今夏、久々につけたエアコンから“もわっと臭”感じた49.5% その正体はカビ・ホコリ。エアコンのカビ風にご用心 夏本番直前 エアコン試運転を行っていない方65.4%
自分で簡単にできる“エアコン健康診断”で本格稼働に備えよ
日に日に暑さが増してきて、夏本番はもうすぐ。6月3日時点のエアコン冷房利用率※は、全国平均で44%、一都三県では53%と半数を超えるなど、多くの方が冷房の利用を開始しています。一方で、6月はエアコンに関するお問い合わせや修理が急増するタイミングでもあります。急に暑くなったこともあり試運転をしないままに利用を始めた方や、中には久々に使用したエアコンから吹き出されるイヤなニオイ“もわっと臭”を感じた方も多いのではないでしょうか。
パナソニック株式会社ではエアコンの“もわっと臭”についてアンケート調査するとともに、“もわっと臭”の原因や、節電にも繋がる“もわっと臭”対策(エアコン健康診断)についてご紹介します。
※エオリアアプリに接続したエオリアユーザーの利用データをもとに、今シーズン既に一度でもエアコン冷房を利用したユーザーの割合を表すエアコン冷房累計利用率を算出
【本リリースサマリー】
エアコンの“もわっと臭”に関するアンケート調査を実施
・今年のエアコン試運転状況、「行った」34.6%、「行っていない」65.4%
・「今年のエアコン冷房利用開始時、エアコンから“もわっと臭”を感じた」49.5%
・エアコン冷房利用開始時の“もわっと臭”、「経験ある」70.5%
・「“もわっと臭”が発生する原因を知らない」52.8%
・「夏の間、エアコンを24時間以上つけっぱなしにすることがある」47.4%
・「24時間以上のつけっぱなし運転が“もわっと臭”につながる恐れ」理解していない人が70.5%
パナソニック エアーマイスターが教える“もわっと臭”対策!夏本番直前のエアコン健康診断
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今夏、久々につけたエアコンから“もわっと臭”感じた49.5%
“もわっと臭”の原因となる意外な使い方…理解していない人70.5%
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まずはじめに、今年のエアコン試運転状況をたずねたところ、今夏試運転を行った方は34.6%、行っていない方は65.4%と、半数以上の方が試運転を行っていないことがわかりました。
つづいて、すでにエアコン冷房利用を開始した方に「今年のエアコン冷房利用開始時、エアコンから“もわっと臭”を感じましたか?」とたずねたところ、「はい」(49.5%)、「いいえ」(50.5%)と半数の方が“もわっと臭”を感じたことが明らかになりました。
このエアコン冷房利用開始時の“もわっと臭”ついては、これまで感じた経験が「頻繁にある」(15.7%)、「たまにある」(54.8%)と、70.5%が“もわっと臭”経験者であることもわかりました。
多くの方が経験しているエアコン冷房利用開始時の“もわっと臭”。この発生の原因は、エアコン内に溜まったホコリやゴミ、カビなどが原因です。この原因については「知っている」(47.2%)に対し、「知らない」(52.8%)と、イヤなニオイを感じているもののその原因については理解していない方が半数を超える結果になりました。
実は、エアコンの使い方には、この“もわっと臭”の原因となってしまう使い方があります。その一つが、エアコンを長時間切らずにつけっぱなしにしてしまうこと。最近では、「つけっぱなし運転の方が電気代がおトク」と聞いて、積極的につけっぱなし運転を行う方も増えています。アンケート調査でも、「夏の間、エアコンを24時間以上つけっぱなしにすることはありますか?」という質問に、「頻繁にある」(18.6%)、「たまにある」(28.8%)と半数近くの47.4%が「ある」と回答しています。
しかし、実はこの24時間以上のつけっぱなし運転はエアコン内部のホコリや湿気により、カビが生えやすい環境になるため、“もわっと臭”につながってしまう恐れがあります。エアコンは内部を洗浄したり、加熱乾燥やイオンなどを内部に充満させて、ほこりの付着やカビの発生を抑制する内部クリーン機能※が搭載されており、お買い上げ時には運転停止後に自動で動作するように設定されているものもあります。連続運転を行うと内部クリーン運転の機会も減ってしまうため、最低でも1日に1回は運転を停止して内部クリーン運転を活用するようにしましょう。
アンケートの中では、エアコンを24時間以上つけっぱなしにした際のエアコン内部への影響として、「カビが生えやすくなる」と正しい回答をした方は29.5%のみで、70.5%は正しく理解していないこともわかりました。
※フィルターの自動掃除機能とは異なります。メーカーによって方法は異なります。
これらの調査を受けて、パナソニック エアーマイスターが“もわっと臭”の対策を解説します。
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パナソニック エアーマイスターが教えるエアコンの“もわっと臭”対策
夏本番直前のエアコン健康診断
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■エアコンの使い始めは掃除が必要!夏前にお手入れする理由
久しぶりにエアコンを運転する際には中に溜まったホコリやカビが一気に吹き出すことがあるので、事前にお手入れし、運転開始時には窓を開けて換気しながら10分ほどエアコンを運転させましょう。
また、夏の冷房や除湿運転使用時は特に注意が必要です。カビが好む環境は、温度20〜30℃、湿度60%以上と言われており、特に湿度60%以上では湿度が上がるほどカビが発生しやすくなります。そのため、冷房運転後のエアコン内部に発生した結露はカビの成長を助けることになってしまうので、冷房や除湿運転の後には内部を乾燥させることが大切です。
■本格始動前最後のチャンス!
