株式会社リプロセルと株式会社JTBが業務提携 ~iPS細胞の作製・保管 「Personal iPS(パーソナルiPS)」の国内・訪日外国人への提供開始~
株式会社リプロセル(本社:神奈川県、以下「リプロセル」)と株式会社 JTB(本社:東京都、以下「JTB」)は、リプロセルが個人向けiPS細胞作製サービスとして提供している「Personal iPS(パーソナルiPS)」について、日本国内に加えて、訪日外国人を対象とした販売展開をJTBが設立した医療コーディネーター部門のジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)を通じて開始いたします。
【背景・経緯】
ヒトのiPS細胞は、2007年に京都大学の山中伸弥教授によって初めて樹立されました。 iPS細胞は、様々な細胞に分化する能力 (多能性) を持っていることから一般に「万能細胞」と呼ばれており、現在世界中で再生医療を中心とした研究に利用されています。そして、iPS細胞を使った再生医療は、これらの疾患に苦しむ患者へ全く新しい治療法を提供する可能性が期待されています。
経済産業省の試算(「再生医療の実用化・産業化に関する研究会」の最終報告書*)によると、再生医療産業のグローバルでの市場規模予測は2030年で約17兆円、2050年で約53兆円となっており、今後、巨大市場に成長することが見込まれています。また、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」並びに「薬事法等の一部を改正する法律」が2014年(平成26年)11月25日に施行され、本法律の施行により、日本は世界で再生医療の産業化に適した環境が整いつつあります。
*平成25年経済産業省:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002v591-att/2r9852000002v5dn.pdf
【概要】
日本で初めて樹立されたヒトのiPS細胞による再生医療は、日本だけでなく海外からも注目をされています。現在、日本の医療機関で行われている臨床研究が、今後新たな医療として疾患に苦しむ国内外の患者に対し治療が行われることが見込まれており、その成果による医療の発展を多くの患者が待ち望んでいます。
リプロセルとJTBは、こうしたニーズに応えるため、日本のiPS細胞による再生医療技術の発展や日本の医療インバウンドの活性化に寄与するべく、個人向けサービス「パーソナルiPS」を日本国内だけでなく、JTBの医療コーディネーターとしての知見を活用して海外へのサービス提供体制を整えました。
<両社が協業する主な分野および役割>
【リプロセルの役割】
・iPS細胞の作製及び保管
・iPS細胞保管証明書の発行
【JTBの役割】
・「Personal iPS(パーソナルiPS)」の国内・海外への販売
・iPS細胞作製希望者に対する予約申し込みや費用の代行収受等対応
<今後両社で取り組む内容>
・iPS細胞保管者に対する情報提供サイトの開設と発信(23年度開設予定)
・iPS細胞を使った日本での再生医療治療が開始された際の外国人患者に対するJMHCを通じた医療コーディネート
・取扱目標 初年度300件(海外)
<協業スキーム>
【Personal iPS(パーソナルiPS)】
パーソナルiPSは、 日本で唯一、尿や歯からiPS細胞を作製する技術を活用した、全く新しい個人向けサービスで
作製・保管されたiPS細胞の活用は、患者一人ひとりに合った医療を実現するために、ドナーに依存しない次世代の再生医療として、将来、拒絶反応の起こらない移植手術などの再生医療が可能になることを示しています。各国でiPS細胞の研究が進み、再生医療の分野でそのニーズは大きく広がっています。
URL :https://personalips.com/
※「Personal iPS」は、株式会社リプロセルの登録商標です。
■株式会社リプロセルについて
リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発のバイオベンチャー企業として設立されました。当時から、iPS細胞の基盤となるES細胞を用いた研究開発を行っており、当分野において長年蓄積してきた技術やノウハウにより、世界トップ30の製薬企業のうち9割との取引実績を有します。また、京都大学や東京大学からの特許の使用権を受け、細胞培養技術を有することで、日本のiPS細胞の臨床研究施設・医療機関のほとんどに使用されています。
高品質で臨床応用に適したiPS細胞を作製する技術により開発されたリプロセルの培養液は、世界で初めてヒトiPS細胞を樹立した山中教授の実験に使用され、その後ヒトiPS細胞由来心筋細胞の世界初の上市に成功しています。リプロセルは、iPS細胞の分野のリーディングカンパニーです。
本社 :神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目8-11 メットライフ新横浜ビル9階
設立 :2003年2月26日
URL :https://reprocell.co.jp/
■JTB について
JTB は「交流創造事業」を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、様々な人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。人と人、人と場所、人とコトをつなぎ、新たな価値を創出、デジタル&ヒューマンタッチで地域に新たなイノベーションを起こすことをめざしています。
社名 : 株式会社 JTB
本社 :東京都品川区東品川 2-3-11
創立:1912 年 3 月
URL:https://www.jtbcorp.jp/jp/
【ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)について】
JTBが2010年4月に設立した医療コーディネートを行う専門部署です。旅行会社ならではの視点や国際ネットワークを活用し、医療機関への受入調整手続きから受療までのサポートや医療滞在ビザの引受業務など総合的にサポートサービスを提供し、日本の医療の国際化に貢献すべく活動しています。2011年には、医療滞在ビザの身元保証機関の登録の第一号(A-001)、2015年には経済産業省外郭団体である一般社団法人Medical Excellence JAPANより、医療渡航支援企業として第一号の認証を受けております(MEJ-AMTAC-001)。
■Personal iPSに関する問い合わせ先
株式会社リプロセル
email アドレス: Personal-iPS_info@reprocell.com
■Personal iPSの販売に関する問い合わせ先
JTB ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)
