<テキストマイニング(TextVoice)による分析事例>家での過ごし方について
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社です。
外出自粛要請が出されるなど、新型コロナウイルス感染症の蔓延は、私たちの生活スタイルにも少なからず影響を及ぼすこととなりました。当社では『家での過ごし方に関するアンケート調査』を実施し、外出自粛要請が出された2020年3~5月頃の『家での過ごし方』に関する5,404件の自由回答データを元に、弊社のテキストマイニング(TextVoice)で分析した結果を紹介します。
●調査概要
調査対象:当社のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2020年06月01日~06月05日
回答数 :10,301件
調査テーマ:家での過ごし方に関するアンケート調査
自由記述設問:外出自粛要請が出された今年の3~5月頃、あなたの家での過ごし方で、それ以前と比べて変わったことはありましたか。増えたこと・減ったことや物、生活スタイルなど、どのようなことでも結構ですので、具体的にお聞かせください。(自由記述件数:2,019件)
※今回の分析では、「・・・が増えた」「・・・が減った」など、明確に変化の言及がみられたものを使用しています。 増えたもの(1,214件)と減ったもの(805件)それぞれの分析結果を下記の通りご紹介します。
──────────────────────────────────────
●テキストマイニングの結果
①「増えたもの」の分析(1,214件)
【出現頻度が高いワード(類義語)】
最初に回答全体の傾向をワードクラウドの機能により分析をします。
※文字の大きさが大きいものほど出現回数が多いワード(=意味でまとめた類義語)
※同じような意味を持つ単語や表記ゆれはTextVoiceの内蔵辞書が自動でまとめます。
(1位)家(332件/22.5%)
(2位)家族(249件/16.9%)
(3位)テレビ(88件/6.0%)
(4位)食事(82件/5.6%)
(5位)在宅での仕事(74件/5.0%)
(6位)インターネット(69件/4.7%)
(7位)掃除(65件/4.4%)
(8位)体重(54件/3.7%)
(9位)料理(52件/3.5%)
(10位)読書(44件/3.0%)
『家にいることが増えた』『家族で過ごす時間が増えた』など、「家」と「家族」に関する記述が多くみられました。また、余暇の過ごし方としては、「テレビ」「インターネット」「読書」が増えている様です。
「食事」では、『自宅での食事が増えた』『食べる量が増えた』といった声が挙がり、また、「料理」では、『料理やお菓子作りをする時間が増えた』『料理のレパートリーが増えた』といった記述がみられました。
外出自粛要請が出ている中、食事を家で済ませるようにしていること、また、外食の代わりにとどまらず、新たな時間の使い方として料理をするようになったことが窺えます。
【性別ごとに特徴的なワードの抽出】
<男性><女性>ごとに、出現頻度の高い上位10個のワードを「マップ表示」の機能で比較し、回答者のコメントで特徴のあるワードを抽出しました。
【出現頻度が高いワード(類義語)】
「増えたもの」と同様、最初に回答全体の傾向をワードクラウドの機能により分析をします。
(1位)外出(191件/19.6%)
(2位)外食(151件/15.5%)
(3位)買い物(116件/11.9%)
(4位)旅行(63件/6.5%)
(5位)運動(54件/5.5%)
(6位)店舗(50件/5.1%)
(7位)友人(43件/4.4%)
(8位)仕事(36件/3.7%)
(9位)車(25件/2.6%)
(10位)飲み会(22件/2.3%)
「外出」「外食」「旅行」など、外に出かけることが減ったという記述が多くみられました。緊急事態宣言発令の影響等により、外出を控えていることが窺えます。
「店舗」では、『スーパーにもあまり行かなくなった』『美容院に行かなくなった』といった声が挙がりました。
娯楽に限らず、食料品の買い出しなど、生活に直結する部分でも外出が減っている様です。
「友人」では、『友人との会食が減った』『友達を気楽に呼べなくなった』等の記述がみられ、「車」では、『車の運転頻度が減った』『他県へのドライブがなくなった』といった声が挙がりました。
【性別ごとに特徴的なワードの抽出】
