【新国立劇場】《自由に恋し、愛と情熱に生きる女性『カルメン』スター街道を駆け上がる最旬歌手サマンサ・ハンキー待望の初登場!》

文化庁

『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸

新国立劇場(東京都渋谷区)に人気作中の人気作『カルメン』が登場します。フランス・ロマン派らしい魅惑的な響きとスペイン情緒あふれる情熱的な音楽が観る者を虜にします。新国立劇場のアレックス・オリエ版『カルメン』は、観客を唸らせる斬新な解釈が詰まった“TOKYOカルメン”。夭折したイギリスのシンガー、エイミー・ワインハウス風のポップ・スターになったカルメンの恋と葛藤がクールに描かれます。現代的で知的、誇りを持って自由に生きるカルメンと、独占欲が強く盲目的で、拒絶を受け入れられない男ホセの恋物語、そしてどこにでも起こり得る破滅的な悲劇は、特に若い女性の共感を呼び大反響を巻き起こしました。注目のカルメン役には、強さと柔らかさを併せ持つ美声とドラマティックな表現力でスター街道を駆け上るサマンサ・ハンキーが登場。ドン・ホセ役に登場する、欧米で急成長中のブラジル人テノール、アタラ・アヤンも見逃せません。エスカミーリョには“エスカミーリョ歌い”、“ロジェ王歌い”として活躍するルーカス・ゴリンスキーが出演。情熱色に染まるオペラパレスにご期待ください。

自由と勇気の象徴カルメン。鬼才アレックス・オリエが描く現代に通じる女の運命

『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸
『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸

世界中で人気オペラの筆頭に挙がる人気作中の人気作。活気あふれる前奏曲、カルメンの登場で歌われる「ハバネラ」、ホセを誘惑する「セギディーリャ」、スペイン情緒みなぎるスペクタクルな「ジプシーの歌」、華やかな「闘牛士の歌」などなど、誰しもおなじみの名曲にのせ、自由奔放な女カルメンと一途な男ドン・ホセの愛と死の運命のドラマが繰り広げられます。ビゼーの音楽にはフランス・ロマン派の魅惑的な響きと、スペインの民族色豊かな情熱的な音楽が融合し、観客を熱狂させます。

新国立劇場で2021年に新制作したアレックス・オリエ版『カルメン』は、「史上最も劇的な開会式」と称されるバルセロナ・オリンピック開会式の伝説的演出でも名高い演出家オリエならではのスペクタクル性と、観客を唸らせる斬新な解釈が詰まった“TOKYOカルメン”。オリエの音楽的感性、大胆な発想と求心力、そしてダイナミックな空間演出が凝縮されたステージです。カルメンはイギリスの伝説のシンガー、エイミー・ワインハウス風のポップ・スターで、知的で勇気と反骨心を持って自由に生きる女性カルメンと、独占欲が強くて嫉妬深く、拒絶を受け入れられない男ホセの恋とすれ違いが、今日どこにでも起こり得るドメスティック・ヴァイオレンスの悲劇として描かれます。オリエのセンスが光る、カルメンをはじめとした人物たちのファッションにも注目です。

21年の初演の際は新型コロナウイルス感染症拡大防止策を講じた演出でしたが、今回の上演では制約を外した演出に練り直して上演します。さらにエネルギッシュなステージングが、男女のすれ違いを鮮やかなコントラストで描きます。ご期待ください。

『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸
『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸
『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸
『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸

ハンキ―×アヤン×ゴリンスキー、注目株の歌手が繰り広げる運命のドラマ

サマンサ・ハンキ―
アタラ・アヤン
ルーカス・ゴリンスキー

注目のカルメン役には、「催眠術のような魅力」(NYタイムズ紙)と絶賛され、強さと柔らかさを併せ持つ美声とドラマティックな表現力でスター街道を駆け上るサマンサ・ハンキーが待望の初登場。ドン・ホセ役は、メトロポリタン歌劇場、ザクセン州立歌劇場など欧米で急成長中のブラジル人テノール、アタラ・アヤンです。

エスカミーリョには“エスカミーリョ歌い”、“ロジェ王歌い”として活躍するポーランドのバリトン、ルーカス・ゴリンスキーが出演します。

ミカエラ役には新世代のプリマドンナとして大躍進中の伊藤 晴が出演。森口賢二、成田博之、糸賀修平、田中大揮らの実力派と共に、二期会公演を中心に称賛を集めるソプラノ冨平安希子の新国立劇場デビュー、新国立劇場オペラ研修所出身で、確かな実力が評価されるメゾソプラノ十合翔子と、フレッシュな歌手陣にも注目。

指揮はザクセン州立歌劇場(ドレスデン・ゼンパーオーパー)などで活躍、新国立劇場へは22年『さまよえるオランダ人』『愛の妙薬』に急遽登場、ワーグナー、ベルカントそれぞれの美点を捉えた演奏が絶賛されたガエタノ・デスピノーサの嬉しい再登場です。

左上よりG.デスピノーサ、À.オリエ、S.ハンキー、A.アヤン、L.ゴリンスキー、伊藤晴

「カルメン」あらすじ

『カルメン』 2021年公演より 撮影:堀田力丸

セビリアの煙草工場で働く美女カルメンは伍長のドン・ホセに興味を抱き、誘惑する。彼にはミカエラという許嫁がいたが、カルメンの魅力と誘惑に負け、軍隊を脱走しロマの密輸団の一員となる。カルメンのホセへの愛は続かず、花形闘牛士エスカミーリョに心変わりするなか、ホセは危篤の母親のもとに駆け付けるため密輸団を離れる。闘牛の日、ホセは再びカルメンの前に現れ、復縁を迫るがきっぱりと拒絶される。逆上したホセは短剣を手に取りカルメンに迫る。

「カルメン」ダイジェスト映像


文化庁劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業

新国立劇場2024/2025シーズンオペラ  『カルメン』

【公演日程】

2025年2月26日(水)18:30/3月1日(土)14:00/4日(火)14:00/6日(木)14:00/8日(土)14:00 全5回公演

【会場】新国立劇場オペラパレス

【スタッフ・出演】指揮:ガエタノ・デスピノーサ/演出:アレックス・オリエ/美術:アルフォンス・フローレス/出演:サマンサ・ハンキー、アタラ・アヤン、ルーカス・ゴリンスキー、伊藤 晴、田中大揮、森口賢二、成田博之、糸賀修平、冨平安希子、十合翔子/合唱:新国立劇場合唱団、児童合唱: TOKYO FM少年合唱団/管弦楽:東京交響楽団

【チケット料金】 S:29,700円 ・ A:24,200円 ・ B:17,600円 ・ C:11,000円 ・ D:7,700円・ Z(当日のみ):1,650円

【チケットのお求め】新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999 

          WEBボックスオフィス https://nntt.pia.jp/

※WEBボックスオフィスで学生(5%)、ジュニア(20%)、高齢者(5%)割引チケットもお取り扱い中。

※新国立劇場当日券は、学生の方は50%割引となります(D席・Z席除く)。ボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。

【アクセス】京王新線(都営新宿線乗入)初台駅中央口直結

公演およびチケットの詳細については、新国立劇場ウェブサイトをご覧ください。

新国立劇場について

新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラ部門は2018年9月より世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。

所在地:東京都渋谷区本町1-1-1 https://www.nntt.jac.go.jp/

新国立劇場
新国立劇場 オペラパレス
新国立劇場 オペラパレス

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

文化庁

118フォロワー

RSS
URL
https://www.bunka.go.jp/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月