「第10回女性技術者育成功労賞」の受賞について
一般社団法人技術同友会事務局(以下「技術同友会」)が主催する「第10回女性技術者育成功労賞」において、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:喜㔟陽一、以下「JR東日本」)の電気部門に所属する社員2名が受賞しました。本賞は女性の管理者のロールモデルの形成を評価し、他の企業に育成プログラムを提供・促進することを目的としており、JR東日本の社員の受賞は3度目となります。 |
■女性技術者育成功労賞について
今回、受賞したのは、国際事業本部に所属する西城香織と電気システムインテグレーションオフィスに所属する安岡和恵の2名です。
女性技術者育成功労賞は、技術同友会によるダイバーシティ推進、産業界への女性技術者登用・任用の推進支援活動の一環として、女性技術者(女性研究者含む)育成に顕著な成果をあげた方々の表彰制度として、2014年に創設されました。毎年一回、技術同友会の会員、非会員を問わず企業や大学等から受賞者候補の推薦を募り、受賞者が決定されます。
協賛:一般財団法人 新技術振興渡辺記念会
後援:内閣府男女共同参画局、経済産業省、厚生労働省、国土交通省、文部科学省
■女性活躍推進の取り組みについて
JR東日本では会社発足以降、女性の採用と職域拡大に積極的に取り組んでいます。現在、女性社員は約8,580名と社員全体の約2割となり、技術系分野を含む全ての部門で女性社員が活躍しています。また、女性社員の活躍フィールドのさらなる拡大と自律的なキャリア形成を強化すべく、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画において2027年度までに管理職に占める女性比率10%以上という目標を掲げています。多様な社員一人ひとりが能力を最大限に発揮し活躍できるよう、DE&I推進の取り組みを通じて社員の意欲や働きがいを創出し、JR東日本の持続的な成長を実現していきます。
■女性技術者育成功労賞 受賞者の経歴について
両名は、電力と信号それぞれの分野において共に女性技術者としてのキャリアを積み重ね、その後に続く女性技術者の進む道を作ってきました。また、女性技術者が働きやすい職場環境の実現を目指し、電気部門の女性社員を対象とした意見交換会を開催するなど、JR東日本の電気部門における電力と信号の両輪となって取り組んだことが評価され、連名での受賞に至りました。
西城 香織(さいじょう かおり)
1994年に入社し、電力設備の保守業務に従事。出産・育児後は、新宿・渋谷駅改良工事、JR新宿ミライナタワー・JR南新宿ビル建設などの大規模プロジェクトの計画・設計業務を担当。電気システムインテグレーションオフィスの初代海外事業推進室長として海外鉄道プロジェクトの推進に貢献。現在はインド高速鉄道プロジェクトのキーパーソンとして第一線で活躍しています。 現職:日本高速鉄道電気エンジニアリング株式会社技術本部電力部部長 ※東日本旅客鉄道株式会社国際事業本部より出向 |
安岡 和恵(やすおか かずえ)
1995年に入社し、信号設備の設計・工事監督業務を経て、転てつ装置等の研究開発に従事。出産・育児後は、女性社員として初めて信号設備に関わる現場の管理者に着任、信号設備の保全業務・人材育成に尽力。その後は、日本コンサルタンツ㈱に出向し海外鉄道プロジェクトの推進に貢献。現在は、海外鉄道プロジェクト推進に向けた支援を担当しています。 現職:東日本旅客鉄道株式会社電気システムインテグレーションオフィス 企画総務部計画調査ユニット海外事業推進室マネージャー |
■これまでの受賞について
【参考】社員の受賞実績 ※役職は受賞当時
2018年度:鈴木 孝子(総合企画本部品川・大規模開発部 次長)
2021年度:小林 千佳(新宿南エネルギーサービス(株) 社長)
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