AWS、8つの新たなストレージサービスおよび機能を発表
Amazon S3 Intelligent-Tiering、Amazon S3 Glacier Deep Archive、Amazon S3 Batch Operations、Amazon FSx for Windows File ServerおよびAmazon FSx for Lustre、Amazon EFS Infrequent Access、AWS DataSync、AWS Transfer for SFTP
(シアトル発、2018年11月28日発表)Amazon.com, Inc.(NASDAQ:AMZN)の関連会社であるAmazon Web Services, Inc.(AWS)は本日、AWS re:Inventにて、以下の8つの新たなストレージサービスおよび機能を発表しました。
• Amazon S3 Intelligent-Tiering:不明または変動するアクセスパターンを持つデータを最もコスト効率に優れたストレージティアに移動させることでストレージコストを自動的に最適化する新たなAmazon S3ストレージクラス
• Amazon S3 Glacier Deep Archive:GB/月当たりわずか0.00099ドル(1セントの10分の1未満、またはTB/月当たり1ドル)という、現在、クラウドプロバイダーが提供しているサービスの中で最もコストの低いストレージを提供する新たなストレージクラス
• Amazon S3 Batch Operations :AWS Lambda機能の実行や数十億のオブジェクトに対して変更を容易にするバルクストレージ管理および自動化機能
• Amazon FSx for Windows File Server:アプリケーションをAWSにリフト&シフトするためのフルマネージドのWindowsベースの共有ファイルストレージを提供
• Amazon FSx for Lustre:高性能コンピューティング、機械学習、メディアデータプロセッシングワークフローなど、コンピュートインテンシブなワークロード向けに最適化されたフルマネージドのファイルシステム
• Amazon EFS Infrequent:EFS標準ストレージクラスに比較してストレージコストを最大85%削減できる、アクセス頻度の低いファイル向けに設計されたAmazon EFS向けの新たなストレージクラス
• AWS DataSync:ネットワークアクセラレーションを使用して、オンプレミスストレージとAmazon S3またはAmazon EFS間のデータ移行を容易に自動化できるデータ転送サービス
• AWS Transfer for SFTP:SSH(Secure Shell)ファイル転送プロトコルとしても知られるSFTP(Secure File Transfer Protocol)を使用して、Amazon S3との間で直接ファイルを転送できるフルマネージドサービス
新たなAWSストレージサービスおよび機能に関しては、以下のURLを参照ください。
https://aws.amazon.com/storage/
AWSのエンジニアリング担当バイスプレジデントのビル・バス(Bill Vass)は「当社のお客様は私たちに、ストレージは日々行うあらゆる作業の基盤であると述べています。様々なストレージインフラストラクチャを含む当社のフルマネージドサービスにより、お客様は自社のビジネスアプリケーションを迅速かつ大規模に、容易に、コスト効率良く拡張することができます。本日発表された新たなサービスからもお分かりのように、当社はストレージサービスのイノベーションを完了したわけではなく、あらゆる種類のアプリケーションで最高性能を提供しながら、ストレージ管理の自動化、データ移行の簡素化と迅速化、コスト削減を実現することに取り組んでいます」と述べています。
最も一般的なクラウドストレージサービスを拡張する新たなオブジェクトストレージクラスおよび機能
最も優れた拡張性、データ可用性、セキュリティ、性能を提供するAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)により、あらゆる規模のお客様は幅広いユースケースにおいて様々な規模のデータを保存、保護できます。AWSは今週、ストレージインフラストラクチャの拡張性をより一層高め、コストを最適化できる、複数の新たなAmazon S3機能を発表しました。
• Amazon S3 Intelligent-Tiering(本日より提供開始):不明または変動するアクセスパターンを持つデータのストレージコストを自動的に最適化する新たなAmazon S3ストレージクラス。S3 Intelligent-Tieringは、データを最もコスト効率に優れたストレージティアに自動的に移動させることでダイナミックティアリングを提供する業界初で唯一のクラウドストレージソリューションです。これまでアクセスパターンを予測できるデータに関しては、ライフサイクルポリシーを使用し簡素化することで、Amazon S3に保存されているデータのコストを削減していました。しかし、アクセスパターンが変動するデータを持つお客様には、新たなアプローチが必要でした。S3 Intelligent-Tieringは、複数のリージョンにまたがる数百万のバケットへの数十億のオブジェクトのアクセスパターンに基づき、機械学習モデルを使用してS3 Intelligent-Tieringアルゴリズムをトレーニングすることで開発されました。お客様は自社のデータをロードするだけで、S3 Intelligent-Tieringが変更費用なしに、自動でコストを最適化してくれるため、全く管理の必要がありません。
