WOWOW開局20周年記念番組 連続ドラマW「パンドラⅢ 革命前夜」10月2日(日)夜10:00スタート

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その日、人類は再び、禁断の箱を開ける。井上由美子が描く人気シリーズ第3弾。
自殺を防止する治療法を発明した男。彼が生み出したのは、救世主なのか独裁者なのか。

「パンドラ」(2008年)ではガンを滅ぼす特効薬、「パンドラⅡ 飢餓列島」(2010年)で飢餓を救う食物…。革命的な発明により“パンドラの箱”を開いた人々の運命を描く、社会派連続ドラマシリーズ第3弾が登場する。
 日本の自殺者数は毎年3万人以上、自殺率は先進国の中で群を抜いて高い。その状況を憂いた一人の研究者が、自殺を防止する画期的な治療法の治験に成功した。しかし、その治療が思わぬ騒動を引き起こしていく…。
 江口洋介、内野聖陽、上川隆也、山本耕史、小澤征悦、板谷由夏、福田麻由子、泉谷しげるら、開局20周年にふさわしい豪華キャストが競演。脚本家・井上由美子と、河毛俊作監督が、みたびタッグを組んだ。全8話、8日間に起こる物語が、8人の個性的な登場人物を中心に描かれる。運命の8日後、最後に残されていたものは希望か、絶望か、それとも…?

<ストーリー>
 日本に帰国途中の海上自衛隊潜水艦が消息を絶った。情報を隠蔽しようとする政府の方針に、内閣官房長官の湯田(内野聖陽)は悩み、自
念慮にとらわれてしまう。そんな中、アメリカで自殺を防止する治療法の治験に成功した脳科学者の鈴木(江口洋介)が帰国。2人は20年ぶりに再会し、未認可の治療法によって湯田は救われた。しかし、自殺念慮が解消した湯田は人が変わったようになり、日本再軍備に向けて、海上自衛隊の鏑木(小澤征悦)とともにクーデターを計画し始める。突如、混乱に陥る日本。不審に感じた記者の太刀川(山本耕史)は、政府が何かを隠しているのではないかと疑う。鈴木が生み出したのは救世主なのか、独裁者なのか…?

<江口洋介さんのコメント>
――「パンドラⅢ 革命前夜」のオファーを受けた際、どんなことを思われましたか?
今という時代は、医療や科学の進化と経済の進化はいつでもいろんな風に影響し合っているところがあるな、と思います。そんななか、「パンドラ」シリーズは毎回、よかれと思ってある種“神の領域”に触れてしまう医師や科学者たちを題材にしているので、これはもしかしたら近未来に起こりそうだな、と興味を惹かれながら過去2作品も観ていました。また、そういう題材を社会派でガチガチに仕上げるのではなく、ちゃんとエンターテインメントとして成立させているところも面白いと感じていたので、オファーを受けた瞬間から脚本が上がってくるのを楽しみに待っていました。

――井上由美子氏が手掛けた脚本を読まれて、どんな感想を持ちましたか?
 脚本を読んだら、何が正しくて何が悪いのかが、それぞれの登場人物のパートで揺れ動いていて、すごく面白いと思いましたね。また、「白い巨塔」のときも感じましたが、井上さんの脚本は「男性が書いたのかな?」と思うくらい、男の欲望や裏切りがロマンみたいなものも含め、ちゃんと描かれているんですよ。ですから、演じる側としても燃えますね。それと同時に、演じる上での難しさも感じます。というのも、井上さんの脚本は選ばれる言葉がすごく良くて、セリフの文章の完成度が高いんです。つまり、芝居も文章をただ読むだけで、それなりに成立しちゃうんですよ。そこに甘えず、どうやって自分の体とセリフの裏にある登場人物の気分を乗せていくか――役者としてはそれをちゃんと考えながら演じていかなきゃいけないな、と感じています。

――今回演じられる鈴木精二を江口さんはどう捉えてらっしゃいますか?
 今回僕が演じる鈴木精二は、自殺防止のための脳神経伝達システムを開発した脳科学者。そんなシステムを考えるということは、人間の感情を自分で操れると思ってる人間なんでしょうね。だから、神なんてものは意識してないと思うし、そういう意味では怖い人だと思います。実は、僕もまだ鈴木という男が掴みきれないところがあるんですよ。おそらくこの男の本質は物語の最後の方で明らかになるんじゃないかな。そう考えると、ますます鈴木の進む道、彼を演じることが楽しみです。また、僕は今回初めて車椅子に乗って芝居をしているんですけど、動きが制限されるぶん難しい! でも、そういった不自由な状態で生きているからこそ、鈴木は自分ができることも計算しながら生きてるんだろうな、と思いました。そんな風に今は徐々に鈴木を掴んでいっている感じです。

――WOWOW視聴者にメッセージをお願い致します。
 WOWOWの視聴者には映画好きな人、ドラマ好きな人が多く、たぶん目も肥えていると思いますし、だからこそ制作する側としても“よりいい作品”を作れると思うんです。特に「パンドラ」は、ⅠとⅡを観た視聴者からすごく期待されているでしょうし、僕も必ずいいものを見せたいと思っています。WOWOWでは以前主演させて頂いた「なぜ君は絶望と闘えたか」でも賞を頂くなど、とても“仕事として良い体験”をさせて頂きましたし、今回もそれを絶やさないよう、全力で挑みたいと思います。僕自身、これまでのシリーズを超える新しい「パンドラ」ができると感じていますので、ぜひ楽しみにしていて下さい!


<スタッフ・キャスト>
脚本:井上由美子
監督:河毛俊作、小椋久雄 
出演:江口洋介、内野聖陽
   上川隆也、小澤征悦、板谷由夏、福田麻由子/山本耕史/若村麻由美
   平幹二朗( 友情出演)、泉谷しげる ほか

■番組詳細
WOWOW開局20周年記念番組 
連続ドラマW「パンドラⅢ 革命前夜」
10月2日(日)スタート(全8話)[第1話無料放送]
毎週日曜夜10:00

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代表者名
山本 均
上場
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資本金
50億円
設立
1984年12月