店に来ること。
その時に持ってきたものを店主が真っ白にすることができたら、その時に魔法は解ける、と。
この上なく優しくほほ笑み、椿は店を後にする。床にくずれ落ちる店主。
80年後。明るい笑顔で店から出てくる花(武井咲)。「本当にどうもありがとうございました!」
立ち去る花の背中を見つめる店主の上に、真夏の空からはらりと雪が舞い落ちる。
手のひらでスッと溶けるひとひらの雪は、魔法が解ける合図。空を見上げる店主の顔は晴れ晴れとしている。
そして店へと戻るその後ろ姿は、すっかり老人のそれになっていた。
《「スノービューティー2017」ショートドラマ 「朝篇」カットデータ》
《「スノービューティー2017」ショートドラマ 「夜篇」カットデータ》
《出演者(高橋さん・武井さん)インタビュー》
Q. 七夕のOA となりますが、お二人の夢がひとつかなうとしたらどんな願い事をしますか?
高橋さん:「世界平和」です。
武井さん:優しい(笑)。
高橋さん:優しいというか、願い事ってそんなになんか…。とにかく、他の人に向けて願いがかなうようにしかないですね。はい、「世界平和」です。
武井さん:えー、ないんですか?ご自身の願い事。
高橋さん:僕は願い事あんまりないですね。
武井さん:素晴らしい。
高橋さん:武井さんは?
武井さん:「好き嫌いがなくなりますように」(笑)
高橋さん:(笑)
武井さん:あの…今お刺し身を克服していて(笑)。お刺し身が元々食べられなくて。
高橋さん:生モノがダメなんですか?
武井さん:(うなずく)でも、やっぱりだんだん年齢を重ねると、そういうお店にも行くようになってくるじゃないですか。お寿司屋さんとか。そういった時に、お肉出てこないかなとか思っちゃうから(笑)。そういう時やっぱりきちんと食べられるように大人の女性として、自立したいな、と思いまして(笑)。
高橋さん:素晴らしいと思います。
武井さん:恥ずかしい。
Q.今回数年ぶりの共演でしたが、掛け合いなどいかがでしたでしょうか?
武井さん:そうですね、5年くらい経ちますかね。以前も共演させていただいていたのですが、今回また違う設定でガッツリお芝居させていただけたのですごく嬉しかったですし、高橋さんの独特な間合いや雰囲気を目の前にすると、本当にドキドキするというか、この世にひとつしかいない”物体”みたいな感じというか。なかなかいらっしゃらない方だな、と思って貴重な体験をさせていただきましたね。
高橋さん:ありがたいです。本当に。この世にひとつの”物体”(として)は、5年ぶりですね。武井さんは10代でいらっしゃったので、久しぶりにお会いして、もちろん、テレビやら他のいろんなもので武井さんを拝見する機会があったのですが、すっかり大人なすてきな女性になられているな、と思って。
武井さん:本当ですか?
高橋さん:おじさんは本当にドキドキしっぱなしでございました。
Q. いちばん好きなシーンや、好きな台詞はどこですか?
武井さん:んーー…、今回なんかくっつきそうでくっつかないみたいな、本当にドキドキするシーンが多かったので、選ぶのは難しいのですが、個人的にはシミを取ろうと頑張ってくれているところが好きでした(笑)。
高橋さん:「これでよかったと思える後悔をしてください。いい後悔をしてください。」っていう台詞は咀嚼しているうちに、何度かテストから本番で言わせていただいている間に、うーん…、「これでよかったと思えるいい後悔」ってとてもいい言葉だな、と。 ネガティブなものもすごくポジティブに変えられるような、力のある言葉なのかもしれないなと思って。自分で喋っていました。
Q. 劇中の店主は花を彼の元に行かせることを選びましたが、もし高橋さんご自身だったら、どうされますか?
高橋さん:相手あってのことなので…。でも、ちょっとカッコつけるかもしれないですね。一回行ってらっしゃいって言って、ひとりで「あー!」って。あとで送り出さなきゃよかったになるかもしれないです。僕、女々しいので(笑)。
Q.真っ白にしたいもの、例えば、忘れたい失敗とか、忘れたい記憶とか失敗談みたいなものはありますか?
高橋さん:この劇中の台詞ではないですけど、僕はいい後悔をしているのだろうなと思います。つまり、次に生かせるような後悔をしているので、あまり真っ白にしちゃうとたぶん、ちゃらんぽらんになっちゃうので。また初期段階の高橋一生に戻っちゃうので。
武井さん:(笑)いいじゃないですか。
高橋さん:(笑)いや、だから、勉強してきたものが少しでも消えちゃうと、ちょっと…ねぇ。
武井さん:でも全部受け入れていくんですね。
高橋さん:頭が悪い子みたいになっちゃうので、そうならないようにしたいです(笑)。
武井さん:えーーそうだなぁ…。真っ白にしたいもの…。私もそうでありたいですね。
高橋さん:そうですよね、きっと。
武井さん:あまり…ないかも…。
高橋さん:好き嫌いがなくなりたいってさっきの願い事を、真っ白にしちゃう。
武井さん:(笑)まず!
高橋さん:(笑)そうそう!