• Amazon S3 Glacier Deep Archive(2019年初めに提供予定):GB/月当たりわずか0.00099ドル(1セントの10分の1未満、またはTB/月当たり1ドル)という、あらゆるストレージサービスの中で最もコストの低い新たなストレージクラス。Amazon S3 Glacier Deep Archiveにより、大規模なデータ群を長期間保存したいお客様は、テープインフラストラクチャのコストと管理の手間を省ける一方で、データを安全に保存し、将来の使用や分析に役立てることができます。カルテなどの診療記録やメディアのアーカイブ、規制された金融サービス情報といったデータをアーカイブするのに最適なサービスです。
• Amazon S3 Batch Operations(2019年初めに提供予定):数千、数百万、数十億のオブジェクトの管理を容易にするバルクストレージ管理および自動化機能。大規模なデータ群を扱うお客様は数百万、数十億のオブジェクトを確実に管理できる方法を必要としています。S3 Batch Operationsにより、開発者とIT管理者はオブジェクトのプロパティとメタデータを変更し、一度のAPIリクエストまたはAmazon S3マネジメントコンソール内で数回クリックするだけで、多くのAmazon S3オブジェクトのストレージ管理タスクを実行できます。例えば、Amazon S3 Batch Operationsを使用することで、オブジェクトタグの置き換え、アクセス管理の変更、オブジェクト保持データの追加、一つのバケットから別のバケットへのオブジェクトのコピー、さらにはAmazon S3に保存されている既存のオブジェクトに対してLambdaの機能を起動することができます。
2つの新たなファイルシステムオプションと既存のAmazon Elastic File System向けの低コストなストレージクラス
今週、AWSは、Windowsとコンピュートインテンシブなワークロード(Lustreを使用)をネイティブサポートする2つの新たなフルマネージドのサードパーティー製ファイルサービスシステムを含む、Amazon FSxファミリーを発表しました。また、Linuxベースのワークロード向けの成長著しいファイルシステムサービスであるAmazon Elastic File System(EFS)向けの新たなInfrequent Accessストレージクラスも発表しました。
• Amazon FSx for Windows File Server(本日より提供開始):Windows互換ファイルシステム向けのクラウドベースのフルマネージドWindowsファイルサーバー。Windowsサーバーを基盤に開発されたAmazon FSx for Windows File Serverは、Microsoft Windowsファイルシステムに完全互換しており、Active DirectoryドメインやWindowsアクセス管理、ネイティブのWindows Explorer体験など、お客様のActive Directory環境に完全統合されます。クラウド向けに開発されたAmazon FSx for Windows File Serverにより、最新のWindowsサーバーソフトウェアのインストール、ハードウェア不具合の特定と修正、定期的なバックアップなどを自動で実行するなど、AWSのフルマネージドサービスの恩恵を得られます。
• Amazon FSx for Lustre(本日より提供開始):高性能コンピューティングや機械学習、メディアデータの処理作業といったコンピュートインテンシブなワークロード向けに最適化されたフルマネージドのファイルシステム。これらのアプリケーションの多くは、高性能で低遅延、スケールアウト型の並列ファイルシステムを必要とします。Amazon FSx for Lustreにより、大規模なデータ群を、数百万のIOPSとサブミリ秒の遅延で、1秒あたり最大数百ギガバイトのスループットで処理できるLustreファイルシステムを起動し、稼働することができます。
• Amazon EFS Infrequent Access(2019年初めに提供予定):Amazon EFS標準ストレージクラスに比べてストレージコストを最大85%削減できる、アクセス頻度の低いファイル向けに設計されたAmazon EFS向けの新たなストレージクラス。EFS IAは、毎日アクセスしないファイルデータを持つお客様に最適なソリューションですが、プロセスを変更したり、ストレージティア間で手動でデータを移動させることなく、全てのデータ群にアクセスし、ビジネスアプリケーションのニーズに対応する必要があります。EFS IAにより、Amazon EFSを使用しているお客様は、ライフサイクルマネジメントが可能になり、30日以上アクセスしていないファイルを自動的にEFS IAストレージクラスに移動させることができます。
大規模なデータ群を容易に転送し、安全に共有できる新たなAWSサービス
データ転送に関しては、AWSはデータをAWSに取り込む11の独自の方法を提供しており、これは他のクラウドストレージプロバイダーに比較して約2倍の数に相当します。今週、AWSは2つの新たなデータ転送サービスを発表しました。
• AWS DataSync(本日より提供開始):ネットワークアクセラレーションを利用して、オンプレミスストレージとAmazon S3またはAmazon EFS間のデータ移行を容易に自動化できる、ネットワーク・アクセラレーションを使用したデータ転送サービス。AWS DataSyncは、自社インスタンスの稼働や、暗号化の処理、スクリプト管理など、移行を遅らせたり、IT管理者の負担となり得る、データ転送に関連する多くのタスクを自動で処理します。AWS DataSyncは、オープンソースのツールに比べて最大10倍高速で、安全かつ確実、効率的にデータを転送します。