Personal iPS紹介サイト https://j-medical-healthcare.com/jmhc/ips/
email アドレス:jmhc_info@j-medical-healthcare.com
ヒトのiPS細胞は、2007年に京都大学の山中伸弥教授によって初めて樹立されました。 iPS細胞は、様々な細胞に分化する能力 (多能性) を持っていることから一般に「万能細胞」と呼ばれており、現在世界中で再生医療を中心とした研究に利用されています。そして、iPS細胞を使った再生医療は、これらの疾患に苦しむ患者へ全く新しい治療法を提供する可能性が期待されています。
経済産業省の試算(「再生医療の実用化・産業化に関する研究会」の最終報告書*)によると、再生医療産業のグローバルでの市場規模予測は2030年で約17兆円、2050年で約53兆円となっており、今後、巨大市場に成長することが見込まれています。また、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」並びに「薬事法等の一部を改正する法律」が2014年(平成26年)11月25日に施行され、本法律の施行により、日本は世界で再生医療の産業化に適した環境が整いつつあります。
*平成25年経済産業省:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002v591-att/2r9852000002v5dn.pdf
【概要】
日本で初めて樹立されたヒトのiPS細胞による再生医療は、日本だけでなく海外からも注目をされています。現在、日本の医療機関で行われている臨床研究が、今後新たな医療として疾患に苦しむ国内外の患者に対し治療が行われることが見込まれており、その成果による医療の発展を多くの患者が待ち望んでいます。
リプロセルとJTBは、こうしたニーズに応えるため、日本のiPS細胞による再生医療技術の発展や日本の医療インバウンドの活性化に寄与するべく、個人向けサービス「パーソナルiPS」を日本国内だけでなく、JTBの医療コーディネーターとしての知見を活用して海外へのサービス提供体制を整えました。
<両社が協業する主な分野および役割>
【リプロセルの役割】
・iPS細胞の作製及び保管
・iPS細胞保管証明書の発行
【JTBの役割】
・「Personal iPS(パーソナルiPS)」の国内・海外への販売
・iPS細胞作製希望者に対する予約申し込みや費用の代行収受等対応
<今後両社で取り組む内容>
・iPS細胞保管者に対する情報提供サイトの開設と発信(23年度開設予定)
・iPS細胞を使った日本での再生医療治療が開始された際の外国人患者に対するJMHCを通じた医療コーディネート
・取扱目標 初年度300件(海外)
<協業スキーム>
【Personal iPS(パーソナルiPS)】
パーソナルiPSは、 日本で唯一、尿や歯からiPS細胞を作製する技術を活用した、全く新しい個人向けサービスで
す。作製したiPS細胞を冷凍保存し、未来の疾病治療に備えます。
作製・保管されたiPS細胞の活用は、患者一人ひとりに合った医療を実現するために、ドナーに依存しない次世代の再生医療として、将来、拒絶反応の起こらない移植手術などの再生医療が可能になることを示しています。各国でiPS細胞の研究が進み、再生医療の分野でそのニーズは大きく広がっています。
URL :https://personalips.com/
※「Personal iPS」は、株式会社リプロセルの登録商標です。
■株式会社リプロセルについて
リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発のバイオベンチャー企業として設立されました。当時から、iPS細胞の基盤となるES細胞を用いた研究開発を行っており、当分野において長年蓄積してきた技術やノウハウにより、世界トップ30の製薬企業のうち9割との取引実績を有します。また、京都大学や東京大学からの特許の使用権を受け、細胞培養技術を有することで、日本のiPS細胞の臨床研究施設・医療機関のほとんどに使用されています。
高品質で臨床応用に適したiPS細胞を作製する技術により開発されたリプロセルの培養液は、世界で初めてヒトiPS細胞を樹立した山中教授の実験に使用され、その後ヒトiPS細胞由来心筋細胞の世界初の上市に成功しています。リプロセルは、iPS細胞の分野のリーディングカンパニーです。
本社 :神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目8-11 メットライフ新横浜ビル9階
設立 :2003年2月26日
URL :https://reprocell.co.jp/
■JTB について
JTB は「交流創造事業」を事業ドメインとし、全国に広がるネットワークを生かし、様々な人流・物流・商流の創造による交流人口の拡大を通じて、地域や観光事業者の課題を解決するお手伝いをしています。人と人、人と場所、人とコトをつなぎ、新たな価値を創出、デジタル&ヒューマンタッチで地域に新たなイノベーションを起こすことをめざしています。
社名 : 株式会社 JTB
本社 :東京都品川区東品川 2-3-11
創立:1912 年 3 月
URL:https://www.jtbcorp.jp/jp/
【ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)について】
JTBが2010年4月に設立した医療コーディネートを行う専門部署です。旅行会社ならではの視点や国際ネットワークを活用し、医療機関への受入調整手続きから受療までのサポートや医療滞在ビザの引受業務など総合的にサポートサービスを提供し、日本の医療の国際化に貢献すべく活動しています。2011年には、医療滞在ビザの身元保証機関の登録の第一号(A-001)、2015年には経済産業省外郭団体である一般社団法人Medical Excellence JAPANより、医療渡航支援企業として第一号の認証を受けております(MEJ-AMTAC-001)。
■Personal iPSに関する問い合わせ先
株式会社リプロセル
email アドレス: Personal-iPS_info@reprocell.com
■Personal iPSの販売に関する問い合わせ先
JTB ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)
Personal iPS紹介サイト https://j-medical-healthcare.com/jmhc/ips/
email アドレス:jmhc_info@j-medical-healthcare.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像