「パナソニック保護犬猫譲渡会2024」イベントレポート~2日間でのべ5,671名が来場、253頭の保護犬・保護猫が参加し、新たな家族との出会いの場に~
パナソニック株式会社は、多くの保護犬猫たちの新たな家族との出会いの場になっている「パナソニック保護犬猫譲渡会」を、2024年4月27日(土)、4月28日(日)の2日間にわたって、パナソニックセンター東京で開催しました。(協力:朝日新聞社sippo編集部)
くらしを便利で豊かに、人や社会が幸せになることを目指すパナソニックにとって、おなじ家で暮らす動物たちも家族です。パナソニックは、2022年に初めて保護犬猫譲渡会を開催し、今回で4回目の開催となりました。
犬猫について「知って、学んで、新たな出会いをつなぐ場所」として開催した当イベントでは、13の動物保護団体から253頭の犬と猫が集まった譲渡会コーナーのほか、保護団体代表者や獣医師など専門家から直接話を聞けるトークステージや、映像やパネル展示での学びコンテンツ、売り上げの一部が保護団体への寄付になるチャリティマーケットなどを展開し、のべ5,671名の来場者で賑わいました。当イベントでの寄付総額は558,158円となりました。
◆譲渡会コーナーの様子
保護犬猫と飼い主候補者たちが対面する譲渡会コーナーは、スペースを昨年の約2倍に拡大。参加する保護犬猫の負担軽減に努め、ゆったりとしたスペースでマッチングを行いました。
譲渡会コーナーで保護犬とふれあいながら保護団体スタッフの話を聞く来場者
保護猫は名前や性格を紹介するカードとともに来場者と面談
新たな飼い主候補を見つめる保護猫たち
◆学びコンテンツでの様子
専門家から直接話を聞けるトークステージでは多くの来場者が熱心に耳を傾けた。
【講演内容】
・NPO法人猫の森 代表 北村由紀子さん「猫の不妊去勢手術ってなぜ必要? 『移動手術車』を作った保護団体に聞く」
・Gundog Rescue CACI 代表 金子理絵さん「使い捨てにされる鳥猟犬たちを人生のパートナーにしたい 専門に保護する団体に聞く」
・スタディ・ドッグ・スクール 代表 鹿野正顕先生「犬ともっと楽しく暮らしたい!飼い主がぜひ知っておきたいこと」
・東京猫医療センター 院長 服部幸先生 「猫が健康で長く幸せに暮らすために 飼い主が出来ること」
「出自に関係なく、犬はみんな犬、猫はみんな猫」という気持ちが込められた、写真展「みんなイヌみんなネコ」。元保護犬・保護猫が現在は幸せに暮らす様子を愛情あふれる写真とメッセージで紹介した。
殺処分についての知るべき現実を描いた、作・絵 kaiseiさんの「ある犬のおはなし~殺処分ゼロを願って~」のパネル展示をじっくりと読み込む来場者。
◆チャリティマーケットの様子
出店企業の多様な商品が並んだチャリティマーケット
イラストレーターのミヤギユカリさんとコラボしたオフィシャルグッズを販売。収益金は参加の動物保護団体に寄付。
◆家電コーナーの様子
パナソニックには、快適で健やかな犬猫とのくらしをサポートする家電製品があります。おしっこやうんちの臭いまで脱臭できるジアイーノや、おうちの中の様子をスマホで見守るHDペットカメラ、抜け毛がからみにくいブラシを搭載したセパレート掃除機のほか、今回は新たにデジタルカメラ LUMIX、ペットクラブ犬用バリカン、LEDネックライトⓇも紹介しました。
■来場者の声■
今回、譲渡会コーナーに参加して「譲渡会というものに初めて参加した」と回答した方は74%と、東京開催では過去最高値となり、保護犬猫への関心が年々高まっていることがうかがえました。当イベント参加後の気持ちとして「保護犬猫を今後迎え入れたい」方が83%、「迎え入れることはできないが応援したい」方が17%となり、今まで参加経験がなかった方も当イベントへの参加を通じて保護犬猫の迎え入れについて真剣に検討を深め、保護犬・保護猫を取り巻く環境を変えたいという方々の想いがつながる場となりました。
【主な来場者コメント】
・パナソニックという企業主催だから、初心者でも安心して参加できた。
・初めての人も踏み込みやすく、保護活動の範囲を広げるとてもいい取り組みだと思うので、是非これからもやっていって欲しい。
・これから何年も続き大きな輪となって、保護犬猫さんたち、それを支える保護団体さん、企業さんの取り組みがもっともっと世間に認知される事を願います。
・チャリティマーケットや讓渡会など全部の催しを楽しめた。保護猫を迎えるに当たって不安だったことも、保護団体さんに相談することで自分の環境でもお迎えすることが可能なことを知れてとても嬉しかったです。
・保護活動はとても大変なものだと思いますが、続けてくださっている団体、関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
・オフィシャルチャリティグッズを購入しました。こういったアーティストの方とのコラボも楽しみにしています。
