【Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代への調査】スキルアップ意欲が高いZ世代、取得すべきと思う資格1位は「TOEIC®テスト」! 2位は「ITパスポート」が続く結果に
ゆとり世代は「簿記」、就職氷河期世代は「ファイナンシャルプランナー(FP)」と、お金への不安が反映
『「現代用語の基礎知識」選 2021ユーキャン新語・流行語大賞』のトップ10に「Z世代」が選出されるなど、新たな価値観を持ち、今後の消費の中心となる世代が注目を集めています。そこで、通信教育を手掛ける株式会社ユーキャン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:品川泰一)は、Z世代・ゆとり世代・就職氷河期世代の3世代で仕事や資格に対する意識にどういった違いがあるのかを明らかにするため、10代~50代の男女591名を対象に意識調査を実施しました。
- 【調査結果トピックス】
2.全世代、80%以上が「将来への不安がある(※少しあるも含む)」と回答。不安だと感じていることはお金や仕事、結婚でそれぞれの世代に違いが表れる結果に
3.Z世代は60%以上が普段の生活から「勉強するようにしている」と回答。ゆとり世代は50%、就職氷河期世代は39%と約10%ずつ変化
4.自分の世代が取得すべきと思う資格1位、Z世代は「TOEIC(R)テスト」、ゆとり世代は「簿記」、就職氷河期世代は「ファイナンシャルプランナー(FP)」
※なお、本調査においては「Z世代」「ゆとり世代」「就職氷河期世代」を下記の通り定義しております。
Z世代=18歳~26歳、ゆとり世代=27歳~35歳、就職氷河期世代=36歳~51歳
- 【トピックス1】仕事をする上で大切な価値観、Z世代は「楽しく働くこと」、ゆとり世代は「プライベートを大切にできること」、就職氷河期世代は「安定していること」
仕事をする上で大切にしたい価値観については、それぞれの世代のライフスタイルが反映される結果となりました。Z世代は1位が「楽しく働くこと」となり、これから働く時間が長い分、仕事に楽しさを求めていることがわかります。ゆとり世代の1位は「プライベートを大切にできること」で、結婚や子育てなどでライフステージが変化していく年齢に差し掛かり、他世代と比較してプライベートを重視する結果でした。バブル崩壊後の”就職難”となった時代を経験・目撃している就職氷河期世代は「安定していること」が1位となり、安定志向であることが改めて明確になりました。
その他、世代間で差が生まれたのは「仕事で新しいことに挑戦できること」への回答です。Z世代は16.0%、ゆとり世代は10.2%、就職氷河期世代は8.1%が大切な価値観と回答し、若い世代ほどチャレンジ志向であることがわかりました。
- 【トピックス2】将来への不安、全世代80%以上が「ある」「少しある」と回答。一方で、何に不安を感じているかは世代ごとに違いが表れる結果に
ゆとり世代とZ世代も「お金のことが不安」と回答した方が一番多かったものの、それぞれの世代ならではの不安が結果に現れています。ゆとり世代は「頼れる身内が近くに居ない環境で子育てをしっかりできるかが不安。(29歳女性)」など「子供」のことを不安と思っている割合が他世代と比較して約2倍多くなりました。Z世代では「お金」と「仕事」に続き、「結婚」との回答が3番目に多い結果となりました。年末年始に実家に帰省すると、親や親戚からの「マリハラ(=マリッジハラスメント、未婚者に対して結婚のことを必要以上に聞いたり、結婚しない理由を問い詰めたりする嫌がらせのこと)」に悩む方も多いため、これからのシーズンは話す側も気をつけたいテーマです。
- 【トピックス3】スキルアップに対する意欲はZ世代が一番高い結果に。意欲に伴って、Z世代は普段の生活から半数以上が「学んでいる」と回答
「学びやスキルアップに対して意欲はありますか」と質問したところ、「とてもある」「ある」「少しある」と答えた方がZ世代は84.5%、ゆとり世代は79.0%、就職氷河期世代が76.9%と続き、若い世代ほどスキルアップに対して意欲的なことがわかりました。とはいえ、全世代で4人に3人以上が意欲があると回答し、多くの方がスキルアップへの意欲を見せていることがわかります。
スキルアップへの意欲は全世代で4人に3人以上が「ある」と回答していたものの、実際に行動に移せている方は若い世代ほど多い結果になりました。世代が上になるにつれて、仕事で責任あるポジションについたり、子育てや介護などで忙しくなったり、自分の時間を取るのが難しいのかもしれません。
- 【トピックス4】働き方の多様化や価値観が変化していく時代。それぞれの世代が「自分たちが取得すべき」と思う資格は?
Z世代は1位がTOEIC®テスト、2位がITパスポート、3位がマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)、4位がメンタルヘルス・マネジメント®検定となりました。グローバル化が急速する時代にデジタルネイティブとして成長したZ世代らしい結果となりました。 TOEIC®テストを選んだ方は「英語が必要とされないことがないから。言語は将来の選択肢の幅を広げてくれる可能性があるから。(24歳男性)」、 ITパスポートを選んだ方からは「インターネットを通じて、他者と関わる機会が増えていくと思うから。(24歳女性)」という声が挙がりました。4位のメンタルヘルス・マネジメント®検定は、コロナ禍以降のストレスに負けないための資格として注目されています。
ゆとり世代は1位が簿記、それ以降はTOEIC®テスト、ファイナンシャルプランナー(FP)、宅地建物取引士と続きました。就職氷河期世代は1位がファイナンシャルプランナー(FP)、2位はTOEIC®テスト、3位はITパスポート、簿記となりました。就職氷河期世代はお金が心配と回答した方が多かったため、それに伴いファイナンシャルプランナー(FP)が1位となっています。コロナの影響で不安定な状況が続いており、「年金がいくら貰えるかわからないので自分の身は自分で守るため。(45歳女性)」という声があがるなど、お金への心配と関心が伺えました。
ユーキャンは、新しいスキルを身につける・資格取得を目指すことは、どの世代においても仕事やプライベートの生活を充実させるきっかけになると考えています。学びを通して一人でも多くの方がより豊かな人生を過ごせるよう、ユーキャンはこれからも活動を続けてまいります。
■調査概要
調査名:(世代別)働き方と学び方に関する意識調査
調査対象:10代~50代の男女 591名
実施期間:2021年11月2日~8日
実施方法:インターネット調査
対象地域:一都三県
※グラフのパーセンテージは四捨五入されているため合計値が100にならないものもございます。
■会社概要
会社名:株式会社ユーキャン
本社:東京都新宿区高田馬場4-2-38
代表者 代表取締役社長:品川泰一
設立:1954年6月
資本金:9,000万円
事業内容:資格、趣味、実用の通信教育講座の開講
DVD、CD、書籍などの通信販売
Webサイト URL:https://www.u-can.co.jp/
※本リリースに記載されている会社名・製品名などは、該当する各社の商標または登録商標です。
Trademark Notice TOEIC is a registered trademark of Educational Testing Service ( ETS). This press release is not endorsed or approved by ETS.
*L&R means LISTENING AND READING.
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像