<2009年から16年間続く取り組み> CSR・SDGs 活動「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」 静岡県立森林公園でのアカマツ林再生活動

~今年は初めてアカマツの苗作りを行い、木々の育成活動も実施~

株式会社アデランス

 毛髪・美容・健康・医療のウェルネス事業をグローバル展開する株式会社アデランス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 鈴木 洋昌)は、2024年12月3日(火)/2025年1月7日(火)に静岡県立森林公園(浜松市浜名区)にて「フォンテーヌ緑の森キャンペーン~緑の森スマイル活動・アカマツの植樹会~」を開催しました。同地での活動は、今回で6年目となりますが、初めてアカマツの苗作りに取り組みました。

 当社では、使われなくなったウィッグの回収と環境保全をつなげる「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を、2009年から16年継続しており、2019年12月からは、静岡県立森林公園のアカマツ林の再生活動をサポートしています。アカマツ林の再生には数十年ほどかかり、作業工程として苗木の植栽のほか、苗木の成長を妨げる枯葉や倒木を取り除く作業(除伐)や日光が当たるよう、雑草木等を刈り払う(下刈り)など様々あります。今回当社は12月に下刈り、1月に来年植栽するアカマツの苗作り(244個)を行いました。

ポット苗作りの様子(1月実施)
参加メンバーの集合写真(12月)

 1月の苗作りには昨年に続き、地元の百貨店である遠鉄百貨店様が取締役の方を含めた3名にもご参加いただきました。2回の作業でのべ74名が参加し、活動の輪が広がっています。アデランスでは、当活動を通じて自然景観が豊かなアカマツ林の再生を支援してまいります。

■株式会社遠鉄百貨店 取締役営業部長 中村 智則様コメント

 本日は植樹会にお招きいただき、ありがとうございました。静岡県立森林公園がある尾野はよく車で通るエリアなのですが、初めて参加させていただき、山の中に入ってみると、木がいくつも枯れていて、切り株も多く、東日本大震災のダメージはこんなにも深刻だったのかと、改めて実感いたしました。私たちは地元の企業ですが、アデランスの皆様がしっかりと活動されているのを見て感動し、植樹した幼樹の添え木を固定するための杭を、最後には思い切り打たせていただきました。大変貴重な体験となりました。

■静岡県立森林公園での活動について

 静岡県立森林公園は、アカマツ林を主体とした自然の景観として県民に親しまれ、環境省からも「生物多様性保全上重要な里地里山」として選定されるなど、希少生物の生息地としても評価されています。しかし、2011年の東日本大震災の影響で、松くい虫防除剤の空中散布用のヘリコプターが確保できず、松くい虫の被害が激増。そのため、園内の広範囲に純林として存在していたアカマツ林が、10年前の約1/3程度にまで減少しています。こうした状況から当社では、2019年に同地のアカマツ林再生活動への協力を民間企業として初めて開始しました。本活動において、静岡県から多年にわたる環境の緑化、自然保護活動が評価され、当社は2024年9月に、「令和6年度 しずおか未来の森サポーター 知事褒賞」を受賞いたしました。

アカマツの木 ~成長の記録~

■フォンテーヌ緑の森キャンペーンについて

 アデランスでは、使われなくなったウィッグの回収を促す環境キャンペーン「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を、2009年から実施しています。本キャンペーンの一環として、2019年4月に、静岡県と合同会社ツバルの森(本社:東京都渋谷区、代表社員:三嶋 浩太)の3者で「しずおか未来の森サポーター協定」を締結し、当時民間企業として初めて「静岡県立森林公園でのアカマツ林再生プロジェクト」への協力を開始しました。

 「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」は、期間中にウィッグ回収にご協力いただいたお客様の売上の一部を利用し苗木の植林を行うものです。植林支援は、環境コミュニケーションを推進する「ツバルの森」を通じて行われ、2009年の活動開始から16年で環境保全面積は累計27,789㎡(東京ドーム半分以上の面積)となり、活動の範囲も年々広がっています。

環境保全面積(累計)

2009年度:  406 ㎡   2018年度: 22,776 ㎡

2010年度:  1,813 ㎡  2019年度: 24,083 ㎡

2011年度:  2,063 ㎡  2020年度: 25,089 ㎡

2012年度:  2,531 ㎡  2021年度: 25,989 ㎡

2013年度:  3,469 ㎡  2022年度: 26,989 ㎡

2014年度:  5,013 ㎡  2023年度: 27,789 ㎡

2015年度:  6,825 ㎡  2024年度: 27,789 ㎡

2016年度:  7,875 ㎡ ※2024年度は苗作りを主に実施

2017年度: 12,459 ㎡

環境保全面積は、植林の場合は植林本数に応じた面積、環境保全団体への支援の場合は当該団体の管理面積と当社からの支援比率をもとに、試算した累計値になります。

『フォンテーヌ緑の森』への植林活動

期間:2009年~ 

場所:山梨県笛吹市

内容:不要となったウィッグの適切な処理と、緑を増やす植林活動をリンクさせることを目的として、2009年よりスタートしました。8年間での合計植林本数は1,200本以上となり、初年度に植えた苗木は大人の背丈ほどにすくすくと成長しています。2016年に対象エリアの植林が完了しております。

NPO法人さくら並木ネットワークへの支援

期間:2016年~

場所:東北・三陸地方

内容:2011年に発生した東日本大震災による津波到達地に桜を植林することで、津波被害を後世に伝える活動を行うNPO法人さくら並木ネットワークをサポートしています。当社社員も現地に行き、植林活動に参加しました。2022年からは、同法人の活動で、新たに桜を植えることから、これまで植えた桜を育てる活動にシフトされています。当社としても、同法人の活動のサポートを続けています。

アデランスのCSR活動について

 アデランスグループのCSR活動は、「社会的価値を持った活動」をさらに深め、広げていくことで、お客様や社会からの信頼に基づいた、健全で永続的な企業成長を目指すものです。こうした活動を「事業と一体化した価値共創型CSR」として進めています。

アデランスのSDGsに対する取り組み

 アデランスグループは、グローバルに事業を展開する企業として、SDGsで掲げられる、世界が直面するさまざまな課題と真摯に向き合い、事業を通じた社会課題の解決を図ることで、持続可能な社会の実現に寄与し、持続的な成長を目指していきます。

株式会社アデランスは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

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ビジネスカテゴリ
環境・エコ・リサイクル
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会社概要

株式会社アデランス

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URL
http://www.aderans.com/index.html
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都品川区東品川四丁目12番6号 品川シーサイドキャナルタワー
電話番号
-
代表者名
鈴木 洋昌
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1969年03月