自分で簡単にできるエアコン健康診断
室内温度より3℃以上低めにして、エアコンの冷房運転を開始します。フラップ(エアコンの横羽根)が開き、風が出てくることを確認して、6つのポイントをチェックしてみましょう。
その他エアコン試運転時の不具合解決方法につきましてはパナソニックの下記公式サイトをご参照ください。 https://panasonic.jp/aircon/air_letter/news/test_run.html
■エアコンの風がにおう時の対処法…フィルター掃除は節電効果も期待
エアコンの風がにおうときは、下記の手順をお試しください。
①まずはフィルターのお手入れをしましょう。
エアコンフィルターは、こまめなお手入れが欠かせません。エアコンの汚れはニオイの原因となるほか、能力の低下、消費電力の増加、本体の寿命を縮めることにつながります。実際にエアコンフィルターを1年間掃除しないと年間で約25%も消費電力量がアップしてしまうという実験結果もあり、フィルターの目詰まりや冷暖房能力の低下で、金額にして1万円以上も電気代がムダになってしまう場合があります。
※パナソニック製品「CS-F401D2」を使用。電気代31円/kWhでの実験
フィルターの自動お掃除機能がないエアコンの場合、メーカーは目安として2週間に1度の掃除を推奨しています。
②エアコンの内部クリーン運転をお試しください。
内部クリーン機能がない場合は、普段からエアコンを使用後、3時間ほど送風運転を行ってエアコン内の乾燥を心がけましょう。送風運転であれば電気代は1時間あたり約0.5円ほどです。
③エアコン内部にカビが生えていないかチェックしましょう。
フラップを開けて風の吹き出し口や送風路にカビが生えていないかチェックしましょう。吹き出し口や送風路にカビが付着している時には、エアコン内部や奥にすでにカビが発生している可能性が高いです。その際にはお客様自身で絶対に分解洗浄はせず、専門のエアコンクリーニングが必要です。
■実はNGな“もわっと臭”対策!
エアコンのクリーニングは高い専門知識が必要です。ご自身でエアコン内部の洗浄をしないでください。誤ったクリーニング方法(除菌剤やお掃除スプレー・消臭スプレーをするなど)を行うと、内部に残った洗浄剤で故障の原因につながる恐れがあります。専門業者に依頼しましょう。
■エアコン内部にカビが発生しているとどうなる?エアコンから吹き出す「カビ風」の可視化映像
室内に浮遊するカビの例として、エアコン内部にカビが発生した場合の「カビ風(エアコンの風に乗って放出されたカビが空間へ広がる動き)」を高感度カメラの撮影により可視化しました。普段なかなか意識しないカビの浮遊ですが、エアコン内部にカビが発生していると、冷暖房の風によってこのように空間を漂ってしまうことが分かります。
●本動画は目に見えにくいカビの飛散の様子を、実験的に可視化したものです。
●カビの飛散防止を検証するものではございません。
■エオリアに搭載!自動でホコリを排出する “フィルターお掃除ロボット”
パナソニック エアコン「エオリア」に搭載された“フィルターお掃除ロボット”は、累積24時間以上運転すると、自動で掃除を始めるという機能を持っています。フィルターが自ら動き、びっしりと配置されたブラシでクリーニングすることで、フィルターのホコリをしっかりとかき取り、キレイに取り除いてくれます。さらに、ブラシについたホコリまでこそぎ落とし、排出口から屋外へ自動で排出してくれる※ため、ダストボックスにたまったホコリを捨てる手間もいりません。(自動排出タイプの場合)
※フィルター掃除は自動で行いますが、ホコリや油汚れが多い環境等でご使用の場合は、水洗いをする等おすすめします。
★:国内家庭用エアコンにおいて。2023年12月1日現在。(パナソニック調べ)
■ナノイーX内部クリーンでエアコン内部のカビ菌を除菌(※1*1)
運転後に自動で(*2)スタート。ナノイーXを内部のすみずみまで充満させ、清潔をキープ。エアコン内部のカビ菌まで除菌します。
*1:生えてしまったカビを除去する機能ではありません。設定を「送風自動」に変更したときの効果は、カビの成長の抑制(※2)です。
*2:暖房、冷房、除湿のいずれかの運転を30分以上行い、停止した時。長時間連続運転中は内部クリーン運転を行いません。連続運転中に内部クリーン運転をさせたい時はリモコン設定が必要です。
※1:【試験機関】(一財)ボーケン品質評価機構【試験方法】JIS Z 2801【試験結果】24時間後に99%以上の低減率を確認(試験番号JNLA2022K0729)(試験番号JNLA2022K0832)(試験番号JNLA2022K0681)【抗菌剤】有機無機混合剤【加工部位・方法】エアフィルターに塗装 ●SIAAマークは ISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。
※2:【試験機関】(一財)ボーケン品質評価機構【試験方法】フィルム密着法に基づく【試験結果】試験片に試験菌を接種しフィルムを密着させ24時間後に菌が99%以上減少していることを確認。(試験は2種類のみの菌で実施)
エオリアの清潔性能についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/24feature/clean.html#clean
【パナソニック エアーマイスター / 熱中症予防指導員(建設業等) 福田 風子】
パナソニック株式会社
空質空調社 日本マーケティングセンター 空気事業マーケティング統括部
自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。
■パナソニック エアコン「Eolia(エオリア)」は、「熱中症ゼロへ」プロジェクト公式エアコンに認定されています。「熱中症ゼロへ」とは、熱中症にかかる方を減らし、亡くなってしまう方をゼロにすることを目指すプロジェクトです。
https://panasonic.jp/aircon/contents/zero_heatstroke.html
■「2024年エアコンのお手入れと異臭に関する調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2024年5月8日(水)~5月14日(火)
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:エアコンを所有している20~60代の男女
●有効回答:555名(男性:257名、女性:298名)
※調査結果を引用いただく際はパナソニック「エオリア」調べを引用元として記載ください。
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