キヤノンITSが島津製作所の3DCAD統合と設計データ活用を支援 設計資産のデータ移行などの施策を進め3DCADを「SOLIDWORKS」に統合
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、株式会社島津製作所(本社:京都市中京区、代表取締役社長:山本 靖則、以下島津製作所)が、部門ごとに異なっていた3DCADを「SOLIDWORKS」に統合し、3Dデータを設計や試作のプロセスにとどまらず、製品ライフサイクル全体で活用を開始したことをお知らせします。
■背景と課題
創業約150年の歴史を持つ島津製作所は、これまでに理化学機械の国産化と数々の日本初の製品を開発し、現在も計測機器/医用機器/産業機器/航空機器の分野で革新的な製品/サービスを創出しています。
部門ごとに異なる3DCADを利用していたため、設計資産の共有や人材の流動性、全社システムとのデータ連携などに課題を抱えていました。これらの課題を解決し全社の設計効率を向上するため、2016年から設計環境の整備を検討し始めました。キヤノンITSの3DCAD統合に関する実務実績、データを効率良く移行するシステムの提案を踏まえ、データ管理システムも含めた「SOLIDWORKS」への統合を決め、2021年度に3DCAD統合を完了しました。
■3DCAD統合の効果
設計資産の共有や全社システムとのデータ連携などの課題解決に加え、設計者によるシミュレーション、バーチャルデザインレビューにより、早期に問題点を抽出することも可能となりました。今後、設計プロセスだけでなく営業やアフターサービスを含む製品ライフサイクル全体での3Dデータ活用のさらなる拡大推進を図ります。
■展望
キヤノンITSは、課題の解決に取り組みながら「製品ライフサイクル全体での3Dデータ活用」という次の目標に向けてお客さまと共に歩んでまいります。
●島津製作所の事例詳細は、下記よりご覧いただけます。
https://www.canon-its.co.jp/solution/industry/manufacturing/case/3d-10
<キヤノンITソリューションズの提供するエンジニアリングソリューション>
ものづくり企業としての生い立ちを生かし、長年の研究開発で培った技術を強みに、お客さまのニーズにワンストップで対応できる最適なソリューションを提供しています。業務に役立つ多様な商品群や最新のITスキルを駆使した付加価値サービスとともに、お客さまのビジネスと社会の発展に貢献できるエンジニアリング事業の拡大を推進していきます。
※記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。
※SOLIDWORKSは、アメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズ(ヴェルサイユ商業登記所に登記番号B 322 306 440 で登録された、フランスにおける欧州会社)またはその子会社の登録商標または商標です。
●一般の方のお問い合わせ先:SOLIDWORKS製品担当 https://reg.canon-its.co.jp/public/application/add/27098
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