静岡県内の小学生17人が大奮闘!駿河湾の赤い宝石「桜えび」を学び「桜えびマスター」を目指す【 キッズサマースクール2022 第1弾 桜えび探求隊 】を開催しました!
2022年7月27日(水)・28日(木) 【場所】静岡市清水区由比周辺
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
イベント名 | キッズサマースクール2022 第1弾 桜えび探求隊 |
開催日 | 2022年7月27日(水)・28日(木) 1泊2日 |
開催場所 | 静岡市清水区由比 ほか |
参加料金 | 無料 |
参加者 | 静岡県内の小学5・6年生 17人 |
プログラム | 7/27(水) 【清水マリンターミナル(日の出マリンギャラリー)】 学習『桜えびが生息する駿河湾ってどんなところ?』 【由比港・由比港漁業協同組合】 学習『桜えびってどんな生き物?桜えびの漁ってどうやるの?』 体験『漁船に乗って桜えびの漁場を見てみよう』 体験『桜えびの定番グルメ・かき揚げを作ってみよう』 学習『桜えびを取り巻く今の環境を考えよう』 7/28(木) 【富士川】 体験『森~川~海の繋がりを学ぼう(ラフティングにチャレンジ)』 学びのまとめ『静岡リビング新聞社掲載記事制作』 |
協力団体 | ・日の出マリンギャラリー(清水港振興(株)) ・由比港漁業協同組合 ・静岡県水産・海洋技術研究所 ・割烹旅館 西山 ・ナチュラルアクションアウトドアツアーズ ・静岡リビング新聞社 ・静岡市水産漁港課 ・東海大学海洋学部 |
- 『桜えび』を学ぶことで静岡の海が直面している問題を自分ごと化できた2日間
栄養価が高いため美と健康にもよく、赤く鮮やかな見た目から『駿河湾の宝石』と称され、多くの日本人に愛される「桜えび」ですが、2009年以降水揚げ量の減少傾向が続く中、2018年に急激な不漁に見舞われ、現在も危機的状況が続いています。今、静岡県民の関心が高い「桜えび」の事をもっと詳しく知りたいという熱い想いを持った小学5・6年生17名が集結し、「桜えび」の今を学び、自分にも出来ることを考えました。
はじめに、日の出マリンギャラリーでは、駿河湾の特徴を学び、桜えびの生活環境について理解を深めました。日本一の深さであることを初めて知った子どもの驚きの表情が印象的でした。
桜えびの聖地・由比港にある漁業協同組合では、桜えびの生態や漁の仕組みなどを学習した後、実際に漁船に乗って、桜えび漁の漁場を見学しました。子どもたちは、船の上での活動は過酷で、桜えび漁の大変さを実感していました。昼には、桜えびグルメの定番・かき揚げ作りにチャレンジ、出来立ての美味しさに感動しました。午後には、桜えびの研究者から桜えびを守っていくための組合による徹底した資源管理や、産卵エビや0歳エビを保護する取り組み、更なる生態の研究などの取り組みを紹介いただき、子どもたちからも多くの質問が出て、高い関心が伺えました。自分たちが桜えびを含めた海の生き物の為に出来る事として、少しでも生息しやすい環境を保つために海を綺麗にする取り組みが挙げられました。
2日目には駿河湾に流れ込む富士川でラフティングにチャレンジしました。前日の雨で川が増水していたこともあり、山に降った雨が、川を流れて、海に注ぐ過程をより実感することが出来ました。陸地で発生したごみも最終的には海に流れつくので、普段の生活から気を付ける必要があると発表した子もいました。
駿河湾や桜えびの魅力や課題を五感で感じ、誰にも負けないくらいに桜えびの事に詳しくなると同時に、静岡の海が直面している問題を自分ごと化して考える貴重な2日間となりました。
- <アウトプット>学習したことを多くの人にも知ってもらう新聞記事制作!
子どもたちが「キッズサマースクール2022 第1弾 桜えび探求隊」で学んだことの理解を深め、かつイベントを知らない多くの静岡県民に桜えびのことを知ってもらうために、新聞記事を制作しました。学習したことに自分の考えを加えて、読み応えがある記事が出来ました。制作した新聞記事は「桜えび新聞」として実際にリビング静岡(9月16日号)に掲載します。
- 参加した子どもからの声
・駿河湾の近くに住んでいるのに、日本一深くて、たくさんの深海生物がいることを知らなかった。静岡が誇る自慢の海だと思いました。
・桜えびは一般的な魚の漁と違って組合の漁師さんで協力し合って獲っていること、昔のようにたくさん獲れるよう様々な取り組みを行っていることを知れた。学校でもみんなに教えてあげたい。
・桜えびのかき揚げを初めて作って、綺麗に仕上げるのが難しかった。家族にも作ってあげたいと思います。
・初めは緊張したけど、班の仲間と協力して学習出来て、新聞記事も良いものができた!
・桜えびや、海の生き物を守るために自分ができること(ごみを正しく処分する、山や川を綺麗にする)から実行していきたい。
<団体概要>
団体名称 : 海と日本プロジェクトin静岡県実行委員会
本社所在地: 静岡県静岡市駿河区栗原18番65号(事務局:テレビ静岡)
電話番号 : 054-261-6201(テレビ静岡 営業推進部)
代表理事 : 実行委員長 齋藤 寛(東海大学海洋学部 学部長)
設立: 2016年4月1日
URL: https://shizuoka.uminohi.jp/
活動内容: 海と日本プロジェクトin静岡県実行委員会は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、静岡県の海の今を伝えることでみなさんに興味を持ってもらい、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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