＜ポストコロナ時代 ＞イタリアの教育現場の今を届ける、スキラーチェ校長・新連載スタート。
2020年9月18日 世界文化社note 新連載「コロナ時代の学校と子ども」開始
株式会社世界文化社は、公式note（https://note.sekaibunka.com/）にて、書籍『「これから」の時代を生きる君たちへ』（2020年５月1日発売）のその後をレポートする、ドメニコ・スキラーチェ校長のコラム連載「コロナ時代の学校と子ども」を、9月18日（金）よりスタートしました。
- 世界中で話題になった、イタリアの校長先生の普遍的なメッセージ
- 連載第１回目は、「学校再開の日の日記」
『「これから」の時代を生きる君たちへ』より
たとえば「朝、この日最初のコーヒーを飲みながら考える。学校で生徒たちに再会し、教室や廊下が生徒たちの声で活気づいていく様子を見る――なんと素晴らしいことだろうと気持ちが高まる。」「君たちのいない学校は、ないも同然の存在であり、世界で最も悲しい場所であり、からっぽで、命を失った死体のようなものだ。私のように学校に携わる者にとって、校舎に誰もいないのは、まるで拷問を受けているも同然だった。」
日本でもイタリアでも、コロナ禍によって大きな影響を受けた場のひとつが「学校」です。三密になりやすい環境のため、これまで当たり前だったことが一変し、先生も生徒も急激な変化に戸惑い、苦しみ、大変な労力を費やしたことでしょう。とりわけ日本は、学年が始まるのが４月。１年生にとっては、入学式が行われず、初めてのクラスメイトと数ヶ月顔を合わせることができない異常な状況でした。ほかの学年も、環境が整わない中でのオンライン授業や、学習の遅れを取り戻すために夏休みが短縮されるなど、これまでに経験したことのない出来事ばかりです。
世界⽂化社note・スキラーチェ校長連載：https://note.sekaibunka.com/n/n050fe1e9f417
- イタリアの教育現場の声と情報をいち早くお届けします！
ヴォルタ学校も安全対策を万全にして、９月１日、学校再開を迎えました。1200人以上もの生徒を抱える学校で、「どんな方法で学校を再開させたのか」「安全に学校生活を送るために大切なことは何か」「子どもたちに何を伝えていくのか」――実際に学校を運営する立場からのリアルな情報や、スキラーチェさんの子どもたちへの思いを追いかけていきます。この連載では、海外の最新事例を知ることができるだけでなく、日本の教育現場にとっても大いに参考になり、役立つ内容をお届けします。コラムは毎月2回のペースで更新され、コロナからちょうど1年後、2021年3月まで続く予定です。
1956年、南イタリアのカラブリア州・クロトーネ生まれ。25歳のときに大学の哲学科を卒業、ミラノの高校で26年間、文学と歴史の教師を務める。 その後、ロンバルディア州とピエモンテ州で6年間校長を務め、2013年9月、ミラノで最も権威のある高校の一つ「アレッサンドロ・ヴォルタ高校」の校長に就任。26歳になる娘のジュリアはオランダ在住。趣味は旅行、読書、映画館へ行くことで、犬好き。
▼書籍『「これから」の時代を生きる君たちへ』は、多くのメディアで話題になりました。
- 2020年5月3日 朝日新聞 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200501003232.html
- 2020年5月5日 読売新聞
- 2020年5月15日 産経新聞 https://www.sankei.com/life/news/200515/lif2005150053-n1.html
- 2020年5月15日 読売中高生新聞
- 2020年5月19日 現代ビジネスオンライン
- 2020年6月1日 東京新聞／中日新聞
- 2020年6月3日 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」https://txbiz.tv-tokyo.co.jp/wbs/newsl/post_203395/
- 2020年6月中旬 共同通信配信（全国地方紙にて紹介）
- 2020年7月13日 日本教育新聞
- 2020年7月30日 教育新聞 ほか
『「これから」の時代（とき）を生きる君たちへ』
〜イタリア・ミラノの校長先生からのメッセージ〜
■著者：ドメニコ・スキラーチェ
■定価：1,000円＋税
■発売：2020年5月1日（金）
■発行：株式会社世界文化社
https://www.amazon.co.jp/dp/4418205047/
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