• AWS Transfer for SFTP(本日より提供開始):SSH(Secure Shell)ファイル転送プロトコルとしても知られるSFTP(Secure File Transfer Protocol)を利用して、Amazon S3との間で直接ファイルを転送できるフルマネージドサービス。証券取引、カルテなどの診療記録、請求書など、SFTPを介してファイルを安全に交換する必要のあるお客様は、Amazon S3にこれらのデータを移動し、確実にデータを保存し、分析したいと考えています。AWSは、既存の認証システムと統合し、Amazon Route 53にDNSルーティングを提供することで、お客様やパートナー側では何の変更も加えることなく、自社のファイル転送ワークフローをシームレスにAWS Transfer for SFTPに移行できるようにしました。Amazon S3内のデータに関しては、AWSサービスを使用して、処理、分析、機械学習、アーカイブを行うことができます。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は12年の間に、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドプラットフォームになっています。AWSは、米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、アイルランド、日本、韓国、シンガポールおよび英国の19のAWSリージョン、1つのローカルリージョンと57 のアベイラビリティーゾーン(AZ)で、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、マシンラーニング、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実及び拡張現実(VR/AR)、メディア、アプリケーションディベロプメント、デプロイメントおよびマネージメントに関する125種類以上の十分な機能を有するサービスを提供しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、および有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/
Amazon.comについて
Amazonは4つの理念を指針としています。競合他社ではなくお客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexaなどは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービスです。
• Amazon S3 Intelligent-Tiering:不明または変動するアクセスパターンを持つデータを最もコスト効率に優れたストレージティアに移動させることでストレージコストを自動的に最適化する新たなAmazon S3ストレージクラス
• Amazon S3 Glacier Deep Archive:GB/月当たりわずか0.00099ドル(1セントの10分の1未満、またはTB/月当たり1ドル)という、現在、クラウドプロバイダーが提供しているサービスの中で最もコストの低いストレージを提供する新たなストレージクラス
• Amazon S3 Batch Operations :AWS Lambda機能の実行や数十億のオブジェクトに対して変更を容易にするバルクストレージ管理および自動化機能
• Amazon FSx for Windows File Server:アプリケーションをAWSにリフト&シフトするためのフルマネージドのWindowsベースの共有ファイルストレージを提供
• Amazon FSx for Lustre:高性能コンピューティング、機械学習、メディアデータプロセッシングワークフローなど、コンピュートインテンシブなワークロード向けに最適化されたフルマネージドのファイルシステム
• Amazon EFS Infrequent:EFS標準ストレージクラスに比較してストレージコストを最大85%削減できる、アクセス頻度の低いファイル向けに設計されたAmazon EFS向けの新たなストレージクラス
• AWS DataSync:ネットワークアクセラレーションを使用して、オンプレミスストレージとAmazon S3またはAmazon EFS間のデータ移行を容易に自動化できるデータ転送サービス
• AWS Transfer for SFTP:SSH(Secure Shell)ファイル転送プロトコルとしても知られるSFTP(Secure File Transfer Protocol)を使用して、Amazon S3との間で直接ファイルを転送できるフルマネージドサービス
新たなAWSストレージサービスおよび機能に関しては、以下のURLを参照ください。
https://aws.amazon.com/storage/
AWSのエンジニアリング担当バイスプレジデントのビル・バス(Bill Vass)は「当社のお客様は私たちに、ストレージは日々行うあらゆる作業の基盤であると述べています。様々なストレージインフラストラクチャを含む当社のフルマネージドサービスにより、お客様は自社のビジネスアプリケーションを迅速かつ大規模に、容易に、コスト効率良く拡張することができます。本日発表された新たなサービスからもお分かりのように、当社はストレージサービスのイノベーションを完了したわけではなく、あらゆる種類のアプリケーションで最高性能を提供しながら、ストレージ管理の自動化、データ移行の簡素化と迅速化、コスト削減を実現することに取り組んでいます」と述べています。
