【新国立劇場】トークセッション「演出家が語る“こつこつ つくる”!」4/17(木)開催決定!

1年をかけて作品を育てていく「こつこつプロジェクト」に参加した3人の演出家 西沢栄治、船岩祐太、柳沼昭徳が集結!小川絵梨子芸術監督と共に「こつこつプロジェクト」での創作を振り返る

文化庁

(左から)西沢栄治、船岩祐太、柳沼昭徳、小川絵梨子

小川絵梨子芸術監督就任時よりスタートした「こつこつプロジェクト」。上演を前提とせず、1年間という期間の中で、参加者が話し合いや試演を重ねて作品理解を深めながら、より豊かな作品づくりをおこなっていく企画です。

この度、このプロジェクトから生まれた3作品の演出家が集い、小川絵梨子芸術監督と共に、「こつこつプロジェクト」での創作を振り返るトークイベントの開催が決定いたしました!

登壇するのは、『あーぶくたった、にいたった』(2021年)の演出を担当した西沢栄治、『テーバイ』(2024年)の構成・上演台本・演出の船岩祐太、そして2025年4月に開幕するこつこつプロジェクトStudio公演『夜の道づれ』の演出 柳沼昭徳。日本では1カ月から1か月半程度の稽古を経た後上演するというスパンでの創作が多い中、1年という長い期間をかけて、トライアンドエラーを繰り返して作品を育てていく創作手法を経験し、どのような手ごたえがあったのか──三者三様の創作過程を語り合います。

<ギャラリープロジェクトとは…>

新国立劇場では演劇芸術監督 小川絵梨子の方針の下、演劇の作り手の方々との交流を深め積極的に連携して、幅広い観客層に演劇をお届けしたいと思っています。そのために実施している一般のお客様に向けてのワークショップや講演などの演劇イベントの総称が「ギャラリープロジェクト」です。

<ギャラリープロジェクト>トークセッション 演劇噺Vol.19~演出家が語る"こつこつ つくる"!~

●日時:2025年4月17日(木)18:30開演 ※75分程度を予定 

●会場:新国立劇場 小劇場

●出演:西沢栄治(『あーぶくたった、にいたった』演出)

    船岩祐太(『テーバイ』構成・上演台本・演出)

    柳沼昭徳(『夜の道づれ』演出)

    小川絵梨子(新国立劇場演劇芸術監督)

●進行役:大堀久美子(編集者・ライター)

●料金:無料・自由席(要予約)・先着順  ※どなたでもお申込可能です。

●受付期間:2025年2月21日(金)12:00~4月16日(水)23:59


登壇者プロフィール

西沢栄治

1971年 東京生まれ。演出家。ギリシャ劇や歌舞伎などの古典から現代劇まで、まっすぐに芝居をつくる心意気で活動中。04 年、日本演出家協会主催の「若手演出家コンクール 2003」にて最優秀賞を受賞。主な演出作品に、『ハイライフ』『フランドン農学校の豚』『楽屋』『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』、「喜劇昭和の世界」三部作シリーズ、『天保十二年のシェイクスピア』『わが町』『四谷怪談』『夏の夜の夢』『ヴェニスの商人』『牡丹燈籠』『女の平和』などがある。 新国立劇場では、「こつこつプロジェクト」第1期に参加し、演出を担当した『あーぶくたった、にいたった』が2021年12月に上演された。


船岩祐太

桐朋学園芸術短期大学芸術科演劇専攻卒業。地人会の木村光一氏、演劇企画集団THE・ガジラの鐘下辰男氏に師事。また小劇場から商業演劇まで様々な作品に演出助手、演出部として参加。2007年に演劇集団 砂地を結成。演劇集団 砂地では古典戯曲を原典とした作品を中心に発表。主な作品に演劇集団 砂地『Disk』(世田谷ネクストジェネレーション)『アトレウス』、『楡の木陰の欲望』『胎内』など。新国立劇場では、「こつこつプロジェクト」第2期に参加し、構成・上演台本・演出を担当した『テーバイ』が2024年11月に上演された。


柳沼昭徳

近畿大学在学中の1999年に「烏丸ストロークロック」を旗揚げ、京都を拠点に国内各地で演劇活動を行う。作品のモチーフとなる地域での取材やフィールドワークを元に短編作品を重ね、数年かけて長編作品へと昇華させていく創作スタイルが評価されている。 2015年京都芸術センター主催演劇計画Ⅱ『新・内山』にて第60回岸田國士戯曲賞にノミネートされる。18年、20年と東京芸術劇場 芸劇eyesにて『まほろばの景』シリーズを上演、話題を呼ぶ。平成28年度京都市芸術新人賞受賞。新国立劇場では、「こつこつプロジェクト」第2期・第3期に参加し、2025年4月に開幕する、こつこつプロジェクトStudio公演『夜の道づれ』の演出を手掛ける。


小川絵梨子

2004年、ニューヨーク・アクターズスタジオ大学院演出部卒業。06~07年、平成17年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修生。18年9月より新国立劇場の演劇芸術監督に就任。
近年の演出作品に、『ART』『おやすみ、お母さん』『管理人/THE CARETAKER』『ダウト~疑いについての寓話』『検察側の証人』『ほんとうのハウンド警部』『死と乙女』『熱帯樹』『出口なし』『FUN HOME』『死の舞踏/令嬢ジュリー』『RED』など。新国立劇場では『ピローマン』『デカローグ』『レオポルトシュタット』『アンチポデス』『キネマの天地』『タージマハルの衛兵』『骨と十字架』『スカイライト』『1984』『マリアの首-幻に長崎を想う曲-』『星ノ数ホド』『OPUS/作品』の演出のほか、『東京ローズ』『かもめ』『ウィンズロウ・ボーイ』の翻訳も手がけた。

新国立劇場

新国立劇場

新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇という現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立劇場として、1997 年秋に開場しました。オペラパレス、中劇場、小劇場の特色ある3つの劇場を有し、年間約250ステージの主催公演を実施しています。

オペラ部門は2018年9月に世界的指揮者の大野和士が芸術監督に就任し、世界の主要歌劇場と比肩する水準のオペラ公演を年間およそ10本上演すると共に、高校生のためのオペラ鑑賞教室の実施等を行っています。

次代を担うアーティスト育成も新国立劇場の事業の大きな柱の一つであり、オペラ、バレエ、演劇の3つ研修所を擁し、充実した研修を実施しています。

所在地:東京都渋谷区本町1-1-1
 https://www.nntt.jac.go.jp/

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業種
官公庁・地方自治体
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京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
電話番号
075-451-4111
代表者名
都倉俊一
上場
未上場
資本金
-
設立
1968年06月