武井さん:ちょっと恥ずかしいですね。
高橋さん:お刺し身とか全然知らないで食べちゃうとか(笑)。そしたらどうなるか(爆笑)。
Q.スノービューティーをお使いいただいた感想を聞かせてください。(武井さん)
武井さん:私これを初めて見たときは、目が輝くってこういうことなんだなっていう、パッケージからしてすごくかわいくて、惹かれましたね。それで、今回のこの撮影の2日間の寝る前に、必ずつけていたのですが、本当になんかつけ心地もさらっとしていて、しかもちゃんと保湿もできて、素肌っぽくお肌を守ってくれているような感じがしていて。自分で言うのも変ですが、万全な態勢で撮影ができたのは、スノービューティーのおかげだと思っています。
Q. 最後に、ショートムービーをご覧になる皆様へメッセージをお願いします。
武井さん:今回のショートムービーは朝篇と夜篇に分かれていて、その2つのムービーを見れば、ひとつの大きな物語につながっていくっていう、すごく深いお話になっていて、私も演じながらひとつひとつの台詞に込めた思いっていうのはたくさんあって、ただ、もどかしいお話というより、すごく壮大なメッセージが込められた作品になっていると思います。多くの方にご覧になっていただいて、このスノービューティーを、使っていただければと思います。
高橋さん:監督のタナダさんと、武井さんと、そして他のスタッフの皆さんが作り上げたこの世界観が本当にすごく美しくて、モニターでちょっとチラッと見るたびに、普段あまり見ないようにしているのですが、ちょっと見入っちゃうぐらい、美しい世界の中でした。ファンタジーともとれるのですが、そこには根源的な人間の人を思う気持ちが、しっかり描かれていると思います。 これだけ短いスパンの中で、物語がしっかりとしている、映画のような世界なので、ぜひみなさん、楽しんで見ていただければと思っています。
《出演者(高橋さん・武井さん)プロフィール》
●高橋 一生(たかはし いっせい)
1980年12月9日生まれ、東京都出身。TV、映画、舞台と幅広く活躍。
2012年、舞台「4four」の演技において、第67回文化庁芸術祭賞演劇部門芸術祭新人賞受賞。
<近年の主な出演作品>
・ドラマ:「民王」(テレビ朝日)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ)、「僕のヤバイ妻」(フジテレビ)、「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日)、「プリンセスメゾン」(BSプレミアム)、「私に運命の恋なんてありえないって思ってた」(フジテレビ)、「カルテット」(TBS)など
・映画:「シン・ゴジラ」(庵野秀明総監督,樋口真嗣監督/2016年)、「3月のライオン」(大友啓史監督/2017年)など
・舞台:「元禄港歌-千年の恋の森-」(蜷川幸雄演出/2016年)、「レディエント・バーミン」(白井晃演出/2016年)など
現在放送中のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、小野政次役で出演中。
10月から放送のフジテレビ月9、NHK連続テレビ小説「わろてんか」への出演が決まっている。公開待機作品に、映画「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」「blank13」「嘘を愛する女」「空飛ぶタイヤ」などがある。
●武井 咲(たけい えみ)
1993年12月25日生まれ。愛知県名古屋市出身。
2006年『第11回全日本国民的美少女コンテスト』でモデル部門賞、マルチメディア賞をダブル受賞し芸能界入り。2007年には雑誌セブンティーンの専属モデルとなり数々の表紙に登場。2009年にフジテレビドラマ『オトメン(乙男)』でドラマデビュー。2011年にはテレビ朝日『アスコーマーチ』にて初主演を務め、その後数々のドラマ、映画で主演、ヒロインを務める。2016年にはNHK時代劇『忠臣蔵の恋』の月光院役で話題を呼んだ。
<主な出演作品>
映画『今日、恋をはじめます』『るろうに剣心』『テラフォーマーズ』ドラマ『貴族探偵』『フラジャイル』『せいせいするほど愛してる』『ゼロの真実』など。
2017年7月には話題作『黒革の手帖』の原口元子役で初の悪女役に挑戦する。
《「スノービューティー2017」ショートドラマ ポスター》
《豪華アイテムが当たるプレゼントキャンペーン(2種)》
<第一弾> SnowBeauty 「#雪に願いを」キャンペーン
●当選者数:1名様
●応募期間 :2017年7月7日(金)12時00分(正午)~2017年7月8日(土)11時59分まで
●応募方法:
1.スノービューティー公式アカウント(TwitterまたはInstagram)をフォロー
2.スノービューティー 連続ショートドラマ(朝篇・夜篇)どちらかの動画のお気に入りシーンをスクリーンショットした画像を「#雪に願いを」をつけてTwitterまたはInstagramから投稿。
3.当選結果は厳正なる抽選の上、当選者が決定し次第TwitterまたはInstagramのダイレクトメッセージにて詳細をご連絡いたします。
●プレゼント内容:
劇中で高橋一生さん、武井咲さんが使用したアイテム(タレントご本人サイン入りオリジナルランドリーバッグとしみ抜きブラシ)のセット。
<第二弾> SnowBeauty 「#一生さんからあなたへ」キャンペーン
●当選者数:10名様
●応募期間 :2017年7月10日(月)10:00 ~ 2017年7月31日(月)23:59まで
※キャンペーン対象の投稿は毎日10:00頃の投稿を予定しております。
●応募方法:
1.スノービューティー公式Twitterアカウント「@SnowBeauty_byS」をフォロー。
2.公式Twitterアカウントからの本キャンペーンのハッシュタグ(#一生さんからあなたへ)がついた投稿をリツイート。
3.キャンペーン対象の投稿をリツイートすると、動画がスノービューティー公式アカウントから返信されます。
4.応募期間終了後、当選された方にはTwitterのダイレクトメッセージにて詳細をご連絡いたします。
●プレゼント内容:オリジナルランドリーバッグ(非売品)
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