最も一般的なクラウドストレージサービスを拡張する新たなオブジェクトストレージクラスおよび機能
最も優れた拡張性、データ可用性、セキュリティ、性能を提供するAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)により、あらゆる規模のお客様は幅広いユースケースにおいて様々な規模のデータを保存、保護できます。AWSは今週、ストレージインフラストラクチャの拡張性をより一層高め、コストを最適化できる、複数の新たなAmazon S3機能を発表しました。
• Amazon S3 Intelligent-Tiering(本日より提供開始):不明または変動するアクセスパターンを持つデータのストレージコストを自動的に最適化する新たなAmazon S3ストレージクラス。S3 Intelligent-Tieringは、データを最もコスト効率に優れたストレージティアに自動的に移動させることでダイナミックティアリングを提供する業界初で唯一のクラウドストレージソリューションです。これまでアクセスパターンを予測できるデータに関しては、ライフサイクルポリシーを使用し簡素化することで、Amazon S3に保存されているデータのコストを削減していました。しかし、アクセスパターンが変動するデータを持つお客様には、新たなアプローチが必要でした。S3 Intelligent-Tieringは、複数のリージョンにまたがる数百万のバケットへの数十億のオブジェクトのアクセスパターンに基づき、機械学習モデルを使用してS3 Intelligent-Tieringアルゴリズムをトレーニングすることで開発されました。お客様は自社のデータをロードするだけで、S3 Intelligent-Tieringが変更費用なしに、自動でコストを最適化してくれるため、全く管理の必要がありません。
• Amazon S3 Glacier Deep Archive(2019年初めに提供予定):GB/月当たりわずか0.00099ドル(1セントの10分の1未満、またはTB/月当たり1ドル)という、あらゆるストレージサービスの中で最もコストの低い新たなストレージクラス。Amazon S3 Glacier Deep Archiveにより、大規模なデータ群を長期間保存したいお客様は、テープインフラストラクチャのコストと管理の手間を省ける一方で、データを安全に保存し、将来の使用や分析に役立てることができます。カルテなどの診療記録やメディアのアーカイブ、規制された金融サービス情報といったデータをアーカイブするのに最適なサービスです。
• Amazon S3 Batch Operations(2019年初めに提供予定):数千、数百万、数十億のオブジェクトの管理を容易にするバルクストレージ管理および自動化機能。大規模なデータ群を扱うお客様は数百万、数十億のオブジェクトを確実に管理できる方法を必要としています。S3 Batch Operationsにより、開発者とIT管理者はオブジェクトのプロパティとメタデータを変更し、一度のAPIリクエストまたはAmazon S3マネジメントコンソール内で数回クリックするだけで、多くのAmazon S3オブジェクトのストレージ管理タスクを実行できます。例えば、Amazon S3 Batch Operationsを使用することで、オブジェクトタグの置き換え、アクセス管理の変更、オブジェクト保持データの追加、一つのバケットから別のバケットへのオブジェクトのコピー、さらにはAmazon S3に保存されている既存のオブジェクトに対してLambdaの機能を起動することができます。
2つの新たなファイルシステムオプションと既存のAmazon Elastic File System向けの低コストなストレージクラス
今週、AWSは、Windowsとコンピュートインテンシブなワークロード(Lustreを使用)をネイティブサポートする2つの新たなフルマネージドのサードパーティー製ファイルサービスシステムを含む、Amazon FSxファミリーを発表しました。また、Linuxベースのワークロード向けの成長著しいファイルシステムサービスであるAmazon Elastic File System(EFS)向けの新たなInfrequent Accessストレージクラスも発表しました。
• Amazon FSx for Windows File Server(本日より提供開始):Windows互換ファイルシステム向けのクラウドベースのフルマネージドWindowsファイルサーバー。Windowsサーバーを基盤に開発されたAmazon FSx for Windows File Serverは、Microsoft Windowsファイルシステムに完全互換しており、Active DirectoryドメインやWindowsアクセス管理、ネイティブのWindows Explorer体験など、お客様のActive Directory環境に完全統合されます。クラウド向けに開発されたAmazon FSx for Windows File Serverにより、最新のWindowsサーバーソフトウェアのインストール、ハードウェア不具合の特定と修正、定期的なバックアップなどを自動で実行するなど、AWSのフルマネージドサービスの恩恵を得られます。
