千葉商業高校の生徒がアントレ教育プログラムにて地域活性化のアイデアをゲスト講師に発表
2024年10月29日、11月5日、11月12日に、千葉商業高校は千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)スタートアップ・ラボの協力のもと、探究的な学びを深める授業「総合的な探究の時間」と「ロングホームルーム(LHR)」にて、1~3 年生の8クラス、各学年約 300 名を対象に、千葉公園をテーマとしたビジネスアイデアを創造する授業を学年ごとに実施いたしました。
千葉商業高校と連携している千葉大学は、アントレプレナーシップ教育(起業家精神教育)の機会を高校生等へと拡大させる文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の事業「EDGE-PRIME Initiative」に採択され、県内小中高生向けのアントレプレナーシップ教育の普及・促進に向けて活動をしています。この一環として、スタートアップ・ラボは、教材開発や授業実践に取り組んでいます。
授業では、スタートアップ・ラボが開発した教材が活用され、生徒は事業計画の基礎を学びながら、千葉公園をテーマにビジネスアイデアをグループで作成しました。特に、3年生の授業ではゲスト講師として参加していただいた「千葉公園 子どもの文化振興実行委員会」会員や千葉県千葉市にゆかりのある民間企業の方々に、生徒たちのアイデアに対する専門的なフィードバックをいただきました。
■生徒たちの発表内容と反応
各グループから発表されたアイデアは、千葉公園の自然や地域資源を活かしたものが中心で、「光の映画祭」や「人力車を用いた千葉公園を巡る企画」など、多様で創造性あふれる提案が並びました。発表後、ゲスト講師からは「地域社会との連携が盛り込まれており素晴らしい」との評価が寄せられるとともに、実現可能性を高めるための具体的なアドバイスもあり、生徒たちにとって大きな学びとなりました。
■千葉大生によるアントレプレナーシップ教育補助を通じた学び
本授業には、授業補助スタッフとして千葉大学法政経学部4年生の廣瀨桐子さんが参画しました。廣瀬さんはイノベーション創出のためのアントレプレナーシップ教育に関心があり、スタートアップ・ラボの活動に参画しています。高校生へ教えることを通じて、ご自身のアントレプレナーシップマインドを醸成する機会となりました。今後もスタートアップ・ラボは学内のみならず、地域のアントレプレナーシップマインド醸成のハブとなるべく、活動を進めてまいります。
■当日の様子
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