<男性><女性>ごとに、出現頻度の高い上位10個のワードを「マップ表示」の機能で比較し、回答者のコメントで特徴のあるワードを抽出しました。
<男性>は「趣味」に関する増減が、<女性>は「家庭」に関する増減が特徴といえる様です。
特に「増えたもの」に関し、<女性>に特徴的なワードとして「料理」「ストレス」「掃除」が出現していることから、家族の在宅による家事負担の増加が示唆されます。
●テキストマイニング(TextVoice)とは
マイボイスコムが独自に開発したテキストマイニング・ツールです。類義語辞書の自動作成機能により、その日から簡単操作でテキストマイニングが始められます。アンケートの自由記述や、問い合わせ履歴、口コミなどを分析することで、効率よく課題やニーズの発見などにご活用いただけます。
<特徴>
▶ 直観的な操作で誰でも簡単に分析が始められます
▶ 類義語辞書の自動生成により、事前の辞書整備なしに分析できます
▶ TextVoiceでは最大6つのワード(類義語)の組合せまで分類できるので、2語の共起だけでは分からない内容も、より具体的な意味まで理解することができます
〇テキストマイニング(TextVoice)のWEBサイト↓
https://www.textvoice.jp/info/
<お問い合わせ先>
マイボイスコム株式会社
企画営業グループ第3チーム 鈴木
TEL:03-5217-1911
textvoice_sales@myvoice.co.jp
<会社概要>
【会社名】 マイボイスコム株式会社
【代表者】 代表取締役 高井和久
【設 立】 1999年7月
【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階
【企業HP】 https://www.myvoice.co.jp/
外出自粛要請が出されるなど、新型コロナウイルス感染症の蔓延は、私たちの生活スタイルにも少なからず影響を及ぼすこととなりました。当社では『家での過ごし方に関するアンケート調査』を実施し、外出自粛要請が出された2020年3~5月頃の『家での過ごし方』に関する5,404件の自由回答データを元に、弊社のテキストマイニング(TextVoice)で分析した結果を紹介します。
●調査概要
調査対象:当社のアンケートモニター
調査方法:インターネット調査(ネットリサーチ)
調査時期:2020年06月01日~06月05日
回答数 :10,301件
調査テーマ:家での過ごし方に関するアンケート調査
自由記述設問:外出自粛要請が出された今年の3~5月頃、あなたの家での過ごし方で、それ以前と比べて変わったことはありましたか。増えたこと・減ったことや物、生活スタイルなど、どのようなことでも結構ですので、具体的にお聞かせください。(自由記述件数:2,019件)
※今回の分析では、「・・・が増えた」「・・・が減った」など、明確に変化の言及がみられたものを使用しています。 増えたもの(1,214件)と減ったもの(805件)それぞれの分析結果を下記の通りご紹介します。
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●テキストマイニングの結果
①「増えたもの」の分析(1,214件)
【出現頻度が高いワード(類義語)】
最初に回答全体の傾向をワードクラウドの機能により分析をします。
※文字の大きさが大きいものほど出現回数が多いワード(=意味でまとめた類義語)
※同じような意味を持つ単語や表記ゆれはTextVoiceの内蔵辞書が自動でまとめます。
〇出現頻度が高いワード:
(1位)家(332件/22.5%)
(2位)家族(249件/16.9%)
(3位)テレビ(88件/6.0%)
(4位)食事(82件/5.6%)
(5位)在宅での仕事(74件/5.0%)
(6位)インターネット(69件/4.7%)
(7位)掃除(65件/4.4%)
(8位)体重(54件/3.7%)
(9位)料理(52件/3.5%)
(10位)読書(44件/3.0%)
『家にいることが増えた』『家族で過ごす時間が増えた』など、「家」と「家族」に関する記述が多くみられました。また、余暇の過ごし方としては、「テレビ」「インターネット」「読書」が増えている様です。
「食事」では、『自宅での食事が増えた』『食べる量が増えた』といった声が挙がり、また、「料理」では、『料理やお菓子作りをする時間が増えた』『料理のレパートリーが増えた』といった記述がみられました。
外出自粛要請が出ている中、食事を家で済ませるようにしていること、また、外食の代わりにとどまらず、新たな時間の使い方として料理をするようになったことが窺えます。