• Amazon FSx for Lustre(本日より提供開始):高性能コンピューティングや機械学習、メディアデータの処理作業といったコンピュートインテンシブなワークロード向けに最適化されたフルマネージドのファイルシステム。これらのアプリケーションの多くは、高性能で低遅延、スケールアウト型の並列ファイルシステムを必要とします。Amazon FSx for Lustreにより、大規模なデータ群を、数百万のIOPSとサブミリ秒の遅延で、1秒あたり最大数百ギガバイトのスループットで処理できるLustreファイルシステムを起動し、稼働することができます。
• Amazon EFS Infrequent Access(2019年初めに提供予定):Amazon EFS標準ストレージクラスに比べてストレージコストを最大85%削減できる、アクセス頻度の低いファイル向けに設計されたAmazon EFS向けの新たなストレージクラス。EFS IAは、毎日アクセスしないファイルデータを持つお客様に最適なソリューションですが、プロセスを変更したり、ストレージティア間で手動でデータを移動させることなく、全てのデータ群にアクセスし、ビジネスアプリケーションのニーズに対応する必要があります。EFS IAにより、Amazon EFSを使用しているお客様は、ライフサイクルマネジメントが可能になり、30日以上アクセスしていないファイルを自動的にEFS IAストレージクラスに移動させることができます。
大規模なデータ群を容易に転送し、安全に共有できる新たなAWSサービス
データ転送に関しては、AWSはデータをAWSに取り込む11の独自の方法を提供しており、これは他のクラウドストレージプロバイダーに比較して約2倍の数に相当します。今週、AWSは2つの新たなデータ転送サービスを発表しました。
• AWS DataSync(本日より提供開始):ネットワークアクセラレーションを利用して、オンプレミスストレージとAmazon S3またはAmazon EFS間のデータ移行を容易に自動化できる、ネットワーク・アクセラレーションを使用したデータ転送サービス。AWS DataSyncは、自社インスタンスの稼働や、暗号化の処理、スクリプト管理など、移行を遅らせたり、IT管理者の負担となり得る、データ転送に関連する多くのタスクを自動で処理します。AWS DataSyncは、オープンソースのツールに比べて最大10倍高速で、安全かつ確実、効率的にデータを転送します。
• AWS Transfer for SFTP(本日より提供開始):SSH(Secure Shell)ファイル転送プロトコルとしても知られるSFTP(Secure File Transfer Protocol)を利用して、Amazon S3との間で直接ファイルを転送できるフルマネージドサービス。証券取引、カルテなどの診療記録、請求書など、SFTPを介してファイルを安全に交換する必要のあるお客様は、Amazon S3にこれらのデータを移動し、確実にデータを保存し、分析したいと考えています。AWSは、既存の認証システムと統合し、Amazon Route 53にDNSルーティングを提供することで、お客様やパートナー側では何の変更も加えることなく、自社のファイル転送ワークフローをシームレスにAWS Transfer for SFTPに移行できるようにしました。Amazon S3内のデータに関しては、AWSサービスを使用して、処理、分析、機械学習、アーカイブを行うことができます。
アマゾン ウェブ サービスについて
アマゾン ウェブ サービス(AWS)は12年の間に、世界で最も包括的かつ幅広く採用されたクラウドプラットフォームになっています。AWSは、米国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、アイルランド、日本、韓国、シンガポールおよび英国の19のAWSリージョン、1つのローカルリージョンと57 のアベイラビリティーゾーン(AZ)で、コンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーキング、アナリティクス、マシンラーニング、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、仮想現実及び拡張現実(VR/AR)、メディア、アプリケーションディベロプメント、デプロイメントおよびマネージメントに関する125種類以上の十分な機能を有するサービスを提供しています。AWSのサービスは、アジリティを高めながら同時にコストを削減できるインフラエンジンとして、急速に成長しているスタートアップや大手企業、および有数の政府機関を含む数百万以上のアクティブなお客様から信頼を獲得しています。AWSの詳細については以下のURLをご参照ください。https://aws.amazon.com/
Amazon.comについて
Amazonは4つの理念を指針としています。競合他社ではなくお客様を起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、そして長期的な発想です。カスタマーレビュー、1-Click注文、パーソナライズされたおすすめ商品機能、Amazonプライム、フルフィルメント by Amazon(FBA)、アマゾン ウェブ サービス(AWS)、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、Fire タブレット、Fire TV、Amazon Echo、Alexaなどは、Amazonが先駆けて提供している商品やサービスです。
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