・家電製品もとても快適にペットと過ごせそうだなと驚くものばかりでした。
■譲渡レポート:新しい家族を見つけた「キラくん」(保護団体:NPO法人スモールライフプロテクション) ■
昨年の大晦日に、先代の愛犬が20歳5カ月で旅立ちました。突然のことで寂しくて、しばらくペットロス状態でした。次にもし迎えるなら保護犬を、と思っていたんです。そんなときにパナソニック保護犬猫譲渡会があると知りました。譲渡会に行くのは初めてで、どんなところなのか見てみようと思い、家族5人で参加しました。
予約した時間になるまで見学エリアから譲渡会の様子を見ていたのですが、そのときにキラを見つけました。先代の子と似ているところがあると感じ、見た瞬間にときめきました。予約した時間となり譲渡会エリアに入るとすぐにキラのところに行き、動物保護団体の方に話を聞いてみると、すぐにキラとの生活がイメージできました。そのときに、12歳という高齢であることや、持病があることも聞きました。
キラは前の飼い主さんが亡くなり、引き取り手がなくてしばらくその飼い主さんの家で一匹で暮らしていたそうです。親族の方が時々は来ていたようですが頻繁ではなく、保護されたときは毛玉だらけで、しっぽの毛は薄くなっていました。そんな話を聞き、これから長生きしてほしい、幸せにしてあげたいと、家族の意見が一致しました。
キラは、すっかり新しい生活になれたようです。夜は私たちのベッドで一緒に寝るようになりました。お散歩が大好きで、本当に12歳なの?と思うほど元気いっぱい。私たちもキラとの散歩が楽しくて、家族が交替で朝夕1時間ずつ行っています。とてもお利口さんですし、いたずらもいっぱいするんですよ。今では欠くことができない、我が家の家族になりました。
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「パナソニック保護犬猫譲渡会2024」
主催:パナソニック株式会社
協力:朝日新聞社sippo編集部
・実施日時:2024年4月27日(土)、4月28日(日)
・場所:パナソニックセンター東京
・のべ来場者数:5,671名
・寄付総額:558,158円*
*募金箱、チャリティマーケットでの売上による寄付金額、SNSチャリティキャンペーンの寄付金額の総額。
*寄付用途:本イベントの譲渡会に参加された動物保護団体への寄付となり、保護犬や保護猫のための生活費(フード代など)や医療費など活動資金として使われます。
<譲渡会コーナー>
・参加団体:13団体
NPO法人アグリドッグレスキュー、認定NPO法人アニマルレフュージ関西-東京ARK-、NPO法人アルマ、いぬ助け、浦和キャッツ、一般社団法人おーあみ避難所、Gundog Rescue CACI、NPO法人スモールライフプロテクション、NPO法人猫の森、NPO法人けだ・まも、保護猫カフェ「ねこかつ」、一般社団法人42825(よつやねこ)、NPO法人わんにゃんレスキューOHANA
・紹介した保護犬・保護猫:253頭
・譲渡申込数:109件(重複申込含む)
*両日とも獣医師が立ち会い、犬猫の健康状態を見守りながら譲渡会を実施しました。
<チャリティマーケット>
・出店企業
PET.OTTOKE OTTOKE/ペットドットオットケオットケ、犬と出かける専門店SUZUKOUBOU、イクミママのどうぶつドーナツ、魔女の手仕事、MINT STORE、ねこねっこ、satoyuki、Princess MINIMO、わんこのお菓子屋さん あんじゅ、G-boy
・出店団体
特定非営利活動法人ちよだニャンとなる会、特定非営利活動法人 猫と人を繋ぐ ツキネコ北海道、特定非営利活動法人もりねこ、特定非営利活動法人 一匹でも犬・ねこを救う会、ボランティアねこ活、一般社団法人東京都人と動物のきずな福祉協会、特定非営利活動法人しあわせにゃん家、NPO法人アグリドッグレスキュー、認定NPO法人アニマルレフュージ関西-東京ARK-、NPO法人アルマ、いぬ助け、浦和キャッツ、一般社団法人おーあみ避難所、Gundog Rescue CACI、NPO法人けだ・まも、NPO法人スモールライフプロテクション、保護猫カフェ「ねこかつ」、NPO法人猫の森、NPO法人わんにゃんレスキューOHANA
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■「sippo」について■
「犬や猫ともっと幸せに」をコンセプトにしたWEBメディア。医療、健康、しつけ、社会問題など、ペットとの生活に役立つ情報を幅広く発信しています。
<関連情報>
■犬猫との快適で健やかな暮らしをサポートする製品情報を紹介するページです。
これからもパナソニックは動物保護活動への支援や製品を通して、いま犬猫と暮らしている方もそうでない方も、人も犬も猫も、家族みんなが幸せに暮らせる社会になるように、取り組んでいきます。
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