【性別ごとに特徴的なワードの抽出】
<男性><女性>ごとに、出現頻度の高い上位10個のワードを「マップ表示」の機能で比較し、回答者のコメントで特徴のあるワードを抽出しました。
●<男性>の特徴 「読書」「パソコン」「散歩」が特徴的なワードとして出現し、『本を読む時間が多くなった』『パソコンをいじる時間が増えた』『子どもと散歩する時間が増えた』といった声が挙げられました。 |
●<女性>の特徴 「料理」「ストレス」「掃除」が特徴的なワードとして出現し、『料理を作ることが増えた』『ストレスが増えた』『掃除をする回数が増えた』といった声が挙げられました。 |
②「減ったもの」の分析(805件)
【出現頻度が高いワード(類義語)】
「増えたもの」と同様、最初に回答全体の傾向をワードクラウドの機能により分析をします。
〇出現頻度が高いワード:
(1位)外出(191件/19.6%)
(2位)外食(151件/15.5%)
(3位)買い物(116件/11.9%)
(4位)旅行(63件/6.5%)
(5位)運動(54件/5.5%)
(6位)店舗(50件/5.1%)
(7位)友人(43件/4.4%)
(8位)仕事(36件/3.7%)
(9位)車(25件/2.6%)
(10位)飲み会(22件/2.3%)
「外出」「外食」「旅行」など、外に出かけることが減ったという記述が多くみられました。緊急事態宣言発令の影響等により、外出を控えていることが窺えます。
「店舗」では、『スーパーにもあまり行かなくなった』『美容院に行かなくなった』といった声が挙がりました。
娯楽に限らず、食料品の買い出しなど、生活に直結する部分でも外出が減っている様です。
「友人」では、『友人との会食が減った』『友達を気楽に呼べなくなった』等の記述がみられ、「車」では、『車の運転頻度が減った』『他県へのドライブがなくなった』といった声が挙がりました。
【性別ごとに特徴的なワードの抽出】
<男性><女性>ごとに、出現頻度の高い上位10個のワードを「マップ表示」の機能で比較し、回答者のコメントで特徴のあるワードを抽出しました。
●<男性>の特徴 「車」「飲み会」が特徴的なワードとして出現し、『車での外出が減った』『飲み会がなくなった』といった声が挙げられました。 |
●<女性>の特徴 「出費」「家族」が特徴的なワードとして出現し、『出かけることがなかったので出費がかなり減った』『孫に会いに行けなくなった』といった声が挙げられました。 |
外出自粛によって家で過ごすことが多くなってきた中、「増えたもの」「減った」ものに、性別による特徴がみられました。
<男性>は「趣味」に関する増減が、<女性>は「家庭」に関する増減が特徴といえる様です。
特に「増えたもの」に関し、<女性>に特徴的なワードとして「料理」「ストレス」「掃除」が出現していることから、家族の在宅による家事負担の増加が示唆されます。
●テキストマイニング(TextVoice)とは
マイボイスコムが独自に開発したテキストマイニング・ツールです。類義語辞書の自動作成機能により、その日から簡単操作でテキストマイニングが始められます。アンケートの自由記述や、問い合わせ履歴、口コミなどを分析することで、効率よく課題やニーズの発見などにご活用いただけます。
<特徴>
▶ 直観的な操作で誰でも簡単に分析が始められます
▶ 類義語辞書の自動生成により、事前の辞書整備なしに分析できます
▶ TextVoiceでは最大6つのワード(類義語)の組合せまで分類できるので、2語の共起だけでは分からない内容も、より具体的な意味まで理解することができます
〇テキストマイニング(TextVoice)のWEBサイト↓
https://www.textvoice.jp/info/
<お問い合わせ先>
マイボイスコム株式会社
企画営業グループ第3チーム 鈴木
TEL:03-5217-1911
textvoice_sales@myvoice.co.jp
<会社概要>
【会社名】 マイボイスコム株式会社
【代表者】 代表取締役 高井和久
【設 立】 1999年7月
【資本金】 1億6,183万円(資本準備金含む)
【所在地】 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5階
【企業HP】 https://www.myvoice.co.jp/
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