ニッポンのリアルを知りたければ北関東へ行け!『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』本日発売!
さまざまな国からやってきた外国人が住む北関東はエスニック料理の知られざる本場。労を惜しまず働き、もりもり食べ、とつとつと語る彼らの話から、昭和・平成・令和のリアルな日本が浮かび上がります。
群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する一本の道。沿線でしか味わえないウマすぎ異国飯の向こう側にいたのは、日本を支える移民、難民、シン日本人たちだった。皿と人の間を走り抜けるロードムービー・ノンフィクション!
これまで著書『ルポ新大久保』や『日本の異国』で「日本に生きるアジア人」を描いてきたライターの室橋裕和さんの最新作の舞台は……「北関東」。
実は国内でも有数の「ガチ」エスニック料理が食べられるこの土地。車で進むうち、浮かび上がってきたのは1本の国道と、そこに住む日本を支えてきたシン日本人の姿でした。
帯には『孤独のグルメ』原作者・久住昌之さんと、『国道16号線』著者・柳瀬博一さんの推薦コメントも!
【はじめにより】
北関東を東西に走るこの道路に沿って、移民ベルト地帯が形成されている。いうなれば、「エスニック国道」だ。
それはいったい、なぜなのだろうか。どうしてこの地域に、どんな事情で外国人が集まるようになったのか。そして彼らはどんな暮らしをしていて、地元の日本人はどう感じているのか……急速に「移民社会」化が進む日本の、縮図がここにはあるかもしれない。ついでにいうと、きっと本場の異国飯も楽しめるはずだ。
僕はそんなことを思って、じっくりと354を旅してみることにした。
【出てくる街をご紹介!】
伊勢崎 バブルが異国の風を運んできた
太田・大泉 よそものたちがつくった街
館林 カレーの香りの向こうに難民
小山 宴は中古車オークションのあとで
古河 畑の中にぽつんとアジアン長屋
境 食べて、祈って、集まって
坂東 外国人が日本の土を守る
常総 亀仙人街は今日も大賑わい
土浦・笠間 農村から聞こえるタイ演歌
鉾田 エスニック国道の果てに
■書籍内容紹介
群馬県高崎市から茨城県鉾田市まで北関東を横断する一本の道、誰が呼んだか「エスニック国道」は知る人ぞ知る異国飯の本場だ。外国人労働者が集まるレストランやモスク、ときには彼らの自宅で著者がふるまわれるのは、湯気立ち上る皿、皿、皿。舌鼓を打ちつつ目撃したのは日本の屋台骨を支える「見えない人々」の姿だった。この国道はひと味違うぜ!
■著者紹介
室橋裕和(むろはし・ひろかず)
1974年生まれ。週刊誌記者を経てタイに移住。現地発の日本語情報誌に在籍し、10年にわたりタイ及び周辺国を取材する。帰国後はアジア専門のライター、編集者として活動。「アジアに生きる日本人」「日本に生きるアジア人」をテーマとしている。現在は日本最大の多国籍タウン、新大久保に在住。著書に『ルポ新大久保』(辰巳出版)、『日本の異国』(晶文社)など。
■書籍データ
【タイトル】北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本
【著者名】室橋裕和
【発売日】2023年3月17日
【造本】四六判
【定価】1760円(税込)
【ISBN】978-4-10-354981-9
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/354981/
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